フジテックの株主は、オアシスが提案した4名の社外取締役を選任しました

  • フジテックの株主は、オアシスが提案した4名の社外取締役の選任を可決しました。
  • フジテックの株主は、臨時株主総会の直前に取締役を辞任した引頭麻実氏を除く、現任のフジテックの社外取締役3名(取締役会の議長を含む)の解任を可決しました。
  • フジテックの株主は、フジテックの社外取締役候補者2名の選任を否決しました。
  • オアシスは、フジテックの新たな取締役会と建設的なエンゲージメントを実施し、同社のステークホルダーを内山家の支配から解放することを含め、フジテックにおける有意義な変革を求めていきます。

東京&香港--()--(ビジネスワイヤ) --オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド(以下「オアシス」)は、エレベーターの製造・サービスを手掛けるフジテック株式会社(6406 JT)(以下「フジテック」)の株式を16.5%以上保有するファンドの運用会社です。オアシスは2022年12月に、フジテックの取締役会に対して臨時株主総会の招集請求を行い、現任の取締役6名の解任および彼らの代わりとなる経験豊富な独立社外取締役の選任議案の付議を要請しました。

本日開催された臨時株主総会において、オアシスの提案した独立社外取締役候補者のうち、4名がフジテックの取締役に選任されました。オアシスは、フジテックの社外取締役の67%を占める4名の新任社外取締役の就任が、現任の取締役および経営陣に対する重大なメッセージになると認識しており、フジテックの変革に向けた株主の皆様の支持に感謝いたします。

今日は、フジテックのすべてのステークホルダーの利益を守り、同社の監督機関を強化することに向けた重要な初日となりました。フジテックの筆頭株主として、オアシスは新たな取締役会と建設的なエンゲージメントを実施し、説明責任・透明性・倫理観・パフォーマンスの向上を含む、有意義な変革を求めていきます。オアシスは、新たな取締役会がフジテックを内山家の支配から解放し、すべての株主の利益のために協力して行動することを最も期待しています。

オアシスは責任ある機関投資家として、これから2023年定時株主総会まで、そしてその後にわたり、フジテックの取締役会の行動を積極的に監視していきます。長期的な株主価値の創造のためには強力なガバナンス体制が不可欠であり、この実現に向けて今後もフジテックとの積極的なエンゲージメントを継続していきます。

オアシスは、新たに選任された独立社外取締役の貢献により、フジテックが遂に内山家の影響から解放され、新たな取締役会が主導する前向きな変化を通じ、フジテックの潜在的な価値を最大限に引き出すことができると信じています。

オアシスについて

オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドは、さまざまな国やセクターにわたる幅広いアセットクラスの投資機会にフォーカスしている投資ファンドです。オアシスは、現在、最高投資責任者 (CIO)を務めるセス・H・フィッシャーによって 2002 年に設立されました。オアシスに関する詳しい情報は、https://oasiscm.com をご覧ください。オアシスは日本の金融庁の「責任ある機関投資家の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)」を遵守し、この原則に沿って投資先企業の監督及び、エンゲージメントを行っています。

重要な免責事項

本プレスリリース(以下「本リリース」)の情報は、フジテックの株主であるプライベート・ファンドの運用会社であるオアシスが、フジテックの株主の皆様への情報提供を目的とするものです。

本リリースは、フジテックの株主に対して、オアシスと共同で議決権を行使することを勧誘あるいは要請するものではありません。

また、オアシスは、株主の皆様に対して、当社と共同で議決権を行使することを何ら勧誘・請求していません。共同して議決権を行使することに合意した株主は、日本の大量保有報告制度における「共同保有者」とみなされ、日本の関係当局に保有株式の総額の届出を行って公開することが必要とされます。

オアシスは、本書またはウェブサイトを通じて、他の株主と意見交換を行う行為により、日本の金融商品取引法における他の株主との共同保有者として扱われる意図を有しておりません。

この声明および関連資料は、来たる臨時株主総会に関するオアシスの意見、解釈、および推定を独占的に表しています。オアシスは、同社が所有するファンドへの投資助言者としての立場においてのみ、これらの意見を表明しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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また、日本のメディア様向けに別途、特別に窓口を設けておりますので、以下にご連絡ください。
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塩加井・岩屋
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