アトランタ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 工業製品および消費者製品向け特殊機能化学品の世界的な有力メーカーで、J・M・フーバー・コーポレーション（フーバー）の一部門であるフーバー・エンジニアード・マテリアルズ（HEM）は、2017年11月1日付でダン・クラブジックを社長に任命したことを発表しました。引き続きクラブジックは、HEMの取締役会およびフーバーの経営会議のメンバーにとどまります。
HEMの社長に就任するまで、クラブジックはフーバーの戦略・経営企画担当エグゼクティブバイスプレジデント（EVP）を2013年から務めていました。財務管理、戦略、経営企画、マーケティング、業務に関する専門知識を含め、工業および消費者向け製品分野に20年以上にわたって従事してきたクラブジックの経験が経営首脳としての新たな職責に活かされることになります。米国デトロイト地区出身のクラブジックは、ミシガン大学で経営学修士号および電気工学の修士号と学士号を取得しています。
フーバーに入社する以前は、クラブジックはギブソン・ギター・コーポレーションのEVPおよび最高財務責任者を務めていました。また、ベルデンの事業開発および戦略的マーケティング担当グローバル・バイスプレジデントを務めていた経験があり、さらにDTEエネルギー、デルファイ・オートモーティブ、フォード・モーター・カンパニーでも財務および業務部門の経営幹部を歴任しました。
今後クラブジックは、次世代の株主と従業員にふさわしい体制を整えることを目指して、HEMを新たな成長と変革の時代へと導いていく考えです。
クラブジックは、次のように述べています。「的を絞った市場リーダーとしての高い実績、優れた顧客サービス、卓越した業務を礎に、現在HEMは、製造および応用に関する専門ノウハウを生かして中核事業の成長を実現し、多岐にわたる優れた機能性化学品事業を拡充するまたとない機会を得ています。HEMのすべてのステークホルダーのために長期的に持続可能な価値を創造していくことをうれしく思います。」
クラブジックのリーダーシップは、フーバーにとって過去10年余で最大の買収取引となった2016年のアルベマール・コーポレーションからのマーチンスベルク事業の買収に大きく貢献しました。同事業は、すでに成功を収めていたHEMの難燃添加剤（FRA）事業部門に統合され、世界をリードする非ハロゲン難燃剤事業が誕生しました。この買収はFRAに対する一連の投資の最新のもので、それ以前には、2010年にシャーウィン・ウィリアムズの防煙剤のケムガード（Kemgard®）製品ラインの買収、2012年にアルマティスの特殊水和物事業資産の買収を実施しています。さらに、クラブジックは2017年に実施されたフーバーによるHEMのシリカ事業の6億3000万ドルでのエボニックインダストリーズへの売却も主導しました。
フーバー・エンジニアード・マテリアルズについて（www.hubermaterials.com）
米ジョージア州アトランタに本社を置くフーバー・エンジニアード・マテリアルズは、工業用および消費者向けの広範な製品の性能、外観、加工性を向上させる特殊化学品に傾注する世界的企業です。無機物質に関する専門知識を持つ当社は、アルミナ三水和物、水酸化マグネシウム、モリブデン化合物、特殊アルミナおよび特殊酸化物、有機マット剤、硫酸バリウム、工業用／食品用／USPグレードの炭酸カルシウムなど、高価値製品のポートフォリオを有しています。
J・M・フーバー・コーポレーションについて（www.huber.com）
米ニュージャージー州エジソンに本社を置くJ・M・フーバー・コーポレーションは、工学材料事業を核として、多数の企業を運営しています。1883年に設立されたフーバーは、同族会社として米国最大級の規模を誇ります。多角的な多国籍企業であるフーバーは、パーソナルケア、食品、飲料、医薬品、建築資材など、消費者および工業用に幅広く使用される製品を生み出しています。
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