コンパクトフラッシュ協会がXQDTM 2.0規格策定への参加を呼び掛け

XQDTM 2.0形式はPCI-SIG Gen 3を活用し、毎秒1000MBの最大シーケンシャル転送速度を実現

米カリフォルニア州クパティーノ--()--(ビジネスワイヤ) -- コンパクトフラッシュ協会(CFA)は、ソニー株式会社をスポンサーとして、XQD 2.0規格の策定に取り組むことを発表します。XQD 2.0規格はXQD技術ワークグループが策定に当たり、2010年10月にリリースしたXQD 1.0規格を活用したものとなります。本規格の策定に参加する新たな企業を歓迎します。

XQD 1.0に準拠したカードやコネクターは既に市場で提供されています。XQD 2.0はXQD 1.0のインターフェースと同じコネクターインターフェースを活用し、性能と後方互換性を向上させます。ホストメーカーとメディアメーカーは次世代のPCI Express®技術を活用して、この市場が求める高性能要件に貢献することができます。新しい形式はVPG(ビデオパフォーマンスギャランティー)機能を備えますが、このVPG機能はProRes™、DPX™、DNxHD™等のデジタルインターミディエイト形式に対応可能なプロファイルを持っています。

XQD 2.0規格の主な特徴は以下の通りです。

プロ向けのフォームファクター

  • 寸法:38.5mm x 29.6mm x 3.8mm
  • 耐久性と堅牢性を兼備

高性能インターフェース

  • PCI Express 3.0:8Gbps(最大1000MB/sec)
  • PCIのGen 1およびGen 2をレガシーサポート

ビデオパフォーマンスギャランティー

  • VPGの新プロファイルに対応

優れた電力管理

  • 5mWの待機時電力

CFAでボードチェアマンを務めるキヤノンの神田重人氏は、次のように述べています。「XQD 2.0形式を利用すれば、ハードウエアやイメージングのアプリケーションでPCI Expressのインフラで確立された性能上のメリットを活用することで、何年間にもわたって性能と後方互換性を向上させた製品が実現可能となります。XQD 2.0のビデオパフォーマンスギャランティー機能により、さらにハイエンドのビデオアプリケーションのニーズにも幅広く対応できるようになります。」

XQD 2.0規格の策定に関心をお持ちの方は、CFAオフィスまで入会やXQDワークグループ参加についてお問い合わせください。もしくはCFAウェブサイト(http://www.compactflash.org)をご覧ください。CFAは2012年下半期にXQD 2.0規格を提供したいと考えています。

CFA(ロゴ)、CF(ロゴ)、CF+、CFastはCFAの商標であり、その会員にはロイヤルティーなしで使用できるライセンスを提供しています。CFAはCompactFlash®、XQD両商標のライセンシーであり、その会員にはこれら商標のライセンスをロイヤルティーなしで提供しています。

写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください: http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=50349013&lang=ja

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CompactFlash Association
Mike Asao, +1-650-843-1220
mikeasao@compactflash.org

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