RSAカンファレンス2019 APJ:官民の専門家の洞察に光を当て、サイバーセキュリティーの標準を引き上げるために地域での協力体制の強化を呼び掛け

年次地域カンファレンスが現代のサイバーセキュリティーの課題に対する戦略に今年度も海外から参加者と専門家を引きつける

シンガポール--()--(ビジネスワイヤ) -- 情報セキュリティーに関する世界有数のカンファレンスおよび展示会であるRSAカンファレンスは本日、シンガポールにおける第7回地域イベントが閉幕したと発表しました。今年はより一層国際色豊かな顔ぶれが揃ったほか、地域の公共部門からの参加が増え、本イベントの意義が高まりました。

3日間にわたるカンファレンスでは、専門家による基調講演とトラックセッション、学習ラボ、セミナーなどのプログラムが実施され、データ・ガバナンスとプライバシー、基幹国家インフラ、人工知能、ブロックチェーンなど、地域のセキュリティー環境に影響を与えているテーマが重点的に取り上げられました。

RSAカンファレンスのシニアディレクター兼ゼネラルマネジャーのリンダ・グレイ・マーティンは、次のように述べています。「アジアは一貫して、世界のサイバーセキュリティーで重要な役割を果たしており、今年のRSAカンファレンスAPJは、当地域のダイナミックなエコシステムに光を当て、革新の最先端を歩み続けている様子を紹介しました。著名な来賓の方々、パートナー、来場者は今年のテーマ『Better』を体現しており、その実現に向けて、さらに多くのことを、より良い方法で行えるように協力したいというすべての人の願いを表しています。」

RSAカンファレンス2019 APJに参加した専門家:サイバーセキュリティーの実現には政府、業界、一般の協業が必要

シンガポール内務省および保健省上級政務次官のアムリン・アミン氏開幕基調講演で、複雑性を増すサイバー脅威に対抗するには、地域・国際間の協力体制の改善、政府機能の強化、人々の認識の向上など、多方面からのアプローチが重要であることを強調しました。アミン氏は、次のように述べています。「シンガポール内務省が過去7年間にわたって当国で支援してきたRSAカンファレンス2019 APJは、この地域の政策立案者、ソートリーダー、サイバーセキュリティーの専門家など、関係者すべてにとって重要なプラットフォームであり続けています。」また、アミン氏は、年内に発足させる予定のHome Team Science & Technology Agency(ホームチーム科学技術庁)など、政府の新たな取り組みについても発表しました。これは、シンガポールの政府機関を対象とする国家研修機関Home Teamのデジタル・セキュリティー能力を強化するためのものです。

Bits N' Bytes Cybersecurity Educationの最高経営責任者(CEO)のカイラ・グル氏は熱意あふれる開幕日基調講演を行い、次世代がサイバーセキュリティーの能力を身につけることと公共部門が行動を起こすことの重要性について説明し、Z世代を動員してサイバーセキュリティーを改善する上で、公共部門と教育部門の協業が果たす重要な役割について取り上げました。「若者が将来のセキュリティー確保に参加しなければならないのは、若者自身が未来だからです。起きている時間の80パーセントをオンラインで過ごすテクノロジーの最も大きなユーザー層であるため、取り組みに参加してもらうと共に、啓発、研修、アドボカシーを通じて教育し、“人間ファイアウォール”として強化する必要があります。」

カンファレンスは、毎年恒例の定番注目イベントであるヒュー・トンプソン・ショーで幕を閉じました。RSAカンファレンスのプログラム委員長であるヒュー・トンプソン博士が、ディープフェイクとヒューマン・ゼロ・デーを重点的に取り上げました。ゲストとして、司会者でブロードキャスターのアレクシス・コンラン氏、シマンテックの上級主席研究員のSaurabh Shintre博士、ST Engineeringシニアバイスプレジデントでサイバーセキュリティー戦略技術センター担当ヘッドのVrizlynn Thing氏らが参加し、この現象について議論しました。

Shintre博士は、次のように説明しています。「ディープフェイクの作成ツールは、その使いやすさと入手のしやすさゆえに、大きな危険をもたらします。」

「しかし、専門家ならディープフェイクを見分けることができるまでになりました。私たちも予防策を講じる必要があります。まず第1に、こうした現象があることを認識しなければなりません。そして次に、私たちが消費し、受け取る情報を、より慎重に検討する必要があります。つまり、情報が持つ意味、その目的、それを信頼することの影響などです。」(Thing博士)

カンファレンスのその他のハイライト:

  • 基調講演者とパネリストは計16人、107件のセッションに110人以上が登壇、スポンサーと出展企業は75社、地域連携パートナーは31社。
  • プレカンファレンス・プログラムとして、内務省およびシンガポール・サイバーセキュリティー・コンソーシアムとの提携により、キャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)式イベントのサイバー・インベスティゲーターズ・チャレンジを実施。また、DevSecOpsデーには実務者が参集し、アプリケーション開発におけるセキュリティー確保について論議。
  • 当地域におけるRSAカンファレンスの革新プログラムを発表し、RSACローンチ・パッドとRSACアーリー・ステージ展示会でサイバーセキュリティー分野の前途有望な新興企業を紹介。RSACローンチ・パッドの受賞企業Strobesは、RSAカンファレンス2020年米国に出展。
  • 新しいカンファレンストラックおよび業界関連のトラック:「分析・インテリジェンス・対応」、「人間およびプロセス・セキュリティー」、「政策・政府・規制」、「世界的な展望」、「脅威・分析とその関与者」、「セキュリティー戦略とデータ・セキュリティー」、「サイバー詐欺と法執行」、「クラウド、モバイル、IoTのセキュリティー」。

今年もカンファレンスの参加者と出展者に格別の経験を提供

マイクロソフトのサイバーセキュリティーフィールド最高技術責任者(CTO)のダイアナ・ケリー氏は、次のように述べています。「サイバーセキュリティーは、デジタル時代の重要な課題です。RSAカンファレンス2019アジアは、マイクロソフトのサイバーセキュリティーに関する取り組みを強化するとともに、アジア太平洋の組織がAIや機械学習分野の進歩から最も恩恵を受けるために、自組織のサイバーセキュリティーチームの持つ文化と多様性に着目する方法について、洞察を共有する場を提供してくれました。多様なチームがMLモデルに取り組まなければ、データと脅威モデルがバイアスを自動生成してしまったり、犯罪者に攻撃手段をもたらしてしまったりする可能性があります。AIはサイバーセキュリティーの要であるため、解決しようとする問題と同じくらい、私たちのチームも多様性を備えている必要があります。」

ICE71のプログラム責任者を務めるLinda Nguyen Schindler氏は、次のように語っています。「APJ(アジア太平洋・日本)地域は一貫してサイバーセキュリティーの革新における主導的立場を加速させています。当地域の前途有望な人材や新興企業が業界に参入しつつあり、私たちはそうした人材や企業との協業にいつも期待を寄せています。ICE71は、今年のRSAカンファレンス2019 APJで、まさにそれを行うことができました。RSACアーリー・ステージ展示会に参加し、すでに最新のセキュリティー課題に取り組んでいる新進のスタートアップ企業と出会い、協業することができました。私たちは対話をさらに続け、この先RSACと共に、当地域の新興企業とさらに多くの取り組みを行うことが楽しみです。」

IEEE、シンガポール事業担当ディレクターのLeo Hwa Chiang氏は、次のように語っています。「脅威を取り巻く環境は絶えず進化しているため、サイバーセキュリティーのエコシステムも進化し続けることが極めて重要です。RSAカンファレンス2019 APJは、さまざまな組織、学術関係者、業界の専門家、前途有望な人材をつなぎ、テクノロジーを良い目的のために活用して、犯罪者の一歩先をいく方法を考えるための素晴らしいプラットフォームを提供してくれました。この先実施されるカンファレンスに参加し、当地域における連携を強化して、より安全なデジタル世界の実現に取り組む中、新しい革新成果が登場することが楽しみです。」

RSAカンファレンス2020 APJは、2020年7月14〜16日にシンガポールで開催されます。その前にRSACアンプラグド・シドニーが2019年10月10日に予定されています。RSAカンファレンス2020は、2020年2月24〜28日にサンフランシスコで開催されます。

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RSAカンファレンスについて:

セキュリティーがテーマの世界的な一流イベントとオンデマンドプログラムのRSAカンファレンスは、世界のリーダーが集まり、前進し、新たなリーダーが登場する場となっています。RSAカンファレンスは、米国、EMEA地域、アジア太平洋地域、オンラインのいずれのイベントも、セキュリティー業界が参集して現在および未来の課題について話し合う場です。来場者は、個人と企業が成功・成長し、ベストを尽くす上で役立つ人々、コンテンツ、アイデアと出会うことができます。サイバーセキュリティー業界のすべての関係者が集い、サイバーセキュリティー業界に属する“私たち”が共同で、世界中のサイバー脅威に立ち向うための力を得ることができる場所です。RSAカンファレンスは、最新技術と実践的な教育機会の究極のマーケットプレイスであり、業界のプロフェッショナルが自社のセキュリティーを向上させる方法を発見できるように支援しつつ、現代のセキュリティー分野で最も進取果敢な影響力のある、示唆に富んだ思想家やリーダーを紹介しています。イベントに関する情報、オンライン・プログラム、サイバーセキュリティー業界に関する最新のニュースについては、www.rsaconference.comをご覧ください。

RSA Conferenceのロゴ、RSA、Dell、EMC、Dell EMCおよびその他の商標は、Dell Inc.またはその子会社の商標です。その他の商標は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。

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