キオクシア: 小型化および性能向上した、最新世代UFS4.0フラッシュメモリ製品のサンプル出荷について

モバイル機器のユーザー体験向上に貢献

最新世代UFS Ver. 4.0フラッシュメモリ製品 (画像:ビジネスワイヤ)

東京--()--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、パッケージサイズを小型化し性能向上した、最新世代のUFS[注1]4.0組み込み式フラッシュメモリ製品のサンプル出荷を開始しました[注2]。新しいUFS4.0対応製品は、当社従来製品比[注3]でパッケージサイズを約18%縮小しており、デバイスの基板スペースの効率化と設計の柔軟性に貢献します。読み書き性能を向上させることにより、データダウンロードの高速化、応答速度の短縮化をもたらし、5G高速ネットワークに対応したハイエンド・スマートフォンを含むさまざまな次世代モバイル機器に適しています。256GB、512GB、1TBの3つの容量をサポートします。

新製品の主な仕様:

  • 当社従来製品に比べて[注4] ライト/リード速度は、シーケンシャルライトが約15%、ランダムライトが約50%、ランダムリードが約30%それぞれ向上しています。
  • パッケージサイズは9mm x 13mm、パッケージ厚は0.8mm(256GBおよび512GB)および0.9mm(1TB)で、従来のパッケージサイズ(11mm x 13mm)と比較して約18%縮小しています。

最新のUFS4.0対応製品は、キオクシアの3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」とコントローラーをJEDEC規格のパッケージに統合しています。UFS 4.0はMIPI M-PHY 5.0とUniPro 2.0に対応し、理論上1レーンあたり最大23.2Gbps、デバイスあたり最大46.4Gbpsのインターフェース速度をサポートします。また、UFS 4.0は、UFS 3.1と下位互換性があります。

関連リンク:
UFS 4.0: 次世代モバイル機器用組み込みストレージ

[注1] UFS (Universal Flash Storage):JEDECが規定する組み込み式フラッシュストレージの標準規格。シリアルインターフェースを採用し、全二重通信を用いているため、ホスト機器との間でのリード・ライトの同時動作が可能。
[注2] 256GB、512GBの製品のサンプル出荷を今月から開始し、1TBの製品については、2024年6月に出荷を開始する予定です。なお、サンプル出荷品は量産時と仕様が異なる場合があります。
[注3] 当社の前世代UFS 4.0対応組み込み式フラッシュメモリの製品との比較。
[注4] 当社の前世代512GBの製品型番「THGJFLT2E46BATP」との比較。

* 本製品の表示は搭載されているフラッシュメモリに基づいており、実際に使用できるメモリ容量ではありません。メモリ容量の一部を管理領域等として使用しているため、使用可能なメモリ容量(ユーザー領域)はそれぞれの製品仕様をご確認ください。(メモリ容量は1GBを1,073,741,824バイトとして計算しています。)

* 1Gbpsを1,000,000,000ビット/秒として計算しています。リードおよびライト性能はキオクシアの試験環境で特定の条件により得られた最良の値であり、ご使用機器での速度を保証するものではありません。リード及びライト性能は使用する機器等の条件により異なります。

* 記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
メモリ営業推進統括部
Tel: 03-6478-2423
https://business.kioxia.com/ja-jp/buy.html

*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
キオクシア株式会社
営業企画部
進藤智士
Tel: 03-6478-2404

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