アラブ首長国連邦アブダビ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- フサエリショウノガン保護国際基金（IFHC）が、今年初めてモロッコのフェズにてフェズ・メクネス商工会議所の主催により5月10～12日に開催されたフェズ・メクネス経済フォーラムで名誉賞を受賞しました。
フサエリショウノガンの保護における持続可能性のための取り組みを通じてモロッコの現地社会の経済活性化に貢献する同基金のあらゆる努力が評価されました。IFHC理事会の理事兼報告者でマネジング・ディレクターを務めるマジド・アール・マンソーリ氏が同基金の代表として授賞式に出席し、経済問題の責任者で投資と貿易を奨励する国内外の意思決定者が参加した経済フォーラムで同賞を受け取りました。
またIFHCは、モロッコのミソールおよびエンジールの2カ所のフサエリショウノガン繁殖センターの周辺地域の発展に尽くしたことおよびこれらのモロッコの主要地域のインフラをはじめ社会および経済的な支援の提供に熱心に取り組んだことについても称賛されました。フサエリショウノガン繁殖センターが現地住民に雇用機会を提供し、従業員の92パーセントがモロッコ人であることは、IFHCがモロッコの重要な社会・経済的パートナーであることを証明しています。また、同基金は従業員の専門的な能力の開発に貢献する最新技術の活用でも評価されました。
具体的には、一貫してIFHCおよび同基金のモロッコにおけるプロジェクトを支援してきたアラブ首長国政府による道路や橋の建設を通じて、IFHCは2つの繁殖センターの周辺地域のインフラ整備に大きく貢献しています。さらに、同基金は1カ所以上のダムやブーアルファ空港の建設のほか、3つの病院での衛生管理プログラムの導入を支援しています。また、同基金は住宅やモスクの建設支援やTendrara、Ain Echchairといった村での水道や電力の供給を通じて、現地コミュニティーの発展にも寄与しています。
受賞に際して、マジド・アール・マンソーリ氏は次のように述べています。「本日、フェズ・メクネス経済フォーラムに出席し、私たちのこれまでのモロッコにおける活動に対してこの賞を授与されたことを誇りに思います。私たちと現地社会との関係は強固で、私たちのあらゆる活動を常に支援してくれているモロッコ政府との連携の一環として、私たちはこうした関係を大変重視しています。私たちはモロッコの人々と固く結ばれており、現地の人々の熱心な働きがなければほとんど何も成し遂げることのできない当基金は、引き続き社会・経済的に一貫した協力姿勢を維持することをお約束します。UAEとモロッコとの間には長年にわたる関係と歴史的な絆が築かれており、モロッコ政府およびモロッコの人々による協力に深く感謝します。」
さらにマンソーリは次のように加えています。「フサエリショウノガン保護国際基金は、1970年代から始まったアラブ首長国連邦初代大統領の故ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン殿下の取り組みおよび現大統領のハリーファ・ビン・ザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン殿下が提唱するUAE、アラビア半島およびその他の生息地におけるフサエリショウノガンの復活戦略の実践を目標としています。またIFHCは、IFHC理事長を務めるアブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン皇太子（兼UAE軍副最高司令官）のフサエリショウノガンの持続可能性、飼育下の繁殖、放鳥に関するビジョンに根差しています。」
マンソーリによれば、今後も同基金は、この世界最大のフサエリショウノガン保護プロジェクトに長年にわたって常に専心してきたモロッコの現地コミュニティーの支援の下、フサエリショウノガンの繁殖と保護という持続可能性への取り組みを続けていきます。
IFHCは、IFHCが関連する世界的なフサエリショウノガン保護プロジェクトおよびフサエリショウノガン飼育下繁殖プログラムの広範にわたるネットワークを統括しています。同基金は、アラブ世界の歴史と文化において極めて重要な存在であるフサエリショウノガンという気高い鳥の理解と保護の第一人者と考えられています。
*配信元：ME NewsWire
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
