カー・コネクティビティー・コンソーシアムがオープンスタンダードソリューションのMirrorLinkによりスマートフォン車載インフォテインメントシステムの採用を促進

初のMirrorLink製品をフランクフルトの国際モーターショー(9月15~25日)で発表へ

MirrorLink仕様ロードマップをシカゴのカー・コネクティビティー・サミット(9月29~30日)で完全公開

Car Connectivity Consortium Summit
IAA 2011

独フランクフルト--()--(ビジネスワイヤ) -- 電話中心の車載接続ソリューションのイノベーションを世界規模で促進する組織のカー・コネクティビティー・コンソーシアム(CCC)は本日、商標MirrorLink™を発表しました。MirrorLinkはモバイル機器を車載インフォテインメントシステムへと接続するためのグローバルソリューションを提供するもので、スマートフォンと車載ディスプレーの双方向リンクを通じて、かつてない機能が可能となります。

当コンソーシアムは現在、世界の自動車市場シェアの約60%と、世界のスマートフォン市場シェアの約60%を占める企業から構成されています。2011年9月29~30日にシカゴ・マリオット・ダウンタウン・マグニフィセント・マイルで初のカー・コネクティビティー・コンソーシアム・サミットを開催します。シカゴサミットの記者会見で、標準化作業の成果と当コンソーシアムがMirrorLinkの取り組みで進めるロードマップを発表します。この取り組みは自動車、モバイル通信、消費者向け電子機器の各業界に大きな影響を及ぼすものと見られています。初のMirrorLink製品は、ドイツのフランクフルトで2011年9月15~25日にかけて開催されるIAA 国際モーターショーにて、複数のメンバー企業が発表することになっています。

カー・コネクティビティー・コンソーシアム代表のMika Rytkonenは、次のように述べています。「世界の大手自動車メーカー7社と携帯電話業界の大手ブランド6社がすでにカー・コネクティビティー・コンソーシアムに参加しています。これらは互いに非常に異なる業界ですが、1つの共通目標、すなわち乗車中にコンテンツを最適なユーザー体験で利用できるようにするという目標に向けて、力を合わせています。」

カー・コネクティビティー・コンソーシアムのエコシステム・ワークグループ議長を務めるアルフレッド・トムは、次のように述べています。「自動車業界とモバイル通信業界の提携を確立することで両業界の潜在力をフルに実現し、先進的なスマートフォンアプリケーションと自動車試験・認証を統合することができます。私たちは、新車購入者の70パーセントが何らかの形の接続機能を求めていることを知っています。素晴らしいことをお知らせしますと、私たちが持つ技術によって、消費者はこの接続機能を安全・簡単に活用して、両手でハンドルをしっかり握り、目で道路を確認することができるのです。CCCはこれら技術の標準化に努めるとともに、業界に広く普及させることに貢献していきます。」

CCCのTerminal Mode 1.0.1規格は、カー・コネクティビティー・コンソーシアムの新しい商標ブランディングの一環として、MirrorLink™ 1.0.1に名称を変更しました。MirrorLinkは、車載インダッシュディスプレーとスマートフォンで動作するアプリケーションの双方向通信を活用することで、車載モバイル機器を普及させ、双方向マルチモダール技術の体験を向上させることができます。オープンソリューションのMirrorLinkを活用することで、デジタルディスプレーやオーディオシステム、ステアリングホイールボタンなどの車載システムを運転手ないし乗客のモバイル機器にシームレスに接続することができます。カー・コネクティビティー・コンソーシアムは、車載製品で安全・効果的な方法によりモバイルアプリケーションを活用できるようにするMirrorLinkソリューションの開発に傾注していきます。その目的に向かって各種ガイドライン、認証、相互運用性試験、将来の製品を対象とするブランディングチャンスを提供します。

カー・コネクティビティー・コンソーシアムについて

カー・コネクティビティー・コンソーシアムは、スマートフォンと車載機器を接続する世界標準ソリューションMirrorLink™の開発に異業種間の提携により取り組んでいます。カー・コネクティビティー・コンソーシアムのメンバー企業は、自動車、モバイル通信、消費者向け電子機器の各業界における世界有数の企業です。アルパイン、BT Software and Research、クラリオン、ダイムラー、デルファイ、デンソー、ガーミン・インターナショナル、ゼネラルモーターズ、株式会社 本田技術研究所、HTC、ヒュンダイモーターカンパニー、Ixonos、J&Kカーエレクトロニクス株式会社、jambit GmbH、KDDI株式会社、LGエレクトロニクス、三菱電機株式会社、モトローラ・モビリティ、ノキア、パナソニック、PSA Automotive、サムスン、ソニー株式会社、Sony Ericsson AB、RealVNC Limited、ルネサス エレクトロニクス株式会社、トヨタ自動車、フォルクスワーゲンを含むメンバー企業が名を連ねています。カー・コネクティビティー・コンソーシアムはどの業界企業にも参加が開かれています。詳細情報についてはwww.carconnectivity.orgをご覧ください。

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Contacts

Nereus for Car Connectivity Consortium
Laurie Watkins, 512-322-5749 (Office)
858-349-1989 (Mobile)
lwatkins@nereus-worldwide.com
or
Lela Gradman, 503-619-0695
lgradman@nereus-worldwide.com

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