ADNOCがCNPCと沖合コンセッション契約を締結し、世界トップの石油輸入国との関係を強化

  • 契約により、アラブ首長国連邦(UAE)と世界第2の経済国との戦略的・経済的関係がさらに深まる
  • CNPCは、ウムシャイフ・ナスル鉱区で10%、下部ザクム鉱区で10%の権益を獲得
  • コンセッション参加費用は43億ディルハム
  • CNPCとのパートナーシップ拡大により、ADNOCは、2030年成長戦略の実施を加速させる中で、沖合油田の利益を増加させる能力を強化

ADNOC Signs Offshore Concessions with CNPC Strengthening Ties with World's Number One Oil Importing Country (Photo: AETOSWire)

アラブ首長国連邦アブダビ--()--(ビジネスワイヤ) -- 世界3位の石油会社である中国石油天然気集団(CNPC)は本日、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と契約を結び、アブダビの2カ所の沖合鉱区で権益を獲得しました。

契約条件に基づき、CNPCは、過半数所有の上場子会社であるペトロチャイナを通じ、ウムシャイフ・ナスル鉱区で10%の権益、下部ザクム鉱区で10%の権益を獲得しました。

ペトロチャイナは、ウムシャイフ・ナスル鉱区に参加するため、参加費として21億ディルハム(5億7500万米ドル)を拠出し、下部ザクム鉱区では 22億ディルハム(6億米ドル)の参加費を拠出しました。両鉱区は、すべてのコンセッション・パートナーを代表してADNOCオフショアが運営します。

アブダビにて、ADNOCグループの最高経営責任者(CEO)であるスルタン・アーメド・ジャーベル博士と、CNPCの王宜林会長が契約に署名しました。この契約の期間は40年で、2018年3月9日に遡って発効します。

アル・ジャーベル博士は、CNPCとの協力を拡大することで、アラブ首長国連邦と世界第2の経済国である中国との戦略的・経済的関係がさらに強化・深化すると述べています。 「エネルギー協力は、アラブ首長国連邦と中国との関係においてますます重要な要素になっています。中国は世界トップの石油輸入国であり、我が国の製品および石油化学製品にとって主要な成長市場です。この契約は、発展するADNOCとCNPCとのパートナーシップにおける新たな節目となり、さらに川下事業での機会を窺うことができる重要な基盤となります。」

「CNPCが我が国の沖合鉱区に参与することで、非常に魅力的で安定した長期的機会による利益を最大限に高めることができます。また、ANDOCがより収益性の高い川上事業の運営を推し進め、UAEに大きな利益を生み出す中で、この契約により、ADNOCの2030年成長戦略に対する国際エネルギー市場の信頼がさらに高まります。」

中国最大の石油ガス生産供給会社である中国石油天然気集団(CNPC)は、ペトロチャイナを介して、中国の原油の52%、天然ガスの71%を生産し、アフリカ、中央アジア・ロシア、米国、中東、アジア太平洋地域の30カ国以上で探鉱生産活動を行っています。2016年には、ペトロチャイナは中国で7億7290万バレルの原油と3兆4640億立方フィートの天然ガスを生産しました。

2017年2月、CNPCはADNOCオンショアが運営するアブダビの陸上鉱区で8%の権益を獲得しました。また、ADNOCとのアル・ヤサット鉱区で40%の権益を保有しています。

王宜林会長は次のように述べています。「ウムシャイフ・ナスルおよび下部ザクムのコンセッションに参加できたことを光栄に思っています。これらの契約により、当社とADNOCとの関係が強化され、また、高まる中国のエネルギー需要に対処し、ペトロチャイナの資産ポートフォリオを最適化し、収益性を高めることができるでしょう。資産の開発を促進するため、当社はADNOCと密接に協力し、世界クラスのエンジニアリング・ソリューションと高度な技術を活用して、これらの2つの鉱区からの採收を最大化します。」

ウムシャイフ・ナスル鉱区および下部ザクム鉱区は、商業価値を最大化し、パートナー基盤を拡大し、技術的専門知識を広げ、市場アクセスを拡大するため、旧ADMA沖合鉱区から創設されました。

ウムシャイフ油田のアラブ貯留層の特徴は、この地域最大の巨大なガス・キャップが存在し、コンデンセートが豊富に埋蔵されていることです。ガス・キャップはオイルリムを覆い、ナスル油田と組み合わせると、46万バレル/日の原油生産能力を有します。ADNOCは、ウムシャイフのガス・キャップから1日当たり5億立方フィートのガスを処理して、拡大するアブダビ国内のエネルギー需要に対応する予定です。ガス・キャップのコンデンセートは精製されて、さまざまな石油化学用途で使用できるより価値の高い製品を抽出します。

CNPCは、ウムシャイフ・ナスル鉱区の参加者として、エニ(10%)およびトタル(20%)に加わり、下部ザクム鉱区の参加者として、ONGCビデシュ主導のコンソーシアム(10%)、INPEXコーポレーション(10%)、エニ(5%)、トタル(5%)に加わります。ADNOCは、双方の鉱区で60%の過半数権益を保有します。

中国は世界最大の石油輸入国であり、中国への供給でアラブ首長国連邦(UAE)は10位になっています。中国は国内の精製能力を強化し、戦略的在庫を補充する一方で、世界的に原油供給を確保し続けています。2020年までに、中国の石油消費量は1日当たり1200万バレルに達すると予想されています。

中国とアラブ首長国連邦は過去1年間にエネルギー部門で多くの共同投資を行ってきました。2017年2月、中国石油天然気集団(CNPC)はアラブ首長国連邦の陸上石油埋蔵量の少数権益を獲得しました。また、2017年11月、ADNOCとCNPCは、沖合での機会やサワーガス開発プロジェクトなど、さまざまな協力の可能性を対象とした枠組み合意を締結しました。

一方、ADNOCは、中国およびアジアで川下事業の拡大にも注力しています。これらの地域では、軽量自動車部品、基幹的ユーティリティ配管、ケーブル断熱材などの石油化学製品とプラスチックの需要は2040年までに倍増すると予測されています。ADNOCとボレアリスとの石油化学製品合弁会社であるボルージュにとって、中国はアジア最大の輸出顧客であり、年間120万トンのポリオレフィンを輸出しています。これは同社の世界全体の売上高の3分の1に相当します。

編集者への注記

2018年3月8日に失効した旧ADMA沖合鉱区は、それぞれADNOCオフショアが運営する3つの異なる沖合鉱区に分割されました。権益を認められた(あるいはその予定)沖合鉱区は以下のとおりです。

           
鉱区名 ADNOCの権益 パートナーの権益

目標生産量

            石油   ガス

下部ザクム

60%

10% - ONGCビデシュ主導コンソーシアム

45万bpd

 

なし

 
10% - INPEXコーポレーション

 

 

 

5% - エニ
 
5% - トタル
 
     

 

    10% - 中国石油天然気集団          

ウムシャイフ・ナスル

60%

10% - エニ

46万bpd

5億scfd

 

 

20% - トタル

 

 

 
     

 

    10% - 中国石油天然気集団          

SARB & ウムルル/

60%

20% - セプサ

21万5000 bpd

なし

 

 

 

     

 

    20% - 後に発表          
 

ADNOCについて

ADNOCは、大手多角的エネルギー・石油化学企業グループで、1日当たり約300万バレルの石油と98億立方フィートの粗ガスを生産しています。統合された川上、川中、川下事業は、14社の専門子会社および合弁会社が運営しています。詳細については、www.adnoc.aeをご覧ください。

*配信元:AETOSWire

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Contacts

Abu Dhabi National Oil Company (ADNOC)
Moath Kasasbeh, +97127075994
media@adnoc.ae

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