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シンタビアがAMCMのM4K-4プリンター2台によりロケット製造能力を強化

新プリンターの購入により、ロケット印刷の範囲が大幅拡大

米フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 航空・防衛・宇宙産業向けの極めて重要な熱工学的部品を設計・付加製造するシンタビアは本日、ドイツのシュタルンベルクにあるAMCM GmbH から2台のM4K-4プリンターを購入したと発表しました。この2台の新しいM4K-4はいずれも、商業的に成功したEOS M400-4プリンターを大型化したものであり、4つの1kWレーザーを使用して、450mm x 450mm x 1mの寸法の単一ユニット部品を印刷できます。シンタビアは北米最大手のロケット用プリンター業者の1社として、この新しいマシンを使用して、急成長する商業宇宙産業向けに推進室の設計・製造サービスの当社ポートフォリオを拡大していきます。

シンタビアのブライアン・ネフ最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「3年前に当社初のM400-4を購入して以来、シンタビアは膨大なリソースを費やしながら、ロケットの推進室に見られるような極薄壁をクアッドレーザーで印刷できるよう、再現可能で確実な製造手順を開発してきました。これで当社は8台のM400-4クアッドレーザープリンターを持つことになり、M400-4で採用した戦略がこれらの新しいM4K-4ユニットでも同じよう成功すると期待しています。当社が宇宙産業の商業顧客向けにM4K-4の利用範囲を拡大できる北米初のロケット用プリンター業者となることはうれしい限りです。」

EOSの関連企業であるAMCMにより開発されたM4K-4は、EOS M400-4プリンターの奥行きと幅を拡大したモデルであり、より強力なレーザーと強化された冷却システムを備えています。M400-4が設計された大きな理由は商業ロケット打ち上げの顧客からの要求に応えるためであり、これらの顧客は従来の連結工程を減らして推進室の組み立てを最適化する方法を求めていました。現在製造されている既存の商業ロケットの大部分について、M4K-4は最適化された再生冷却管を含め、推進室アセンブリー全体を単一ユニットで製造できるため、製造の複雑さと時間が大幅に削減されます。今回の新しい2台のプリンターは2021年6月と7月に納入され、高性能銅ニッケル合金に取り付けられます。

シンタビアについて

シンタビアは、航空・防衛・宇宙産業向けに新世代の航空機・発射体製品を設計・3D印刷しています。当社は150ミクロン未満の複雑な構造壁を持つ熱工学的部品を設計し、連続印刷できるため、従来の製造方法では達成できなかった性能レベルを引きだしました。精密後処理装置、完全装備された機械的検査機器、総合的な金属・粉体研究室に加え、26台の高速プリンターを同じ施設内に設置しているシンタビアは、航空宇宙アプリケーション向け高品質部品のパラメーター最適化・連続製造・監査を実現しています。付加製造事業者グリーントレード協会の設立会員であるシンタビアは業界最高水準の品質基準を追求しており、Nadcap認証など複数の航空宇宙認証を取得しています。

詳細情報については、http://www.sintavia.comをご覧ください。

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Contacts

Sintavia, LLC
Lindsay Lewis, Marketing Manager
+1 954.474.7800

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