ニューモント、条件付き特別配当を発表

ゴールドコープ買収の完了前に基準日を設定して1株当たり0.88ドルを支払う

デンバー--()--(ビジネスワイヤ) -- ニューモント・マイニング・コーポレーション(NYSE:NEM)(ニューモントまたは当社)は本日、当社取締役会が、ゴールドコープ(NYSE:GG)(TSX:G)との取引が承認されることを条件として、普通株式1株当たり0.88ドルの一度限りの特別配当を宣言したことを発表しました。この配当金は、ニューモント・ゴールドコープの統合案が完了する前の2019年4月17日(基準日)現在のニューモント株主に支払われます。この特別配当は、本取引案に関連して、それぞれ2019年4月11日と4月4日の株主総会で検討される決議について、ニューモントおよびゴールドコープの株主が承認することを条件としています。この条件を満たすことを前提として、2019年5月1日に特別配当金が支払われます。両社の株主が決議を承認すれば、2回の臨時株主総会のすぐ後にニューモント・ゴールドコープの取引が完了する予定です。

この特別配当は、2019年3月11日にバリック・ゴールド・コーポレーション(NYSE:GOLD)(TSX:ABX)(バリック)と共に発表したネバダ州での合弁事業により発生する相乗効果可能性の一部に関し、即時の現金支払いにより既存のニューモント株主に価値を提供するものです。この配当金は、ニューモント・ゴールドコープ取引案に関連して発行される株式に関してではなく、基準日時点でのニューモントの現在の流通株式の保有者に支払われます。

ゲーリー・ゴールドバーグ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ネバダ州の合弁事業契約が生み出す潜在的な相乗効果の価値を認識してニューモントの現在の株主にこの特別配当を支払うことを、うれしく思っています。当社は、株主と関わり、その意見に真摯に耳を傾けてきました。また、当社の大口株主の数名が、ゴールドコープとの合併に支持を表明したことをうれしく思っています。」

また、ニューモントは本日、メキシコ競争委員会がニューモントとゴールドコープの統合を無条件で承認したことを発表しました。これに先立ち、2月にはカナダ競争局および韓国公正取引委員会がこの統合を承認しています。ニューモントとゴールドコープは、取引完了の条件である残りの承認を得るべく、今後も他の規制当局と協力していきます。

ゴールドコープとの統合案は、ニューモントの株主にとって大きなな価値創造の機会であり、統合後の会社の株主には、世界クラスの事業、プロジェクト、探鉱の機会、埋蔵量および人材の比類ないポートフォリオを提供します。ニューモントの取締役会は、ゴールドコープとの取引を引き続き全会一致で支持しています。

この取引が完了次第、ニューモント・ゴールドコープは以下を行います。

  • ニューモントの1株当たり純資産価値は27%増加し、2020年の1株当たりキャッシュフローは34%増加しますi
  • 予想される年間税引前相乗効果、サプライチェーンの効率化、および全潜在能力の向上で合計3億6500万ドルを生み出し、44億ドルの正味現在価値(税引前)を創出する機会となりますii
  • 何十年にもわたって600万~700万オンスの安定した金生産を目指しますi
  • 1株当たりを含め、金セクターで最大の金の埋蔵量と資源を確保します。
  • 4大陸の有望な採掘管轄区域と豊富な金鉱地区を有します。
  • 大手産金企業の中で最高額の配当を提供しますiii
  • 財務の柔軟性と投資適格の財務状況により、15%以上の目標内部収益率(IRR)を生み出す最も有望なプロジェクトを推進しますiv
  • 鉱業業界で豊富な経験を有する熟練したビジネスリーダーと優れた実績の技術チームおよびその他の人材を擁します。
  • 環境面、社会面、ガバナンス面で業界のリーダーシップを維持します。

ニューモント/ゴールドコープ取り決め合意の諸条件で規定された通り、ニューモントは、この特別配当金の支払いについてゴールドコープの合意を求め、その合意を得ています。

ニューモントについて

ニューモントは、金と銅の有力生産企業です。当社は主に、米国、オーストラリア、ガーナ、ペルー、スリナムで事業を運営しています。ニューモントは、S&P500指数の銘柄に選ばれている唯一の金生産企業であり、2015年、2016年、2017年、2018年にはダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックスの鉱業部門のリーダーに選ばれました。ニューモントは、価値創出の業界リーダーであり、技術、環境、社会、安全衛生で優れた実績を上げています。ニューモントは1921年に設立され、1925年より株式を公開しています。

将来予想に関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、1933年証券法第27A条(改正を含む)および1934年証券取引法第21E条(改正を含む)の意味での「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの記述は、上記の条項およびその他の適用法、ならびに適用されるカナダの証券法の意味での「将来予想に関する情報」により規定されるセーフハーバーの対象となるものです。将来予想に関する記述が将来の出来事や結果に関する予想または考えを表明または暗示する場合、そのような予想または考えは誠意をもって表明されたものであり、合理的な根拠があると考えられます。しかし、このような記述はリスク、不確実性、その他の要因の影響を受けやすく、実際の結果が将来予想に関する記述で表明、予測、または暗示された将来の結果と大きく異なるものになる可能性があります。将来予想に関する記述は、予想される当社の将来の事業、財務業績および財務状況に関するものが多く、これには、たいていの場合、「見込む」、「意図する」、「計画する」、「~する予定」、「~だろう」、「見積もる」、「予想する」、「考える」、「目指す」、「指標として」、「仮に」、「可能性」などの用語が含まれます。本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述には、以下が含まれますが、これらに限定されるものではありません。(i)ニューモントが計画中のゴールドコープの買収に関する記述(取引案)および、取引案で予想される条件、時期、完了(必要な承認を受けることや他の慣例的完了条件を満たすことを含む)、(ii)予想年間生産量を含む将来の生産および販売の見積もり、(iii)販売に適用される将来の費用および全生産費用の見積もり、(iv)増収に関する予想、(v)将来の設備投資の見積もり、(vi)将来のコスト削減、効率および相乗効果の見積もり(一般管理費の節約、サプライチェーンの効率、全潜在能力での改善、統合機会、その他の改善および節約を含みますが、これらに限られません)、(vii)将来の探鉱ならびに、ニューモントおよびゴールドコープの事業、プロジェクト・パイプライン、投資の発展、成長、可能性に関する予想(プロジェクト利益、予想平均内部収益率(IRR)、スケジュール、決定日、鉱山寿命、商業生産、最初の生産、資本平均生産量、平均コスト、業績向上の可能性などを含む)、(viii)将来の投資または事業売却に関する予想、(ix)将来の配当および株主還元の予想(ニューモントの特別配当、その基準日、支払日を含む)、(x)将来のフリーキャッシュフローの発生、流動性、財務健全性、信用格付けに関する予想、(xi)将来の株価および企業価値に関する予想、(xii)将来の計画およびメリットに関する予想、(xiii)将来の鉱化作用に関する予想(埋蔵量および資源、等級、回収率に関する予想などを含む)、(xiv)将来の廃坑費用および負債の見積もり、および (xv) 予想されるネバダ州での合弁事業(潜在的相乗効果、価値創造、便益を含む)。将来の出来事または結果の推定または予想は一定の前提に基づいていますが、この前提が間違いとなる場合があります。このような前提には、(i)現在の地質工学的条件、冶金学的条件、水文的条件およびその他の物理的条件に大きな変化がないこと、(ii)ニューモントおよびゴールドコープの事業およびプロジェクトの許可、開発、運営、拡大が、現在の予想および採掘計画に沿って進展すること(輸出承認の受領などを含む)、(iii)ニューモントとゴールドコープが業務を行うすべての管轄区域における政治状況が現在の予想に沿ったものであること、(iv)米ドルに対する豪ドルまたはカナダドルの一定の為替レートの想定、その他の為替レートがほぼ現在の水準に沿ったものであること、(v)金、銅、銀、亜鉛、鉛、石油に関する一定の価格想定、(vi)主要供給品の価格がほぼ現在の水準に沿ったものであること、(vii)現在の鉱物埋蔵量、鉱物資源、鉱物化材料の見積もりの正確さ、(viii)特別配当支払の条件を満たすこと、および (ix) その他の計画上の前提条件などがあります。ニューモントおよびゴールドコープの事業と将来の業績についての将来予測に関する記述に伴うリスクには、金およびその他の金属価格の変動、通貨の変動、操業リスク、生産コストの増加および鉱石品位または回収率が採掘計画での想定と一致しないこと、政治的リスク、地域社会との関係、紛争解決の政府規制と裁判結果、その他のリスクがあります。また、実際の結果が将来予想に関する記述と異なる原因となる可能性のある重大なリスクには、財務予想またはその他の予測に固有の不確実性、ニューモントとゴールドコープの事業を迅速かつ効果的に統合し、取引案で企図した期待される相乗効果と価値創造を達成する能力、取引案を完了するために必要なニューモントおよびゴールドコープの株主による取引案の承認を得る両社の能力および取引案完了の時期に関するリスク(取引条件が適時にあるいは全く満たされないことや、他の理由で取引を完了できないことを含む)、取引案に必要な合意または許可が得られないか予想外の条件付きで得られるリスク、取り決め合意に関連して当事者およびその他に対して提起される可能性のある訴訟の結果、取引が発表されて今後実施されることの結果として取引やビジネス・パートナーの反応と保持に関連して生じる予期せぬ困難または支出、取引案によりニューモント普通株式の株価が変動する可能性、ニューモントおよびゴールドコープの資源で予想される市場規模とこれに対する継続的な需要および取引発表に対する競争的反応の影響、経営陣が取引関連の問題に時間を取られることなどがあります。このようなリスクおよびその他の要因に関するより詳細な議論については、証券取引委員会(SEC)に提出したフォーム10-Kによるニューモントの2018年度年次報告書ならびに当社の他のSEC提出書類(SECのウェブサイトまたはwww.newmont.comで入手可能)、ゴールドコープの最新の年次報告書ならびにゴールドコープがカナダ証券規制当局に提出した他の書類(SEDAR、SECのウェブサイト、またはwww.goldcorp.comで入手可能)をご覧ください。ニューモントは、本プレスリリースでゴールドコープに起因する(以前の鉱物埋蔵量および資源公表を含む)、あるいはゴールドコープが本プレスリリース以外で行ったいかなる記述または報告をも確認または採用するものではありません。ゴールドコープは、本プレスリリースでニューモントに起因する(以前の鉱物埋蔵量および資源公表を含む)、あるいはニューモントが本プレスリリース以外で行ったいかなる記述または報告をも確認または採用するものではありません。ニューモントとゴールドコープは、適用される証券法で義務付けられた場合を除き、本プレスリリース発表日以降の出来事や状況を反映するため、あるいは、予想外の出来事の発生を反映するために、見通しなどを含む将来予想に関する記述を改訂して公表する義務を一切負いません。投資家は、以前に発行された「将来予想に関する記述」が更新されないことで、これらの記述が再確認されたとは考えないでください。「将来予想に関する記述」を継続して信頼するかどうかは投資家自身の責任で行なってください。

取引案に関する追加情報および掲載場所

この情報は、いかなる証券の売出し申し出、応募または買付申し出の勧誘、購入また応募の案内、あるいはいかなる管轄区域においても議決または承認の勧誘を目的としたものではなく、これらに当たるものではありません。また、いかなる管轄区域においても、適用法に違反する証券の売出し、発行または譲渡を行うことはできません。この情報は、当社とゴールドコープの間での取り決め合意の条項に従って、当社とゴールドコープが係わる取引案に関して行われるものであり、本取引案に関連する勧誘資料と見なされる場合があります。本取引案に関し、当社は、臨時株主総会に関する委任勧誘状を2019年3月11日にSECに提出しました。当社はまた、本取引案に関連する他の資料もSECに提出しており、今後も提出します。当社の証券保有者は、本取引案に関する委任勧誘状およびその他の関連資料を入手できるようになり次第、本取引案に関して議決または投資の決定を行う前に、これらの資料をよく読むようにしてください。これらの資料には本取引案ならびに取引の当事者に関する重要な情報が含まれています。正式な委任勧誘状は2019年3月14日に当社の株主に送付されました。当社の株主は、委任勧誘状の写し、参考として委任勧誘状に組み込まれたか、これから組み込まれる書類、ならびに当社がSECに提出した本取引案および取引当事者に関する情報が含まれる他の書類を、SECのウェブサイト(www.sec.gov)、当社のWebサイト(www.newmont.com/investor-relations/default.aspx)から無料で入手できます。あるいは当社の投資家向け広報部門(jessica.largent@newmont.com)に問い合わせるか、303-837-5484までお電話ください。ゴールドコープがSECに提出した書類の写しは、SECのウェブサイト(www.sec.gov)から無料で入手できます。

本取引案の委任状勧誘の参加者

SECの規則に基づき、当社およびその取締役、執行役員、経営陣、従業員およびその他の人は、本取引案に関連する当社株主の委任状勧誘の参加者と見なされる場合があります。投資家ならびに証券保有者は、2019年2月21日にSECに提出したフォーム10-Kによる当社の2018年度年次報告書、2018年3月9日にSECに提出した2018年度年次株主総会に関する委任勧誘状、およびSECに提出した他の関連資料が入手できるようになり次第、これらの資料を読んで、委任状勧誘における当社の一定の執行役員および取締役の氏名、所属および利益に関する詳細な情報を入手することができます。本取引案に関連した委任状勧誘におけるこれらの潜在的参加者の利益に関する追加情報は、本取引に関連して2019年3月11日にSECに提出し、2019年3月14日に株主に送付した委任勧誘状に記載されています。ゴールドコープの執行役員および取締役に関する追加情報は、入手可能になり次第、2018年3月23日にSECに提出されたフォーム40-Fによる同社の2017年度年次報告書、2018年3月16日にSECに提出した2018年度年次株主総会に関する経営情報回覧、およびSECに提出したその他の関連資料に記載されます。

i予測に関する注意事項: 本リリースで用いられる予測は「将来予想に関する記述」と見なされます。将来予想に関する記述についての上記の注意事項をご覧ください。取引完了後の予想を示す将来の情報は本質的に不確実です。増収見込み、NAV、正味現在価値の創出、相乗効果、将来の生産予想、IRR、財務の柔軟性、財務健全性などの見積もりは、その性質上予備的なものです。本取引案が完了することや、将来予想に関する情報が正しいと判明することを保証することはできません。

ii本リリースで用いられる正味現在価値(NPV)の創出は、説明目的で提示された経営陣の見積もりであり、GAAPまたは非GAAP財務指標と見なすべきではありません。NPVの創出は、本取引案による税引前の相乗効果、サプライチェーンの効率および全潜在能力向上を、見積もりの目的で20年間にわたって収益化・予測し、5%の割引率を適用して算出された経営陣の総合的見積もりです。このような見積もりは必然的に不正確なものであり、多くの判断と仮定に基づいています。期待されるNPV創出は「将来予想に関する記述」であり、リスク、不確実性、その他の要因の影響を受け、実際の価値創出が期待される価値創出とは異なるものになる可能性があります。

iii 2019年第1四半期以後の2019年配当は、取締役会によりまだ承認も宣言もされていません。将来の配当または年間配当に関する経営陣の予想は、1933年証券法第27A条(改正を含む)および1934年証券取引法第21E条(改正を含む)の意味における「将来予想に関する記述」です。これらの記述は、これらの条項およびその他の適用法で規定されたセーフハーバーの対象となります。投資家は、将来の配当に関するこのような記述には拘束力がないことに注意してください。将来の配当の宣言および支払いは、取締役会の裁量により行われ、ニューモントの財務業績、財務健全性、現金および流動性の要件、将来の見通し、金およびコモディティーの価格、ならびに取締役会が関連性があると判断したその他の要因に基づいて決定されます。取締役会は、配当の宣言と支払いに関連するすべての権限を有しています。したがって、当社普通株式に対する配当の宣言と支払いの決定において、取締役会は予告なしにいつでも支払レベルを変更または終了することができます。そのため、投資家はこれらの記述を過度に信頼しないようにしてください。

ivプロジェクトのIRR目標は、金価格を1200ドルと推定して算出されています。

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