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患者安全運動財団が新会長を任命、2030年までの予防可能な患者死亡ゼロに向けた意欲的活動を発表

現在までに36万6353人以上の生命が救われる/マイケル・A・E・ラムゼイ(MD、FRCA)が病院での予防可能な死亡の根絶を目指す国際的非営利団体を指揮

米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 医療エコシステムに関与する人々の結集、患者死亡の原因となる課題の特定、それらを軽減する実施可能なソリューションの創出に専心する国際的非営利団体の患者安全運動財団(PSMF)は、マイケル・A・E・ラムゼイ(MD、FRCA)を理事会の新会長に任命したことを発表します。当財団は、その使命、構想、価値を更新しながら、患者の健康・安全に対する誓約を再確認し、2030年までに予防可能な患者死亡ゼロを達成するという目標を再構築します。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20200310005733/en/

2013年から長らくPSMFの理事を務めるラムゼイ医師は、1980年代から麻酔界で患者安全を唱道し、当財団が定めた価値と原則を体現する方です。ラムゼイ医師は著名な医療専門家であり、現在はベイラー・スコット&ホワイト研究所の所長として臨床的に意義のある研究活動の先頭に立っています。救命救急室の患者の鎮静の深さを解釈するために設計され、世界的に採用されているツールのラムゼイ鎮静スケールの開発・導入で有名です。また、テキサス州ダラスのベイラー大学医療センターの麻酔・疼痛管理科長も務めています。

患者安全運動財団の創設者で前理事会会長のジョー・キアニは、次のように述べています。「患者安全運動は発足からの8年間で極めて大きな勢いを達成しました。この重要な活動を盛り上げることは私のライフワークの非常に大きな部分を占めており、私たちの共通の構想を情熱と熱意で今後に向けて発展させるべくラムゼイ医師にバトンを渡すことができて、感激しています。」

当財団はこれまでに下記を達成しました。

  • 2013年から36万6353人を救命
  • 48カ国で誓約病院を確保
  • 54カ国にパートナー・グループ(病院、オープンデータ誓約、その他のパートナー)を確保
  • 計4793軒の誓約病院を確保
  • 計92件の誓約を確保
  • 計94のパートナーを確保
  • 2019年だけで計9万3276人を救命

当財団は2020年までに予防可能な患者死亡ゼロを達成するという以前の目標を達成できませんでしたが、誓約を更新し、新たな目標を2030年とします。

ラムゼイ医師は、「患者安全運動財団理事会の会長に任命されたことを大変名誉に思います。生命が救われ、患者の被害を防止できています。私たちは途方もなく重要な目標を共有し、これまでに大きな飛躍を遂げてきました。これまでの成功を基盤として、2030年までに予防可能な患者死亡ゼロを達成していきたいと強く思います」と述べています。ラムゼイ医師はPSMFのウェブサイトで毎月公開される「会長からの書簡」を書きました。最初の書簡を読むには、https://patientsafetymovement.org/newsletters/march-2020-issue-ii/letter-from-the-chairman-march-2020にアクセスしてください。

患者安全運動財団は引き続き、予防可能な患者死亡を減少させ、最終的に根絶するという将来構想を達成すべく、医療提供者、業界専門家、患者、家族への情報提供を目的とするツール、リソース、指針を提供します。こうした目的のため、次のことを行います。

  1. 患者を中心に据えた安全性の優先付け
  2. 医療での尊厳、思いやり、尊敬の促進
  3. 医療に影響を与え、医療によって心動かされるすべての人々の連携
  4. 透明性の促進
  5. より安全なケアの達成に向けたインセンティブの再調整
  6. 患者安全についての情報をケア提供者、患者、家族に提供
  7. 予防可能な患者被害・死亡の原因を特定し、それらを軽減するために実施可能なソリューション(実施可能な患者安全ソリューション)を創出して自由に共有化
  8. 実施可能な患者安全ソリューション(APSS)の導入・実施の推進
  9. 医療技術企業にデータ共有を求め、患者データスーパーハイウェイを創出

患者安全運動財団の詳細については、https://patientsafetymovement.org/をご覧ください。

患者安全運動財団について:米国の病院では毎年20万人以上、そして世界で480万人が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団(PSMF)は国際的非営利団体として、医療提供者、業界専門家、患者、家族への情報提供を目的とするツール、リソース、指針を提供することで、予防可能な患者死亡を減少させ、最終的に根絶する未来に向けて活動しています。当財団は、予防可能な患者死亡ゼロという目標を達成すべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。この目標を達成するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。患者安全運動財団は、医療エコシステムに関与する人々の結集、患者死亡の原因となる課題の特定、それらを軽減する実施可能なソリューションの創出、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きいソリューションである「実施可能な患者安全ソリューション(APSS)」の導入・実施を誓約する病院との提携に専心しています。当財団はまた、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」の導入・実施を誓約するよう呼び掛けています。詳細については、patientsafetymovement.orgをご覧ください。

編集者への注記:患者安全運動財団の専門家へのインタビューを予約するには、電子メール(jennifer@beyondfifteen.com)か電話(949.733.8679)でご連絡ください。

原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20200310005733/en/

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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Website: www.psmf.org
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