ベルリン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界最大の「イマーシブ・メディア・スクリーン」（IMS）が設置されました（動画、1:45）。その場所は、ほかでもないヨーロッパパーク・ルストです。トリップアドバイザーの2014年トラベラーズチョイスで「ヨーロッパのベスト・テーママーク」に輝く、ドイツで最も人気が高い観光名所です。
この新しいプロジェクションドームは、ジオデジックドームの世界的大手プロバイダーでベルリンに拠点を置くゼンビジョンが開発し、クリエイティブエージェンシーのTRIADがヨーロッパパークに設置しました。
ヨーロッパパーク・ルストの最高経営責任者（CEO）でIAAPA（国際遊園地施設協会）の元プレジデントのローランド・マーク氏は、次のように述べています。「まさに夢が実現しました！ヨーロッパパークの40周年を迎えるにあたり、当園の来場者やお客さまにヨーロッパを実感できるひと時をマルチメディア体験として提供できれば、あらゆる人々にとって、この上なく特別な機会になります。その映像を、最大の移動式デジタルフルドームシステム、トラウムツァイト・ドーム（夢時間ドーム）の見事な630m²のスクリーンに投影するのですから、ひときわ素晴らしい体験になるはずです。」
感情移入を2つの方法によって最大化しています。来場者はオキュラス・リフトを使用して、周囲の環境を完全に隔離できます。またトラウムツァイト・ドームで使用されているドーム型プロジェクションによって、共有・グループ体験を作り出せます。IMSは投影面としてドーム内側に設置されているので、来場者は立ったまま頭上を見上げたり、用意されているビーンバッグにゆったりと身を任せたりして、没入感を味わえます。
ZENDOMEの内外で採用されている高度な技術は、複数のプロジェクターを同時に利用して、完璧なサラウンドサウンドで強化した映像をほぼシームレスに投影します。つまり、来場者の視野角全体をカバーすることになるため、あたかも描かれているシーン内に身を置いているかのような印象を、見る人に与えます。
このヨーロッパパーク・ルストのジオデジックドームは、現在ベルリンで建築中のツァイス・プラネタリウムとマンハイムにあるプラネタリウムを除き、ドイツ最大のデジタルフルドーム施設になります。
ヨーロッパパークのトラウムツァイト・ドームで使用されている移動式プロジェクションドームの膜は、その規模だけをみても世界で抜きん出ており、没入型体験のまったく新しい局面を切り拓いています。しかし、ルストのゼンドームは、25メートルのドームに世界で初めて移動式プロジェクション膜を使い、スクリーンを安定させるために陰圧システムを採用しているという点でも、新たな技術的ベンチマークを打ち立てています。
驚嘆に値するのは、この新しいドームの巨大な規模と技術だけではありません。建築も瞬く間に完了しており、おそらく過去最短を記録しています。ゼンビジョンの専門家がIMSの組み立てに要した期間は、わずか3日間でした。チームの幅広い経験と包括的な知識が十分に発揮されたことは明らかです。優れた品質基準を中心に、細心の注意を払って建築されたゼンドームはすでに約10年間、移動式の人目を引く建築物として、世界各地のイベントで使用されています。ベルリンに拠点を置く新興企業のゼンビジョンは、新しい没入型メディア分野で世界をリードするスペシャリストの1社に数えられます。ドイツの伝統的なエンジニアリングの粋が結集した企業です。ヨーロッパパークと新しいゼンドームの革新的な提携は、来場者のエンターテインメント価値を最大化することを目指しています。
ゼンビジョンについて
ゼンビジョンは、移動式建築物の革新でリードするサービスプロバイダーとして、信頼を寄せられています。研究を礎石とし、360°プレゼンテーション／没入型メディア、グランピング、オープンソース建築物に注力しています。可能な限り魅力的で持続可能な移動式建築物を作り出すことを目指しています。当社製品は、9m²から1000m²までを網羅しています。ゼンドームとゼンキューブは、あらゆる文化圏のあらゆる特別イベントで、効果的に人目を引くことができます。
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