カリフォルニア州ウェストレイクビレッジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 持続可能なグリッドスケールエネルギー貯蔵ソリューションをリードする企業であるエナジー・ボールト・ホールディングス(NYSE:NRGV)(以下「エナジー・ボールト」 )は、中国天楹(CNTY)による如東県のEVx™重力式エネルギー貯蔵システム(GESS)の試験および試運転の成功を発表しました。これには、CNTYがエナジー・ボールトおよびアトラス・リニューアブルとの提携に基づき投資・建設した25MW/100MWh GESSのユニットの充電と放電の試験成功も含まれています。
エナジー・ボールトは、如東県のEVxの試験成功に加え、アトラス・リニューアブルとのEVxライセンス契約を7.5年から15年に延長することを発表しました。これは、重力式貯蔵技術が中国のエネルギー転換と脱炭素化目標達成に重要な役割を果たしていることを示しています。この12ヶ月の間に、CNTYは中国の複数の省にまたがる合計3.7GWh以上のEVx GESSの8基の追加導入を発表しました。システムの完成、試運転の開始に伴い、将来的にはエナジー・ボールトに対してそれぞれの事業収益からロイヤリティ収入が見込まれます。
「世界初のグリッドスケール重力式エネルギー貯蔵システムである如東県のEVxの試験と試運転の成功は、エナジー・ボールトと現地パートナーのアトラス、CNTYにとって重要なマイルストーンとなります。今回の成功は中国および中国が目標として掲げているカーボン・ニュートラルの実現に向けた進展にとって重要な意味を持っています」と、エナジー・ボールトの会長兼最高経営責任者のロバート・ピコニは述べています。「今回の試験は、世界最大のエネルギー貯蔵市場である中国のエネルギー転換と脱炭素化の目標達成をサポートする上で、重力式エネルギー貯蔵技術が重要な役割を果たすことを裏付けるものです。また、アトラス・リニューアブルとCNTYとのEVxライセンス契約・ロイヤリティ契約を7年半延長し、契約期限が2036年となることを発表することができ嬉しく思います。今後、新たなシステムが大量導入される予定ですが、この先何年もこの強力なパートナーシップが続くことを願っています。」
2024年1月、如東県のEVxは中国国家能源局(NEA)の「新エネルギー貯蔵パイロット実証プロジェクト」に選定されました。実証パイロットに選定されたプロジェクトは、省レベルのエネルギー当局による管理監督強化の対象となり、建設、データ報告、コンプライアンス、安全対策などの重点課題に関する進捗のサポートを受ける調整が可能になるというメリットがあります。
25MW/100MWh EVx GESSの試運転を2023年後半に開始した後、2023年9月に既存のリモートエンド変電所までの最後の4kmの35kV架空送電線の敷設を完了し、10月に施設のキャッピングと建設を完了し、12月に送電網への完全相互接続を達成しています。国家送電網への商業運転を開始するための省および国家からの最終的な認可が下りた場合、如東県のEVxは世界初の実用規模の商用非揚水式重力蓄電システムとなります。
エナジー・ボールトについて
エナジー・ボールト(Energy Vault ® )は、持続可能なエネルギー貯蔵に対する世界のアプローチを変革すべく設計された、実用規模の蓄電ソリューションを開発・展開しています。当社の包括的な製品には、専売の重力式蓄電、バッテリー蓄電、グリーン水素蓄電技術などがあります。どの貯蔵ソリューションも、ハードウェア技術に依存しないエネルギー管理システム・ソフトウエアと統合プラットフォームによってサポートされています。業界唯一の要素としては、エナジー・ボールトの革新的な技術ポートフォリオは、カスタマイズされた短期・長期の蓄電ソリューションを提供し、電力会社、独立系発電事業者、大規模な産業用エネルギーユーザーが電力の信頼性を損なうことなく、平準化エネルギーコストを大幅に削減できるよう支援することが挙げられます。エナジー・ボールトが提供するEVx重力蓄電技術は、廃棄物を統合して有効に再利用することができる環境に優しい材料を使用し、循環型経済への移行を促進し、お客様の世界的なクリーンエネルギーへの移行を加速します。詳しくは、 www.energyvault.com をご覧ください。
将来の見通しに関する記述
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