英レスター--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ド・モンフォート大学（DMU）副学長のドミニク・シェラード教授が、政府高官との会談と日本の教育機関との新たな提携機会の模索を目的に訪日しました。
英国中央部レスターにあるDMUは、すでに日本と多くの関わりを持っています。日本人サッカー選手の阿部勇樹選手がDMUに在籍し、当学とレスター・シティー・フットボールクラブとの提携の一環として、DMUは阿部選手に英語の授業を提供しています。
阿部選手には、DMUの国際サッカー連盟（FIFA）修士プログラムで学んでいる千葉県市川市出身の阿知波伸氏を紹介しました。
DMUは京都の成安造形大学と協力して共同美術展を開催しました。昨年には、当学の国際スポーツ史・文化センターで行われた会議に山口大学と早稲田大学の客員研究員を招待しました。
今週には、明治大学、東京大学、武蔵野美術大学、京都造形芸術大学、京都精華大学の上級職員とDMU副学長兼最高責任者との会談が予定されています。
会談では、特にDMUが強みを持つ芸術、デザイン、クリエイティブ業界関連の学部との緊密な協力と提携を築くための可能性を検討する予定です。
シェラード教授は、文部科学省（MEXT）の小松親次郎審議官、ディビッド・ウォレン駐日英国大使、ブリティッシュ・カウンシル駐日代表のジェイソン・ジェイムズ氏とも会談を行います。
シェラード教授は、次のように述べています。「はじめに、先日発生した日本の大震災による犠牲者に対して哀悼の意を表します。私、そしてド・モンフォート大学関係者一同の思いは、今、困難に立ち向かっている日本の方々と共にあります。」
今回の訪日の目的について、シェラード教授は次のように述べています。「さまざまな方と会い、国際社会に通用するクオリティーと個性を目指すDMUの使命について話し合うために今週日本に来ることができ、大変うれしく思います。現在、英国に留学する日本の学生はごく一握りであり、この傾向を変えたいという意向を日本政府は持っています。これからの会談では、日本人学生の主要な留学先にふさわしいド・モンフォート大学の魅力を伝え、知識・アイデアの交換や共同研究に関して日本の大学関係者と協力できる方法を探りたいと考えています。」
「DMUは真に国際的な大学を目指して努力を続けています。今回の訪日中にこうした理念を伝えたいと思います。また、現状の苦境にもかかわらず日本がビジネスに前向きであり、きわめて優れた対応力を発揮していることも示していきたいと考えています。」
DMUはクリエイティブ分野の教育で定評があり、当学の学生は、英国最優秀若手デザイナー賞、イタリアのリネアペレ若手デザイナーコンテストのフットウエア部門賞、英国トリンプ・インスピレーション・アワードなど、知名度の高い賞を近年数多く受賞しています。
最近、音楽界のスターのレディー・ガガやアリーシャ・ディクソンの衣装をデザインした2009年度卒業生リーン・ブルックをはじめ、多数の生徒が卒業後のキャリアで活躍しています。
DMUでフットウエア・デザインを学んだ日本人卒業生のナカヤマ・ヨウコ氏は現在、ロンドンのジョルジーナ・グッドマンでシニア・フットウエア・デザイナーを務めています。ナカヤマ氏は、次のように語っています。「DMUは、自由に創造することを奨励しています。実際のフットウエア業界で限界に挑戦する上で、この経験が役立っています。」
DMUで美術を学んだ日本人卒業生のオオタ・アサコ氏は、次のように述べています。「学部内に幅広いコースがあるので、写真、彫刻、ビデオなどさまざまな設備を使うことができました。」
DMU博士課程に在籍する東京出身のコバヤシ・ジュリ氏は、「写真、ポストモダニズムと見立ての視点」というテーマで川崎とノルウェーのオスロの都市景観について研究しています。
DMUはまた、新しく日本専用のマイクロサイトを立ち上げました。サイトは、www.dmu.ac.uk/Japanよりご覧いただけます。
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