ベルタンのSecond Sight®MS遠隔ガス検知カメラをオーストラリア軍が選定

多用途性と使用柔軟性―化学的脅威の遠隔検知のためにベルタンが設計した本装置の重要な利点

Bertin’s Second Sight®MS standoff gas-detection camera (Photo: Bertin)

パリ--()--(ビジネスワイヤ) -- CNIM子会社のベルタン・テクノロジーズは、化学的脅威の当社製遠隔検知器であるSecond Sight® MSをオーストラリア国防軍(ADF)が同軍の装備として選定したと発表しました。

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防衛/セキュリティー製品担当マネジャーのRomain Verolletは、次のように述べています。「Second Sight®は多種のモジュールで構成されており、コンパクト性、配備性能、操作性に加え、使用柔軟性と多用途性は他の追随を許さないものとなっています。当社装置の別の重要な利点は、使用ガスの種類や拡散の場所に関係なく、非対称戦争シナリオでの予期しない化学的脅威を検知できる機能です。」

Second Sight® MSはリアルタイムの赤外線センサーを搭載したリモート操作式ガス検知装置であり、化学兵器や産業用有毒ガスなどの脅威を検知できるように設計されています。Second Sight® MSにより、最大5 kmの範囲にあるガス雲の遠隔検知、同定、完全可視化をリアルタイムで実現できます。この装置は第三者機関によって認定されており、化学兵器の検知機能、防水・防塵性能(IP規格)、電磁適合性(CEM)、振動・衝撃耐性(Mil-Std 810)の点で、軍事使用に必須の諸規格に準拠していることが認められています。そのため化学的脅威に対する早期警戒という利点が得られるとともに、攻撃への対処に必要なデータのすべて、すなわちガスの種類、発生源の位置、汚染の程度と広がりに関するデータを取集することができます。

CNIM子会社のベルタン・テクノロジーズはその革新的工学の長い歴史に依拠しながら、革新的なシステムと装置の開発・製造・販売を世界規模で行っています。当グループは2016年の売上高が約9600万ユーロ、パートナーが約700人に及び、そのうち3分の2がエンジニアと上層部経営者となっています。4大分野、すなわちシステムと計装機器、コンサルティングとエンジニアリング(相当の部分をリスク管理とエルゴノミクスに割く)、情報技術、医薬品とバイオテクノロジーの分野で業務を行っています。

ベルタン・テクノロジーズの第一線の計装事業はベルタン・インスツルメンツが担っており、ベルタン・インスツルメンツは下記の分野における計測とサンプリングを専門としています。

ラボ装置:試料調製、エアーサンプラー、細胞イメージング

核計装:ラドンのモニタリング、環境放射線モニタリングシステム、放射線ポータルモニター、保健物理

防衛・セキュリティー・安全:ガス検知、オプトエレクトロニクス

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Contacts

For Bertin Technologies
Frédérique Vigezzi, +33 (0) 43-59-29-84
frederique.vigezzi@gootenberg.fr

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