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ザ エスティ ローダー カンパニーズ、新設のエンタープライズ・マーケティング担当執行副社長兼最高データ責任者へのジェーン・ローダーの任命を発表

ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- ザ エスティ ローダー カンパニーズ(NYSE:EL)は本日、ジェーン・ローダーを2020年7月1日付けで新設のエンタープライズ・マーケティング担当執行副社長兼最高データ責任者に任命すると発表しました。ジェーン・ローダーは、ザ エスティ ローダー カンパニーズ(ELC)のファブリチオ・フリーダ社長兼最高経営責任者(CEO)の下で勤務します。クリニークでのローダーの後継者として、ミシェル・フレイリ氏が2020年7月1日付けでクリニークの上席副社長兼ゼネラルマネジャーとして入社します。

ELC初のエンタープライズ・マーケティング兼最高データ責任者として、ローダーは全社的戦略を主導し、ELCの成長を推進するためにデータ駆動でデジタル志向の優先事項を構築します。膨大な価値あるデータを最適化し、当社の分析力を組み合わせて、画期的なマーケティングとクリエイティブの推進を目指します。

フリーダは、次のように述べています。「当社は、高度なデータ分析から得た消費者インサイトを活用したトップクラスの高品質製品の提供に注力しており、ジェーン・ローダーはこの重要な事業領域を率いるのに申し分のない人材だと確信しています。クリニークのグローバル・ブランド社長、およびデータ主導のインサイトと独創性を組み合わせたELCの全社的取り組みのリーダーとして、ブランドレベルと全社レベルでの堅調な長期的成長を推し進めるためにデータ能力と分析能力を活かして成功を収めてきました。消費者のハイタッチ体験と、データ分析およびインサイトの両方を理解しているローダーの貴重な資質により、当社の革新的な製品提供と顧客体験を世界的に強化できるでしょう。ローダーが新しい職務に就くことで、一層緊密に協力できると期待しています。」

ローダーは、20年を超える美容業界経験の持ち主であり、ザ エスティ ローダー カンパニーズには23年以上勤務しています。クリニークのグローバル・ブランド社長として、ローダーはブランド戦略、販売、製品イノベーション、消費者リーチの変革を導き、ブランドを堅調な長期的成長の軌道に乗せました。ローダーの指揮の下、クリニークは3分の1近い製品収益を低成長販売チャネルから高成長チャネルへと抜本的に移行させ、クリニークのオンライン事業を3倍に拡大しました。また、「モイスチャー サージ 72 ハイドレーター」や「クリニークiD」などの画期的な製品とClinique ClinicalReality™の革新技術の開発も監督し、臨床効果、およびハイタッチ・サービスとパーソナライズにより、スキンケア界でのブランドの位置付けを高めました。最近数カ月に主要市場全体でクリニークの市場シェアが拡大したことは、ブランドの再建の証しです。

またローダーは、ELCの全社的な変革プログラムも統括します。これは、データと分析能力をクリエイティビティと組み合わせて、ELCの事業とデジタル分野での目標を推進するものです。新しい職務でローダーは引き続き、全社的にこの能力を推進していきます。スタンフォード大学の卒業生であり、カリフォルニアを拠点とする世界的なチケット販売およびイベント・テクノロジー・プラットフォームのイベントブライトで取締役を務めるローダーのシリコンバレーとの深いつながりが、新しい職務で生かされるでしょう。

ローダーの組織には、BI&A、コーポレート・マーケティング、マーケティング&コンシューマー・サポーテッド・テクノロジー(データ、マーケティング、消費者対応技術の先進的なポートフォリオ管理アプローチ)が含まれます。ELCのビジネス・インサイト&アナリティクス(BI&A)グループが中心的な役割を担い、ローダーに直属するとともに、執行副社長兼最高財務責任者のトレーシー・T・トラビスとも関係します。ローダーのリーダーシップにより、BI&Aはブランド、職能、パートナー、従業員全体で価値を発揮する当社の能力を推進し続けることができるでしょう。

ローダーは、地域コーポレート・マーケティング組織、コンシューマー&プロダクト・マーケティング・インサイト、グローバル・コンシューマー・ケア、マーケティング・プランニング、A&P効果を含む世界的なコーポレート・マーケティングの職能を統括します。事業部門間でのデータ交換を促して自由に流通させることで、これらのチームが戦略的インサイトをより効果的に掘り下げ、分析して共有できるようにします。また、クロスチャネルのデータ統合を強化して、マーケティングのパーソナル化と真のオムニチャネル・アクティベーションを前進させます。

加えてローダーとそのチームは、ELCが、戦略的なデジタル・パートナーシップ管理に対する組織化されたアプローチを通じて最先端のデジタル・イノベーションを活用できるようにします。これには、フェイスブックやグーグルなどのトップ組織との画期的なマーケティング・パートナーシップが含まれます。ローダーのチームは、マーケティング、デジタル・イノベーション、消費者エンゲージメント分野で影響力のある新興のプラットフォームや企業を見出して、関係を深めます。

最後にローダーは、マーケティング・チームとコンシューマー・エンゲージメント・チームの人材管理と能力開発への投資を戦略的に深化させることにも責任を持ち、人材開発、採用、画期的な研修・教育プログラムの改善を進め、ELCをブランド構築、マーケティング、消費者エンゲージメントに関する世界各地のクラス最高の人材に選ばれる就職先企業へと進化させます。

ザ エスティ ローダー カンパニーズについて

ザ エスティ ローダー カンパニーズは、高品質のスキンケア、メークアップ、フレグランス、ヘアケア製品を製造・販売する世界的リーダー企業の1つです。当社の製品は約150の国と地域で販売され、そのブランドには、エスティ ローダー、アラミス、クリニーク、プリスクリプティブ、ラボ シリーズ、オリジンズ、トミー ヒルフィガー、M・A・C、キトン、ラ・メール、ボビイ ブラウン、ダナ キャラン ニューヨーク、DKNY、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、バンブル アンド バンブル、マイケル コース、ダルファン、トム フォード、スマッシュボックス、エルメネジルド ゼニア、エアリン、ロダン オリオルッソ、ルラボ、エディション・ドゥ・パルファン・フレデリック・マル、グラムグロー、バイ・キリアン、ベッカ、トゥー フェイスド、ドクタージャルトがあります。

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