東芝：ARM® Cortex® -M3コアを搭載したスマートメータ向けマイコンの製品ラインアップ拡充について

東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 東芝は、ARM^® Cortex^®-M3コアを搭載したマイコン「TX03シリーズ」の新製品として、スマートメータ向けのマイコン「TMPM311CHDUG」をラインアップに追加しました。
2015年4月からサンプル出荷を開始し、2015年9月から量産を開始する予定です。

単相および三相スマートメータ向けの電力測定AFE(アナログ・フロントエンド)部には、電流、電圧の高精度な同時測定と、電力演算機能が求められています。

本製品は、24ビットΔΣ型ADコンバータを4チャネル内蔵し、電流、電圧を高精度に同時測定、電力演算することが可能で、高性能スマートメータの製品化に貢献します。

応用機器
・スマートメータ
・各種計測機器

新製品の主な特長
・24ビットΔΣ型ADコンバータを4チャネル内蔵。電流、電圧を高精度に同時測定、測定誤差は0.1%未満で単相電力演算することが可能。
・本製品を2個連動させることで最大8チャネルの電流、電圧の同時測定が可能で、三相電力メータのソリューションを提供。
・24ビットΔΣ型ADコンバータの各変換チャネルに低ノイズの可変ゲインアンプを内蔵し、電流センサから取り込んだ電流の高精度な測定が可能。また、電力量計だけではなく各種センサ機器にも対応可能。
・温度センサ内蔵。各種温度補正が可能。
・1チップで計量・通信の制御を行い、停電状態でのタンパ検知、割り込み検知を超低消費電力で実現できる、Cortex^®-M4Fを2CPU搭載した「TMPM411F20」と組み合わせることによって、計量・通信を一つの基板に集約した一体型スマートメータのシステム構築が可能。

新製品の概要と主な仕様
品番		TMPM311CHDUG
サンプル価格		300円
主な仕様	CPU	ARM^® Cortex^®-M3
	最大動作周波数	24MHz
	内蔵メモリ	SRAM 21Kバイト
	動作電圧	2.7～3.6V
	24bit⊿ΣADコンバータ	4 ch ・各チャネルに可変ゲインアンプを内蔵 　可変ゲイン：1倍, 2倍, 4倍, 8倍, 16倍 ・内1チャネルは内部温度センサの入力と兼用
	μDMAコントローラ	1 unit
	16bitタイマ	5 ch
	割込入力	2 ch
	SSP	1 ch
	SIO/UART	1 ch
	温度センサ	1 ch
	パッケージ	LQFP48 (7mm x 7mm, 0.5mm pitch)
補足		DMA: Direct Memory Access 1Kバイトは1024バイトとして計算しています

製品の詳細はホームページをご覧ください。
http://toshiba.semicon-storage.com/info/lookup.jsp?pid=TMPM311CHDUG&lang=ja

当社ARMコア搭載マイコンについては下記ホームページをご覧ください。
http://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/microcomputer/lineup/arm-micon.html

*ARMおよびCortexは、ARM Limited（またはその子会社）のEUまたはその他の国における登録商標です。 All rights reserved.

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ミックスドシグナルIC営業推進部 Tel: [phone]
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