PSEがCCSチェーン全体にわたる世界初のモデリング・ソフトウエアgCCSを発売

英国初となる商業契約をピーターヘッドCCSプロジェクトで締結

PSE with Energy Secretary Ed Davey at the annual Carbon Capture and Storage Association (CCSA) reception at the House of Lords (Photo: Business Wire)

ロンドン--()--(ビジネスワイヤ) -- ロンドンを本社とする高度プロセス・モデリング企業のプロセス・システムズ・エンタープライズ(PSE)は本日、さまざまな二酸化炭素回収・貯留(CCS)アプリケーションをチェーン全体としてモデリングするシステム環境、gCCSを正式に発売しました。

上院で開催された例年の二酸化炭素回収・貯留協会(CCSA)の本日のレセプションで、エド・デイビー英エネルギー担当大臣はgCCSについて、次のように語っています。「このプロジェクトは、興奮に満ちた新たなCCS分野で英国企業が雇用を生み出し、機会を捉えている好例です。英国はCCSの世界的リーダーであり、コスト効率の高い方法で気候変動に対処できる強力で成功した産業を今後も作り出していきたいと思います。」

gCCSは、発電から二酸化炭素の回収、圧縮、輸送、注入に至るまで、CCSチェーン全体のために専用設計された世界初のモデリング・ソフトウエアです。PSEのgPROMS先進プロセス・モデリング・プラットフォームで実現されたgCCSは、高度なモデルを使用することにより、CCSチェーンの各要素が多様なシナリオの下でどのように相互に影響し合うかを予測します。

英国でgCCSが最初に商業規模で導入されるのはピーターヘッドCCSプロジェクトです。このプロジェクトでは、回収プロセスを完全なシステムに組み込んだ場合にどの程度柔軟に運用できるかを、gCCSを使用して調査します。

gCCSは、エネルギー技術研究所(ETI)から300万ポンドの資金提供を受けたプロジェクトによる商用製品です。このプロジェクトは、英国におけるコスト効率の高いCCSシステムを将来に向けて設計、運用、展開するために設立され、E.ON、EDF、ロールスロイス、CO2DeepStore、PSE、E4techが参加しています。

ETIのアンドリュー・グリーンCCSプログラムマネジャーは、次のように語っています。「このプロジェクトの目的は、CCSチェーンのあらゆる側面における運用シミュレーション、利害得失の検討、リスク最小化により、CCSの技術的、経済的可能性の理解を深めることです。これまでの結果は期待を上回るものでした。」

このプロジェクト設立者の1人である、E.ONのCCS革新センターのロビン・アイアンズ博士は、次のように語っています。「このプロジェクトを開始してすぐに、CCSシステム全体を同時に見られるツール、つまり正確な数字に基づいて疑問に答えられ、結論を下すためのツールが必要なことが分かりました。」

PSEのアルフレッド・ラモス発電およびCCSビジネス責任者は、次のように語っています。「欧州、米国、韓国の20以上の業界組織や研究組織での広範な検証とテストすべてを通じ、CCSシステムにおける複雑な相互関係に対応できるgCCSの能力は実証されています。」

写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください:http://www.businesswire.com/multimedia/home/20140709006111/ja/

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