中国・深セン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- モバイルインターネットのための通信機器と企業・個人向け技術ソリューションを提供するグローバル企業であるZTEコーポレーション（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は8月27日、世界最大の通信事業者の1つであるテレフォニカと世界規模の提携契約を締結しました。この提携により、テレフォニカの最重要技術パートナーとしてのZTEの地位が強化されます。
160カ国で営業しているZTEは、2G/3G/LTE無線アクセスネットワーク、固定アクセスネットワーク、大容量光伝送ネットワーク、インターネットプロトコル無線アクセスネットワーク（IPRAN）、IPマルチメディアサブシステム（IMS）コアネットワークソリューション、電源システム、音声メールプラットフォームなどの付加価値サービス／アプリケーションを対象に、テレフォニカ向けに最先端ネットワークソリューションを幾つか提供しています。
今回の契約は、ZTEが既にテレフォニカと提携している地域で当社の関与を高めることが狙いです。加えて、ギガビット受動光ネットワーク（GPON）技術による超高速ブロードバンド、光メッシュネットワークを使用した高障害復旧力／大容量伝送ソリューション、ボイス・オーバー・ロング・ターム・エボリューション（VoLTE）でクリア度とリッチ度を高めた音声通信サービス、マイクロ波伝送の開発など、次世代のネットワークイノベーションで提携を深めることも目的です。
José María Álvarez-Pallete López氏は、次のように述べています。｢テレフォニカは一貫して、お客さまにクラス最高のユーザー体験を提供できる新技術を追求しています。私たちは将来に向けて高まり続ける通信ニーズを支えていく上で、ZTEは当社の重要な技術パートナーの1つであると考えています。ZTEとの提携は、デジタル変革をリードする体制を準備できるよう、スマートなデジタルテルコになるという当社のビジョンを支えていくことにもなります。｣
当社の史立栄（シー・リーロン/Shi Lirong）は、次のように述べています。｢ZTEは、欧州と中南米におけるネットワークイノベーションのリーダー企業であるテレフォニカと提携できることをうれしく思います。私たちはモバイル情報通信技術（M-ICT）時代に未曾有の接続需要を見込んでいます。私たちはユビキタスアクセス、伸縮性のあるネットワーク、デジタル通信サービス運営／ネットワーク発展のコンセプトを提供することで、テレフォニカがそのネットワーク価値を実現し、重要なブレークスルーを達成できるよう、真剣な努力を傾けています。｣
ZTEについて
ZTEは先進的な通信システム、モバイル機器、企業向け技術ソリューションを個人、通信事業者、企業、公共部門の顧客に提供しています。ZTEは、M- ICT戦略の一環として、通信分野と情報技術分野の融合が進む中で顧客に卓越性と価値をもたらすべく、エンドツーエンドの統合型革新技術の提供に取り組ん でいます。当社株式は香港証券取引所と深セン証券取引所に上場され（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）、当社の製品とサービス は160カ国以上の500社を超える通信事業者に販売されています。ZTEは年間売上高の10％を研究開発に投入し、国際的な規格策定組織で主導的役割を果たしています。ZTEは企業の社会的責任（CSR）を重視し、国連グローバル・コンパクトのメンバーとなっています。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。
テレフォニカについて
テレフォニカは時価総額と顧客数の点で世界最大の通信事業者の一角を占めます。テレフォニカはクラス最高のモバイル／固定／ブロードバンドネットワークとデジタルソリューションの革新的ポートフォリオにより、「デジタルテルコ」（デジタル通信事業者）へと自己変革を進めています。これは顧客のニーズに対応し、新たな収益成長機会をつかむ上でより有利な立場の企業になることを意味します。
当社は世界21カ国で確固とした地位を確立しており、世界で3億1600万アクセス超をもたらす顧客基盤を有しています。テレフォニカは、スペインや欧州、中南米で強い存在感を示し、当社成長戦略の一環である重要事業に傾注しています。
テレフォニカは100%上場企業で、150万人以上の直接株主を抱えています。同社の株式資本は45億5102万4586の普通株式によって構成され、スペインの証券取引所と、ロンドン、ニューヨーク、リマ、ブエノスアイレスの各市場で取引されています。
