東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、新世代の微細CMOSプロセスを活用し、ドロップアウト特性を大幅に改善したLDOレギュレータを製品化しました。 新製品は、1.0×1.0×0.6mmの超小型DFN4パッケージながら、140mV(標準)@ 3.0V、300mAの特性を実現し、高速負荷過渡応答回路、低ノイズ回路も搭載しています。基本機能の過電流保護、過熱保護、出力オートディスチャージの他、突入電流も抑制し、スマートフォンなどの小型携帯機器をはじめ、幅広いアプリケーションに推奨できる300mA出力LDOレギュレータです。現在評価サンプルを出荷中で、2013年3月から量産を開始する予定です。
応用機器
スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートPC、デジカメ、デジタルビデオカメラなどの小型携帯機器
主な特長 |
||
(1) | 低ドロップアウト電圧 | |
VIN-VOUT = 140mV (標準) @3.0V出力、IOUT = 300mA | ||
(2) | 低出力雑音電圧 | |
VNO = 38μVrms (標準) @2.5V出力、IOUT = 10mA, 10 Hz < f < 100kHz | ||
(3) | 出力固定タイプで1.0~4.5Vの範囲で50mVステップで設定可能 | |
(4) | 低バイアス電流 (IB=65μA (標準) @IOUT=0mA) | |
(5) | 優れた負荷過渡応答特性 | |
ΔVOUT = ±80mV (標準) @ at IOUT = 1 ⇔ 300mA, COUT =1.0μF | ||
(6) | 過電流保護 | |
(7) | 過熱保護 | |
(8) | 突入電流抑制 | |
(9) | 出力オートディスチャージ | |
(10) | コントロール端子プルダウン接続 |
ラインアップ |
||
品番 | 出力電圧 | |
TCR3DM10 | 1.0V | |
TCR3DM105 | 1.05V | |
TCR3DM12 | 1.2V | |
TCR3DM18 | 1.8V | |
TCR3DM25 | 2.5V | |
TCR3DM28 | 2.8V | |
TCR3DM30 | 3.0V | |
TCR3DM32 | 3.2V | |
TCR3DM33 | 3.3V | |
TCR3DM45 | 4.5V |
*上記以外の出力電圧等ご要望がありましたら、当社営業部門までお問い合わせください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/profile/domestic/index.html
製品の詳細はホームページをご覧ください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/linear/selection/topics/1267632_1929.html
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
小信号デバイス営業推進部 Tel:03-3457-3411
*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。