グループM、新たな世界的代理店ブランド「ESP」の下でスポーツ・娯楽サービスを拡充

ESPプロパティーズはスポーツと娯楽の権利者へのサービス提供に注力

John Kristick, CEO, ESP Properties (Photo: Business Wire)

ニューヨーク & ロンドン--()--(ビジネスワイヤ) -- 世界有数のメディア投資管理会社のグループMは本日、新たな世界的代理店ブランド「ESP」の下でそのスポーツ・娯楽サービスを拡充すると発表しました。

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ESPは、ESPプロパティーズとESPブランズの2つの個別企業で構成されています。

両社は、WPPのメディア投資管理会社のグループMの傘下となりますが、親会社からの独立性は維持されます。

ESPプロパティーズは、連盟、リーグ、イベント、チーム、出版社、会場を含め、スポーツ・娯楽世界の権利者へのサービス提供に注力するグループMで初の会社となります。同社は、その商業プログラムの詳細な評価を提供し、データ、デジタル、コンテンツ開発のあらゆるサービスを通じて生み出される売上の拡大方法を助言します。また、権利者に代わって、既存のWPPブランドの顧客とそれ以外の両方に向けて世界的な提携販売サービスも提供します。

ESPプロパティーズは、新規採用、大手スポンサー代理店のIEGを含むグループMの既存の事業ユニットの統合、データ主導型スポーツマーケティング代理店のトゥー・サークルズの買収により設立されます。同社は、WPPネットワークの専門家と協力し、あらゆるマーケティングサービスを提供します。また、新たなプログラム・コンセプトに関してグループMエンターテインメントとも協力し、相互にメリットのある分野で新規プロジェクトのために直接資金を提供します。

ESPプロパティーズは、ニューヨーク、シカゴ、ロンドン、シンガポールの拠点にスタッフ150人以上を配置してスタートし、さらにロサンゼルス、サンパウロ、ドバイなどにもチームを置きます。オールブラックス、クリーブランド・キャバリアーズ、バレンシアCF、イングランド・ウェールズ・クリケット協会、ペレ、シティ・フットボール・グループを含め、世界的に評価の高い顧客群と共にスタートします。

WPPのサー・マーティン・ソレル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。

「お客さまの側にはコンテンツとスポーツへの投資を拡大したいという大きく高まる需要がありますが、私たちの業界ではこれに十分に対応できる会社がほとんどありませんでした。新たなESPプロパティーズは、創造力と商業的知見を権利者に初めて提供し、今日のブランド・スポンサーのニーズによりぴったりと合うサービスを実現するために比類のない機会を提供します。ESPは、当社が最近実施したブルイン・スポーツへの投資も利用しながら、お客さまが多くの高付加価値のメディアおよびスポンサー機会を利用できるようにします。」

グループMは、個々のメディア代理店の専門家チームを増やすことで、スポーツ・娯楽提携の計画、交渉、実施に関するブランド支援も拡大します。これらの専門家チームは、主要地域においてESP内のもう1つの企業であるESPブランズが支えます。ESPブランズは、元提携コンサルタント企業のグループM ESPを発展させたものです。

ESP会長でグループMグローバル社長のドミニク・プロクターは、次のように述べています。

「ESPプロパティーズが世界的に始動することで、いくつかの世界で最も有名なスポーツ・娯楽ブランドに有力な商業機能と創造的機能がもたらされます。スポーツはメディアの原動力であり、私たちはその資産を最適化して大手ブランドとのより実りある提携を拡大する上で権利者を支援することで、市場により良いサービスを提供したいと思います。同時に、当社のグループM代理店が実施し、主要地域の中心的チームのESPブランズが支える専門的なスポーツ・娯楽業務にさらに多くの資源を提供することで、当社はブランドに代わってより効率的な協力を確保します。」

新たなESPプロパティーズは、2011年からグループM ESPのグローバル最高経営責任者(CEO)を務めるジョン・クリスティックが率います。クリスティックは、20年近くに及ぶ海外経験を持つスポーツマーケティングの上級幹部です。2022年FIFAワールドカップの開催に向けた米国招致委員会のマネジングディレクターに任命され、それ以前にはインフロント・スポーツ&メディアのエグゼクティブディレクターとして、その設立当初から欧州で10年以上働きました。この企業は、地域ごとにジョナサン・ヒル(EMEA)、ラレン・ウクマン(北米)、ジンウェイ・トー(APAC)が率います。ESPブランズは、北米ではブライス・タウンゼントが統括し、その他の地域では個々のグループM代理店が統括します。

ESPプロパティーズのジョン・クリスティック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。

「ESPプロパティーズのサービスは、世界有数の連盟、イベント、リーグ、チーム、その他の権利者の変化するニーズを満たす上で真にユニークなものです。私たちは、30年以上に及ぶスポンサー活動のコンサルティング経験を持つIEGなどグループM全体や当社の新たなパートナーのトゥー・サークルズから、データ駆動型スポーツマーケティングの先頭を走ってきたさまざまな専門家を結集させました。この戦略的な専門知識に潜在的なブランド・パートナーシップをうまく進める方法に関する比類のない理解を組み合わせることで、私たちは世界中の権利者に新たな売上機会を提示できます。」

この立ち上げは、WPPのコンテンツ事業拡大の一環として、メディアプロ、VICE、インディジェナス・メディア、フルスクリーン、MRC、直近ではブルイン・スポーツ・キャピタルへの投資により実証されています。

ブルイン・スポーツ・キャピタル創業者のジョージ・パインは、次のように述べています。

「ESPプロパティーズは、戦略的サービスと販売ノウハウの非常に強力な組み合わせを世界中の権利者に提供します。ブルインが運営する関連事業のために私たちが価値を創造する中で、当グループの比類のない世界的な資源と企業顧客層を利用する能力は非常に役立つでしょう。また、機会が生まれる中で、ESPプロパティーズと協力して共同で資本を配置し、新たな事業を創造していきたいと思います。」

グループMについて

グループMはメディア投資管理事業を手掛ける世界有数の企業です。マインドシェア、MEC、メディアコム、マクサス、ザクシス、カタリストを含むWPPメディア代理店の親会社でもあります。当社の主たる目的は当社の顧客、利害関係者、社員のためにWPPのメディアコミュニケーション代理店のパフォーマンスを最大化することで、その実現に向けて親会社や提携会社としてトレーディング、コンテンツ作成、スポーツ、デジタル、金融、専有ツールの開発、その他の基幹業務能力など、パフォーマンス強化の事業に取り組んでいます。グループMを構成する代理店はいずれも世界規模で事業を展開しており、それぞれが自力で市場において主導的な地位を占めています。グループMはその物理的に広範な事業規模と幅広い知力をインテリジェントに活用することで、トレーディング、革新、新しいコミュニケーションサービスに役立て、顧客と当社傘下の企業に競争的優位性をもたらしています。当社に関する詳細は、オンライン(www.groupm.com)でご覧ください。

IEGについて

30年以上にわたり、IEGは世界的なスポンサー活動の業界を形作り、リードしてきました。スポーツ、芸術、娯楽、非営利、その他の提携分野の権利者とブランドにコンサルティング、評価、調査の各サービスに加えて、知見、動向、研修を提供しています。IEGの専有的な評価の方法論は、提携機会の公正価値を評価する業界標準となっています。コンサルティング、評価、調査の各チームは現在、ESPプロパティーズの名の下に活動し、知見、動向、イベントはIEGブランドの下にsponsorship.comを通じて継続しています。

トゥー・サークルズについて

トゥー・サークルズは、データ主導型スポーツマーケティング会社として、権利者が顧客とより強固な関係を構築できるよう支援しています。顧客が適切な時期に適切な顧客に対して適切なメッセージを届けられるようにし、そうすることで、すべての主要な収入源全体で商業的成長を実現しています。ロンドンに本社を置く当社は2011年に設立され、世界10市場に従業員55人を擁するまでに急成長しました。トゥー・サークルズのデータマイニングとデジタルの実行能力により、私たちは聴衆の知見、デジタルの創造性、厳密な証拠をESPプロパティーズの提案の中心に据えることができます。

ブルイン・スポーツ・キャピタルについて

ブルイン・スポーツ・キャピタルは、非公開の世界的なメディア、スポーツ、マーケティング、ブランド・ライフスタイル企業です。ブルイン・スポーツ・キャピタルは、自己資本で2億5000万米ドルを調達し、それぞれのセグメントで事業の買収、運営、構築を行うための購買力として5億米ドルを有しています。世界最大のコミュニケーションサービス・グループのWPPは、ブルイン・スポーツ・キャピタルの世界的な投資家集団の主要な投資企業です。

原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20150518006832/en/

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Release Summary

GroupM expands sports & entertainment offering with ESP Properties & ESP Brands. ESP Properties serving rights holders in sports and entertainment with data, digital and content development services

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