アブダビ開発基金がアフガニスタンのシェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・シティに1億9200万米ドルを融資

His Excellency Mohammed Saif Al Suwaidi, Director General of ADFD, during the official inauguration ceremony of the 3,330-residential unit Sheikh Khalifa bin Zayed City in Afghanistan (Photo: AETOSWire)

アラブ首長国連邦アブダビ--()--(ビジネスワイヤ) --アフガニスタンのムハンマド・アシュラフ・ガニ大統領は、アブダビ開発基金(ADFD)によるアフガニスタンのシェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・シティ複合住宅施設への融資を発表しました。ADFDは、アフガニスタンの首都カブールのカサバ地区で行われる公団住宅開発プロジェクトに概算1億9200万米ドルを助成します。

アフガニスタンでの安価な住宅オプションの供給増を目的としたこの重要なプロジェクトにより、住宅3330戸が建造されます。この開発プロジェクトは、道路、水道、電力網、支援サービスなどの大規模なインフラ整備を含み、停電を短時間に抑える発電量22メガワットの発電所により、住民の生活水準の向上を目指します。

プロジェクト始動イベントにはADFDのムハンマド・サイフ・アル・スウェイディ総裁、アフガニスタンのサイフ・アル・シャムシUAE大使館代理公使、アフガニスタンのサダット・マンスール・ナデル都市開発・住宅大臣、アフガニスタンの政府高官らが出席しました。

アル・スウェイディ総裁は、次のように述べています。「アフガニスタン政府の住宅開発目標を支持するUAE指導者層の方針にならい、住宅建設にはADFDが管理するアブダビ政府によるアフガニスタン援助のための助成金が投じられます。この重要なプロジェクトは何千人ものアフガニスタン市民に適切な住宅を提供するとともに、アフガニスタンの公団住宅事業を活発化する上で大きな意味を持つでしょう。」

「ADFDはアフガニスタンが直面している難題を克服するための同国政府の活動を全力で支援し、同国が目指す開発目標の達成と長期的な繁栄の実現に協力します。」

さらにサダット・マンスール・ナデル大臣はアフガニスタンで人道・開発プログラムに取り組むUAEの姿勢を称え、53.8ヘクタールの開発プロジェクトはアフガニスタンの家族の生活様式に合う住宅を供給すると述べました。

1977年にアフガニスタンで最初の開発プロジェクト支援を行って以来、ADFDはアフガニスタンの経済・社会開発に貢献する14件の開発プロジェクトに対し3億2500万米ドルを助成してきました。

ADFDはアブダビ政府が所有する国営組織です。持続可能な開発プロジェクトへの特別融資や他の長期的投資と直接投資を通じた新興国の支援を目的として1971年に設立され、アブダビ政府の助成金の運用と関連プロジェクトの監視を行っています。ADFDはこれまでに、88カ国の開発プロジェクトに800億UAEディルハムを投じました。

*配信元:AETOSWire

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