コンピュート・エクスプレス・リンク・コンソーシアム(CXL)が正式に法人化、理事会の増員を発表

重要なハイライト:

  • コンピュート・エクスプレス・リンク・コンソーシアム(CXL)は本日、正式な法人化を発表。
  • 本日発表の増員されたCXL理事会への新メンバー追加は、新技術の開発と業界における採用を促進。
  • CXLは新しい高速相互接続のオープンスタンダードとして、高性能の異種混在コンピューティングに向けたアクセラレーターエコシステムを実現。
  • 関心のある会員企業および機関はぜひご参加ください。 

米オレゴン州ビーバートン--()--(ビジネスワイヤ) -- アリババ、シスコ、Dell EMC、フェイスブック、グーグル、ヒューレット・パッカード エンタープライズ、ファーウェイ、インテル コーポレーション、マイクロソフトは本日、コンピュート・エクスプレス・リンク(CXL)コンソーシアムの法人化を発表し、新たに選出された理事の名前を公表しました。

重要な業界パートナーで構成される中核グループは、法人化の意向を2019年3月に発表し、次世代データセンターの性能を高めるCPU・デバイス間、CPU・メモリー間の新しい高速相互接続規格であるCXLの発展に専心し続けています。

CXL理事会の新メンバーは、スティーブ・フィールズ(IBM、フェロー兼パワーシステムズ担当チーフエンジニア)、ガウラヴ・シング(ザイリンクス、コーポレートバイスプレジデント)、ドン・ウェイ(ARMホールディングス、スタンダードアーキテクト兼フェロー)、ネイサン・カリヤナスンダラム(AMDセミコンダクター、シニアフェロー)、ラリー・カー(マイクロチップ・テクノロジー、データセンターソリューション部門、技術戦略・アーキテクチャー担当フェロー)の5人です。

CXLコンソーシアムのジム・パパス会長は、最近の展開について次のように説明しています。

「コンピューター業界の全セグメントの有力企業が参加したことで、CXLはかつてない勢いを得ています。CXL成功のための投資と傾注ぶりの高さを目にするのは、非常に喜ばしいことです。私たちは、成功を確実なものにするために必要な専門分野をすべて網羅する世界レベルの技術チームを擁しています。CXL理事会を代表して、新しい理事の皆さんをCXL理事会へ歓迎します。この重要な新技術に貢献していただくことを大いに期待しています。」

CXL仕様1.1

人工知能や機械学習などの新興アプリケーションを支えるべく、CPUを補完するアクセラレーターの使用が増加していることを受けて、CXLは高速通信を実現するための業界オープンスタンダード・インターフェースとして設計されました。この仕様は、新しい使用モデルに画期的な性能をもたらす一方で、データセンター・アクセラレーターやその他の高速強化機能のためのオープンなエコシステムをサポートします。仕様は2019年3月に承認されました。

CXL技術は、CPUのメモリー空間と付属デバイスのメモリーの間でメモリー一貫性を維持することで、リソース共有を実現して、性能の向上、ソフトウエアスタックの複雑性の低減、システム全体のコスト削減を達成します。これにより、ユーザーはそのアクセラレーターの冗長なメモリー管理ハードウエアにではなく、狙いとするワークロードに集中するだけで済みます。

現在、本仕様はCXLコンソーシアムに参加する企業が利用できます。

新たに選出されたCXL理事の発言

新たに選出されたCXL理事は就任の同意に当たり、次のようにコメントしました。

「CXLは十分な勢いを確保し、今後において業界の幅広い参加を確実なものにしました。IBMは、CAPIおよびOpenCAPIによるコヒーレント・アクセラレーションから得た6年以上の経験を生かして、CXLエコシステムに貢献する出番となりました。」 -- スティーブ・フィールズ(IBM、フェロー兼パワーシステムズ担当チーフエンジニア)

ザイリンクスのアーキテクチャー/検証/システムエンジニアリング担当コーポレートバイスプレジデントのガウラブ・シングは、次のように述べています。「さまざまな市場での性能に対する需要増に応じるには、高性能で適応性のあるアクセラレーションが不可欠です。ザイリンクスはプロセッサー、メモリー、アクセラレーターを接続するコヒーレント・リンクの重要性を認識していますので、CXL理事会に加わって本規格の発展に参画できることに感激しています。ハイパースケールなクラウドプロバイダー、システムOEM、プロセッサーベンダー、ザイリンクスのような技術リーダーの支援を受けて、CXLはメモリーとアクセラレーターのユビキタスなプロセッサー・インターフェースになるでしょう。」 -- ガウラヴ・シング(ザイリンクス、コーポレートバイスプレジデント)

「CXLコンソーシアムの新しい理事に任命されたことをうれしく思います。ARMが理事会レベルの会員資格を得たことは、この重要な新興技術に対する当社の多大な貢献が業界から信頼されていることだけでなく、共通のビジョンがあることを反映しています。そのビジョンとは、今後すべてのプロセッサー・アーキテクチャーに適用できるであろう真にグローバルなマルチCPU規格の実現に向けて足並みを揃えるというものです。」 -- ドン・ウェイ(ARMホールディングス、スタンダードアーキテクト兼フェロー)

AMDシニアフェローのネイサン・カリヤナスンダラムは、次のように述べています。「AMDは、コンピューティングに対する需要急増に対応するためには異種混在環境での処理が必要であると強く信じていますので、他の業界リーダーと協力してCXLの共通コヒーレント相互接続規格での連携を推進できることを喜んでいます。CXLコミュニティーのすべてのメンバーと協力して、プロセッサーとアクセラレーターの間のより緊密な連結とコヒーレンスを実現させることで、プログラミングモデルを簡素化し、アクセラレーターとストレージの技術革新の新たな波を実現できるものと期待しています。」 -- ネイサン・カリヤナスンダラム(AMD、シニアフェロー)

「CXL理事に選出されたことを光栄に思います。CXLは、データセンターの性能と効率の向上を目標とする画期的なメモリー中心のインフラストラクチャー・ソリューションを実現する重要な技術になるでしょう。マイクロチップは、CXL規格の発展と、Gen-Z組織との従来の協業に貢献していきたいと思います。」 -- ラリー・カー(マイクロチップ・テクノロジー、データセンターソリューション部門、技術戦略・アーキテクチャー担当フェロー)

CXL業界リーダーの活動にご参加を

発起企業は業界の広範な専門性を代表しており、一流のクラウド・サービス・プロバイダー、通信分野のOEM、システム分野のOEMが参加しています。CXLは新規メンバーを歓迎します。現在、CXL技術を活用する革新的使用例を生み出すとともに、CXL仕様2.0を開発して本規格の技術的な特長や機能を発展させるための活動にも取り組んでいるところです。

参加方法については、admin@computeexpresslink.orgにお問い合わせください。

コンピュート・エクスプレス・リンクについて

コンピュート・エクスプレス・リンク(CXL)コンソーシアムは、2019年に設立され、次世代データセンターの性能を高めるための高速CPU接続技術であるCXL技術を発展させることに専心しています。CXLコンソーシアムは、アリババ、シスコ、Dell EMC、フェイスブック、グーグル、ヒューレット・パッカード エンタープライズ、ファーウェイ、インテル コーポレーション、マイクロソフトという主要な業界リーダーが率いています。これらの企業は、画期的な性能を生み出して新たな使用モデルの出現を実現しながら、データセンター・アクセラレーターやその他の高速強化機能のためのオープン・エコシステムを支える技術仕様の策定に取り組むために、オープンスタンダード業界団体を独自に結成しました。CXLコンソーシアムの詳細情報についてはwww.computeexpresslink.orgをご覧ください。

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