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アマゾン ウェブ サービスとブンデスリーガが「Bundesliga Match Facts Powered by AWS」でリアルタイム・ゲーム分析を提供

AWS機械学習およびアナリティクスがドイツのトップ・サッカーリーグのファン体験を強化し、Average PositionsやxGoalsを含む新たな高度な統計を提供

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 本日、アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)グループ企業のアマゾン ウェブ サービス(AWS)とドイツのブンデスリーガは、Bundesliga Match Facts powered by AWSの最初の2つを開始します。このサービスが初めて提供される試合は、今晩中央欧州時間18時30分から200カ国以上でテレビ放映されるボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンのハイライト・マッチです。2つの新たな統計であるAverage PositionsとExpected Goals(xGoals)により、ファンはチームが意図しているプレー・スタイルについて深い情報を得ることができます。この情報は、フィールドでの選手の位置の追跡から得られたデータに対して実行されるリアルタイム分析をベースとしており、選手がゴールを決める確率も提供されます。このドイツでトップの全国サッカー・リーグは、機械学習とアナリティクスを含むAWS独自のクラウド・サービスを活用し、2020年のシーズンから高度な情報を追加していきます。AWSとブンデスリーガはリアルタイムの高度な統計とゲーム分析を世界で初めて独自に組み合わせ、世界中のファンに届けます。

Bundesliga Match Factsは、ゲームの生映像フィードからデータを収集してAWSにストリーミングして分析することで生成され、それがリアルタイムの統計として世界各地の放送視聴者に提供されます。この統計は、ピッチでの意思決定に関係する戦略や各シュートのゴール確率などについて、視聴者の理解を深めます。5月26日現在、Average Positionsはブンデスリーガの試合の今後の放送で提供され、xGoalsはハイライト・マッチで提供されることになっています。

2つの新たなBundesliga Match Facts powered by AWSの概要

Average Positions:ファンは、ピッチ上でのチームの選手のポジショニングを見て、チームが意図するプレー・スタイルについて情報を得ることができます。Average Positionsは、フィールドでの選手の平均的位置の追跡から得られたデータに対して実行される分析に基づいて新たな情報を提供し、これはリアルタイムで表示されます。このBundesliga Match Factでは、視聴者はフィールドでの現在の流れについて知り、戦術の変化を理解できるようになります。この新しい統計は、チームが攻撃を準備しているのか、防御スタイルを構築しているのか、中央で押しているか、ウイングを利用しているのかを理解する手がかりとなります。各選手の平均位置とポジションをリアルタイムで表示することで、Average Positionsは、ゲームの進行と共に変化する戦術をファンが理解できるようにします。

xGoals:機械学習モデルの構築、トレーニング、導入を行うことができるフルマネージド・サービスのAmazon SageMakerを使用することで、ブンデスリーガは選手がフィールドのどの位置からシュートをする場合でも、ゴールに成功する確率を評価できるようになりました。ゴール確率は、すべてのシュートに関してリアルタイムで計算され、シュートの難しさとゴールの成功率についての情報が視聴者に提供されます。xGoalsの精密な計算を可能にする機械学習モデルは、過去の4万回のシュートを分析してトレーニングされており、ゴールまでの距離、ゴールとの角度、選手のスピード、シュートの経路上にいるディフェンダーの数、ゴールキーパーのカバー範囲といった位置的データから得られた諸属性も考慮されています。

DFLグループのデジタル・イノベーション担当執行副社長のAndreas Heydenは、このように語っています。「ブンデスリーガでは、統計、アナリティクス、機械学習を含むAWSのこの高度な技術を使用してデータを解釈し、ピッチ上で瞬時に行われる意思決定に関して、より深い情報と優れた理解を提供することができます。Bundesliga Match Factsを利用することで、視聴者はそれぞれのマッチでの重要な決断について深い理解を得ることができます。」

AWSのEMEA担当副社長兼マネジングディレクターのAndy Isherwoodは、このように述べています。「AWSは、ブンデスリーガがこれまでにないゲームへの深い洞察を提供することで放送視聴体験を強化する手助けをしています。AWSにより、ブンデスリーガは未来のプレーと結果を予測するためのリアルタイム統計を提供することができます。この2つの新しい統計はサッカー・ファンにお届けできるものの始まりに過ぎません。私たちは、世界中の視聴者への情報提供、エンゲージメント、楽しみの新たな方法を開拓していくことを楽しみにしています。」

サッカー・ファンは、Match Facts powered by AWSを含む最新のブンデスリーガの行動をBundesliga.comでフォローできます。フェイスブックツイッターインスタグラムの公式チャネルもご利用ください。

アマゾン ウェブ サービスについて

14年にわたり、アマゾン ウェブ サービスは世界で最も包括的で広く導入されているクラウド・プラットフォームとなってきました。AWSは、演算、保存、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、ロボット工学、機械学習、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティー、ハイブリッド、仮想現実と拡張現実(VR、AR)、メディア、アプリケーション開発、導入、管理のための175個を超えるフル機能のサービスを24個の地域にある76個のアベイラビリティーゾーン(AZ)から提供しています。また、インドネシア、日本、スペインでさらに9個のアベイラビリティーゾーンと3個のAWSリージョンの計画が発表されています。最も急成長している新興企業、大企業、主要政府機関を含む数百万のお客さまが、AWSを信頼してインフラストラクチャーを強化し、即応性を高め、コストを引き下げています。AWSの詳細については、aws.amazon.comをご覧ください。

アマゾンについて

アマゾンは、4つの指針として、競争よりも顧客に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。利用者レビュー、ワンクリック・ショッピング、個人に合わせたお勧め、プライム、アマゾン・フルフィルメント、AWS、Kindleダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fireタブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaは、アマゾンが先駆的に開始した商品・サービスの例です。詳細情報については、amazon.com/aboutをご覧いただき、@AmazonNewsをフォローしてください。

ブンデスリーガについて

ブンデスリーガは、ドイツで最上位のプロサッカー・リーグです。このリーグは1963年に設立され、ブンデスリーガ2部との間で昇格・降格が行われる18チームで構成されています。ブンデスリーガは200カ国以上でテレビ放映され、DFLドイツ・サッカー・リーグ機構によって運営されています。

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