-

マベニアがEvenstarリモート・ラジオ・ヘッド(RRH)ファミリーの投入に向けてパートナーと協業

オープンRAN技術の採用加速化が狙い

米テキサス州リチャードソン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- (ビジネスワイヤ) -- 通信サービスプロバイダー向けエンドツーエンド・クラウドネイティブ・ネットワーク・ソフトウエアを提供する企業として業界有数のマベニアは本日、フェイスブック・コネクティビティー、MTI、ドイツテレコム、その他のパートナーと連携して、Evenstar リモート・ラジオ・ヘッド(Remote Radio Head、RRH)の発足を発表しました。本プログラムの目標は、オープンRAN技術の採用を加速化することです。

EvenstarプログラムはOpenRANエコシステムに貢献すべく、4G/5Gネットワーク向けの汎用RAN参照設計を構築することに傾注します。この参照設計は3GPPとO-RANの仕様に沿ったもので、TIPのOpenRANプロジェクトグループのソリューションの採用促進に貢献するものとなります。RRH、分散ユニット、制御ユニットのソフトウエアは従来、パッケージ化ユニットとしてのみ提供されていたため、郊外や地方の場所にサービスを提供するための機会に制約がありました。Evenstarプログラムではこれらコンポーネントを分離することで、MNOがクラス最高の技術を選定して、数が増している技術パートナーからのソリューションを導入することができるようになると期待されます。

Evenstarファミリーは最終的に、FDD B3(4T4R 4X40W)とB28 2T4R 2x80Wなど、複数のリモート・ラジオ・ヘッド(RRH)製品のSKUを含むものとなる見込みです。このRRHアーキテクチャーはSplit 7.2が基盤のオーラン・アライアンス・フロントホール仕様に基づきます。

マベニアの無線アクセス事業部門担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーのMikael Rylanderは、次のように述べています。「EvenstarプログラムはオープンRANの採用を加速化させるとの目標を共有して志を同じくする組織グループによって支持されています。私たちはこの協業を通じて、最新の機能と競争力のある価格のRRHをリリースできるものと期待しています。Evenstar RRHと本プログラム自体は技術仕様と価格の両面で競争を平準化することに貢献するものとなります。」

フェイスブック・コネクティビティーのバイスプレジデントを務めるダン・ラビノヴィッチ氏は、次のように述べています。「Evenstarプロジェクトにより、フェイスブック・コネクティビティーはマベニアやその他のエコシステム組織と協業して、4G/5Gネットワーク向けRANハードウエアコンポーネントの構築を支えていきます。OpenRANベンダーの健全なエコシステムは多様な導入シナリオや使用例に対応するオープンアーキテクチャーに基づく4G/5Gネットワークでの新たな導入で重要な役割を果たします。」

MTIの会長兼最高経営責任者(CEO)であるアレン・イェン氏は、次のように述べています。「MTIはEvenstarパートナーの一角として、当社のデジタル技術やRF技術の搭載、そしてO-RAN 7.2x機能分割によって革新的なオープンエコシステム向けに信頼性のある先進的RRHソリューションを実現できることは光栄です。」

ドイツテレコムの技術アーキテクチャー&革新担当シニアバイスプレジデントを務めるアブドラザク・マドシア氏は、次のように述べています。「4G/5G向けの多様な導入シナリオで実装できて、オープンで分離型の次世代RANソリューションのメリットを得るには、ドイツテレコムが革新的パートナーと協力して、O-RAN準拠技術を推進することが重要です。O-RANおよびTIPの両コミュニティーにおけるこの協業はそうしたエコシステムを成長させ、オープンRAN技術の商業化を加速化する上で、重要な貢献となります。」

Evenstar RRHは2020年なかごろにEvenstarプログラムの一環として提供可能となり、その他のオープンRANアーキテクチャー要素にも拡大していく計画です。

詳細情報についてはhttps://telecominfraproject.com/tip-community-momentum-driven-by-new-operator-demand-technology-solutions-and-industry-alliances/をご覧ください。

MTIについて

台揚科技股份有限公司(マイクロエレクトロニクス・テクノロジー、MTI)はハイテク企業として、35年以上にわたり無線通信製品の開発、製造、国際販売を専門に手掛けてきました。MTIはRF/マイクロ波の分野における中核能力を基盤に、リモート・ラジオ・ヘッド、マイクロ波ラジオ、衛星トランシーバーおよびODU、ブロードバンドワイヤレスアクセス用製品、無線識別(RFID)のリーダーとモジュールの分野で有力な地位を築きました。このように卓越した業績を持つMTIは、世界一流のパートナーと価値ある長期的提携関係を確立しています。

フェイスブック・コネクティビティーについて

コネクティビティー(接続)はコミュニティーを構築して世界の緊密度を高めるための力を人々に与えるというフェイスブックの使命にとって中核にあるものです。この使命に必要不可欠なのが高品質のインターネットアクセスであり、これにより人々は声を獲得し、地域社会や世界経済を強化できる知識を共有するための機会が生み出されます。フェイスブック・コネクティビティーはモバイルネットワーク事業者、機器メーカーなどのパートナーと緊密に協力して、Express WiFi(エクスプレス・ワイファイ)、Magma(マグマ)、Terragraph(テレグラフ)を含むプログラムや技術の開発に当っています。これらは高品質のインターネットアクセスの可用性、求めやすさ、認知度を高め、より多くの人々がさらに高速のインターネットにオンラインアクセスできるようにするものです。詳細情報についてはhttps://connectivity.fb.comをご覧ください。

マベニアについて:

マベニアは業界で唯一、エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワーク・ソフトウエアを提供することで、通信サービスプロバイダー(CSP)にとってのネットワーク経済のあり方を塗り替えています。当社の革新的なソリューションは100%ソフトウエアベースのエンドツーエンドのクラウドネイティブ・ネットワーク・ソリューションによって5Gへの道を開きます。マベニアはVoLTEVoWiFi高度メッセージング(RCS)マルチIDvEPCOpenRAN vRANにおいて他社に先駆けて達成した業界有数の成果を活用しながら、140カ国以上のCSP顧客250社以上を対象にネットワーク変革を推進しており、世界の加入者の50%以上に貢献しています。

当社は俊敏性・柔軟性・迅速性を促進するための破壊的で革新的な技術アーキテクチャーとビジネスモデルを取り入れています。NFVの発展を促進してウェブ スケールの経済を達成するソリューションにより、マベニアは収益確保経費削減収益保護のためのソリューションをCSPに提供します。詳細はwww.mavenir.comをご覧ください。

Mavenir、Mロゴ、CloudRangeはマベニア・システムズが所有する商標です。

Copyright © 2020 Mavenir Systems, Inc. All Rights Reserved.

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

Maryvonne Tubb
Mavenir PR

NA-Loren Guertin
MatterNow

EMEA-Kevin Taylor
GlobalResultsPR

More News From Mavenir

マベニア、新しいOmdiaレポート「Core Vendors Report」で市場リーダーの地位に進出

テキサス州、リチャードソン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ネットワークの未来を構築するクラウドネイティブ・ネットワーク・インフラ・プロバイダーのマベニアは、新しいOmdiaレポート「Market Landscape: Core Vendors 2024」において、市場リーダーに近づく主要なチャレンジャー企業として選出されました。 マベニアは、競合他社からの5G事業の獲得や未開拓地域への5G展開における新興ブランドにおいて共同1位の評価を得ています。またこのレポートでは、同社が「多様で断片化された」困難なヨーロッパ市場に強くフォーカスしていることを評価しています。 さらにレポートでは、「マベニアは2024年版でその地位を向上させ、市場リーダーのカテゴリーにますます近づいている。同社は成熟したポートフォリオを持ち、クラウドネイティブ、オートメーション、およびポリシーと課金のカテゴリーでトップ2にランクインした。また、4Gおよび5Gコアにおいて、世界のすべての地域で新顧客の獲得に注力しており、2023年には7つの新しいブランドを追加し、既存顧客との拡張プロジ...

マベニア、VIAVI、およびCableLabsが、2024年春のオーラン・アライアンス・プラグフェスト開催中にオープンRAN 3GPPセキュリティ保証テストを完了

米テキサス州リチャードソン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- VIAVI SolutionsおよびCableLabsと提携中のクラウドネイティブネットワークインフラプロバイダーであるマベニアは、オープンRANエコシステムのセキュリティに関する重要なマイルストーンを発表しました。つまり、同社は3GPP仕様で定義されたgNodeB(gNB)機能のセキュリティ要件として知られているRU、DU、およびCU、3GPPセキュリティ保証テストを無事に完了しました。このマイルストーンは、2024年春に開催されたオーラン・アライアンス・グローバル・プラグ・フェスト中に達成されました。 CableLabsによってKyrioオープン試験統合センターで実施されたこのテストは、gNBセキュリティテストの自動化における重要な進歩を示しました。このマイルストーンは、O-RUとO-DUとO-CUからなるO-RAN準拠のインターフェース仕様に実装されたオープンRAN gNBの将来の実装におけるセキュリティテストの効率向上と迅速なテストサイクルの可能性も示しています。 マベニアのアクセスネッ...

マベニア、エヌビディアおよびアマゾン・ウェブ・サービスと提携し、通信サービス プロバイダー向けに生成AIコパイロットを提供

米テキサス州リチャードソン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ネットワークの未来を構築するクラウドネイティブ ネットワークインフラプロバイダーであるマベニアは、生成AI(GenAI)を活用し、通信サービスプロバイダー(CSP)のサービスレベル契約(SLA)を改善し、運用効率を最適化する画期的な運用コパイロットを開発したことを発表しました。エヌビディアおよびアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)との提携で開発されたこのイノベーションは、サービス アシュアランス AI/Ops プラットフォームを効果的に定義する生成AIの可能性を示し、運用、サポート、メンテナンス チームの負担を軽減し、SLA目標を達成する能力を強化します。 マネビアのRANサービス アシュアランス(RSA)向け運用コパイロットはネットワークのトラブルシューティングを自動化し、モバイル ネットワークの運用者がネットワークの問題を迅速かつ正確に予測し、重大なインシデントとなる前に、検出されたネットワーク障害に対処できるようにします。運用個パイロットは、手動でのデバッグ作業を削減し、開発およびメンテナ...
Back to Newsroom