WMOの第II地区協会(アジア)の地区会議がアブダビで閉幕

His Excellency Dr. Abdulla Al Mandous, the Director General of the National Center of Meteorology (NCM) (Photo: AETOSWire)

アラブ首長国連邦アブダビ--()--(ビジネスワイヤ) --国家気象センター(NCM)が開催したWMOの第II地区協会(アジア)の地区会議(RECO)が、本日アブダビで国連のイニシアチブ「すべての人に早期警報システムを」を支持するハイレベル声明を発表して閉幕しました。

この声明では、早期警報の主流化を確実にするための国家政策および法律の策定を支援し、主要な災害リスク削減のステークホルダーのためのインパクト・ベースの警報および意思決定支援システムを開発・促進することにより、国家およびコミュニティーの対応能力を構築することの緊急の必要性が強調されました。

声明では、メディアを含むすべての主要なユーザーに向けて、共通警報プロトコル(CAP)などの適切な形式の効果的で信頼できる早期警報の能力を構築する必要性と、世界、地域、国家のニーズを満たすべく、あらゆる時間尺度の予測にとって極めて重要な点である観測ギャップを埋める必要性が重視されました。

RECOの参加者はまた、パリ協定の実施をサポートする極めて重要な手段としてのWMO温室効果ガス監視イニシアチブのさらなる開発および実施と、人為的排出量ネットゼロの達成に向けた戦略の策定への支援をあらためて表明しました。

声明はまた、国連システムの機関・基金・プログラム、政府間組織、地域組織、政府機関、開発パートナー、NGO、民間セクター、研究者に対して、すべての人のための早期警報の達成に向けて、WMOとその加盟国との協働を継続するよう呼びかけました。

2023年3月13日から16日まで、RECOはRA IIの国家気象水門機関が新たな問題と課題に対処し、地域協力を強化するとともに、WMO決議と決定の実施のためのパートナーシップを深めるためのフォーラムを提供しました。

NCM事務局長でRA II(アジア)会長のアブドゥラ・アル・マンドゥース閣下(博士)は、次のように述べています。「当会議の成果と勧告は、特にその広大で多様な地勢のためにさまざまな自然災害の影響を頻繁に受けている私たちの地域において、早期警報システムの強化を求める国連の呼びかけに関する行動計画の実施を促進すると確信しています。」

この会議には、RA IIアジアの35加盟国の大使、WMOやその他の国連委員会および事務所の主要職員、アジアのWMO加盟国の常駐代表を含む150人以上が参加しました。

当会議では、すべての人のための早期警報、インフラストラクチャー、統合サービスの3つのセグメントに焦点を当て、気象に関連するさまざまなテーマについて議論が行われました。

*配信元:AETOSWire

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Salam Shehady, 00971553584520
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