東芝：業界最小のDC電圧入力型フォトリレーの発売について

～ 半導体テスターの小型化に貢献 ～

東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 東芝デバイス＆ストレージ株式会社は、業界最小の実装面積^[注1]を実現した電圧駆動型フォトリレー「TLP34xxSRLシリーズ」(DC電圧1.8V対応)と「TLP34xxSRHシリーズ」(DC電圧3.3V/5V対応)の５品種を製品化し、出荷を開始します。

新製品は、小型S-VSONR4^[注2]パッケージを採用し、業界最小の実装面積を実現しました。既存のVSONR4^[注3]パッケージと比べて実装面積を27%削減可能です。これにより、半導体テスターや関連機器のボードの小型化や、デバイスの搭載員数増加などが実現できます。特にプローブカードの小型化に貢献します。
入力側信号は、DCシステム電圧のまま標準1.8V/3.3V/5Vに対応しています。さらに、小型パッケージながら0.4A/1.0A/1.5Aのオン電流定格を持つため、半導体テスターや関連機器のDPS^[注4]応用にも適しています。
最大動作温度定格は、従来製品の85 ℃から110 ℃まで拡張しています。これにより、設計のマージンをより多く確保でき、設計が容易になります。

応用機器

• 半導体テスター (メモリー、SoC、LSIなど)
• プローブカード
• メカニカルリレーの置き換え

新製品の主な特長

• DC電圧入力型フォトリレーで業界最小の実装面積: 2.9mm² (typ.)
• 3種類のDC電圧に対応 (標準1.8V/3.3V/5V)
• 阻止電圧定格は30V/60Vの２種類、オン電流定格は0.4Aから/1.0A/1.5Aの３種類でラインアップ

新製品の主な仕様
(@Ta=25 ℃)
品番		TLP3406SRH	TLP3406SRL	TLP3407SRH	TLP3407SRL	TLP3412SRH
DC電圧 VCC typ. (V)		3.3/5	1.8	3.3/5	1.8	3.3/5
パッケージ		S-VSONR4
絶対 最大定格	阻止電圧 VOFF (V)	30	30	60	60	60
	オン電流 ION (A)	1.5	1.5	1.0	1.0	0.4
	オン電流(パルス) IONP (A)	4.5	4.5	3.0	3.0	1.2
電気的 特性	動作電圧 VFON max (A)	3	1.8	3	1.6	3
	オン抵抗 RON max (Ω)	0.2	0.2	0.3	0.3	1.5
	端子間容量(出力側) COFF typ. (pF)	120	80	120	80	20
	オフ電流 IOFF max (nA) @VOFF	1 (@20V)	1 (@20V)	1 (@50V)	1 (@50V)	1 (@60V)
スイッチング 特性	ターンオン時間 tON max (ms)	2	2	2	2	0.5
	ターンオフ時間 tOFF max (ms)	1	1	1	1	0.5
絶縁特性	絶縁耐圧 BVS min (Vrms)	500	500	500	500	500
オンラインディストリビューター在庫検索＆Web少量購入		Buy Online	Buy Online	Buy Online	Buy Online	Buy Online

[注1] 実装面積：2.9mm²。フォトリレーにおいて、2019年6月4日時点、当社調べ。
[注2] S-VSONR4: 2.0×1.45mm (typ.)
[注3] VSONR4: 2.75×1.45mm (typ.)
[注4] DPS (デバイスパワーサプライ): 各種テスターの電源周辺回路

新製品を含む東芝のフォトリレー製品については下記ホームページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/opto/photocoupler/photorelay.html

オンラインディストリビューターが保有する当社製品の在庫照会および購入は下記をご覧ください。
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