タッパーウェアブランズは、従業員の自信を高めることへの投資を企業に呼び掛ける

  • ジョージタウン大学との共同研究により、自信が利益拡大につながることを解明
  • 従業員の自信向上は売上高を22%増加させて利益に貢献
  • 自信は高めることができ、その方法は単純
  • 困難な時にサポートを提供することが従業員の自信復活の鍵

米フロリダ州オーランド--()--(ビジネスワイヤ) -- 「自信のサイクルでは、自信と成功が関係する3つの段階が順次繰り返される」

成功に至る道のりは決して平坦なものではありませんが、途中の障害は会社が従業員の自信を高める最大の機会にもなり得ます。これは、タッパーウェアブランズコーポレーション(NYSE: TUP)が本日発表した新たな調査によって明らかになった事実です。

ジョージタウン大学マクドノー経営大学院との共同で実施された調査の報告書「the Hard Value of Soft Skills(ソフトスキルのハードな価値)」によれば、事業上や職務上の成功を左右するものは自信であり、従業員の自信は地域を問わずシステマティックに高めることが可能です。この調査は、2年間をかけてブラジル、南アフリカ、米国で雇用されている4000人を対象に行われました。

何十年もの間、タッパーウェアブランズでは販売員の自信を高めることの経済的効果を確認してきました。自信の向上と利益を上げる力の間には、立証された関係が存在します。UN Womenインパクト10x10x10チャンピオンであるジョージタウン大学との共同で、タッパーウェアブランズは、自信の高さが持つこのような効果がさまざまなビジネスでも生じるかどうかの解明を目指しました。

地域やビジネスモデルを問わず、自信が上昇すれば、業績も向上します。タッパーウェアは、成功を予測する上で自信が信頼度の高い指標となることを発見しました。具体的には、自信の高い従業員は次のような結果を生みます。

  • 新たな人材獲得や契約獲得につながる糸口を得る確率が平均して27%高い
  • 売上高が平均して22%多い

ジョージタウン大学マクドノー経営大学院Raffini教授(経営学)でジョージタウン大学女性リーダーシップ研究所アカデミックディレクターのCatherine H. Tinsley博士は、このように述べています。「今後10年間に、何十億人もの女性が仕事に就きます。その成功にとって自信がどれだけ大切かを考えてみてください。自信を持っている人ほど問題を解決できることが多く、職場に革新をもたらし、独立的に働きます。それ故、企業が従業員の自信を高めることには十分な意味があります。」

厳しい時期のサポートが自信のサイクルを再始動させる

往々にして、自信に関して最も難しいことは、自信が失われた時にそれを回復する方法です。大切なことは、支援や助力が提供される雰囲気を作り、従業員が失敗から学ぶことができるようにすることです。しかし、研究によれば、このような雰囲気が最も効果を持つのは、直接の上司の指示による場合ではなく、組織の文化の中に根付いている場合です。

タッパーウェアブランズコーポレーション会長兼最高経営責任者(CEO)のRick Goingsは、次のように述べています。「何年もの間、当社の販売員を見て、自信や打たれ強さといった非認知的能力が持つ価値を直接目にしてきました。今回の調査結果では、私たちが働く場所にかかわらず、自信が企業にとっての価値であることが示されています。従業員が学んで成長することを促す文化を作ることができるかどうかは経営陣にかかっています。この調査結果を実践に生かし、従業員の自信を高めることを各社の最高経営責任者(CEO)やビジネス・リーダーに奨励したいと思います。それだけの大きな価値があるのです。」

調査では、失敗しても許されると感じている従業員は、自信が高く、生産性が高く、障害を克服する能力が高くなっています。

  • 組織が失敗を従業員の能力の欠如と捉えるのではなく努力の証しとして扱う場合、従業員の自信は最大30%高まります。
  • 高い自信を持つ従業員は、自分の生活や将来に対して45%楽観的です。
  • 自信の高い従業員は、仕事でぶつかる障害を克服できる可能性が24%高くなっています。

さらに、調査によれば、自信と成功との関連は一般的であり、タッパーウェアブランズだけでなく他社でも、国、性別、業種を問わず見られます。自信と成功の結びつきは、これまでのすべての仕事の体験や現在の仕事を問わず存在していますので、自信の存在が仕事上の経験とは独立していることが示唆されています。

調査手法

調査チームはTinsley博士が中心となり、ジョージタウン大学マクドノー経営大学院のJason Schloetzer准教授(企業経営、 the William and Karen Sonneborn Term Associate Professor)とジョージ・メイソン大学経営学スクールのMatthew Cronin准教授(経営)との共同で行われました。

この調査は2段階で実施され、明確な自信の要因を明確化すること、市場や個人の属性とは無関係に女性の自信がもたらす具体的な経済的効果を特定すること、そして女性の経済エンパワーメントにおいて自信が果たす役割を定量化することを目指しました。この調査は、タッパーウェアの現在販売員3500人とタッパーウェアに所属していない500人の就労者(ブラジル、南アフリカ、米国)を対象に実施されました。

研究者はまず、フェーズIとして、従業員がいつ最も自信を持ち、いつ最も自信を失うかを分析しました。自信と成功が関係する3つの段階が繰り返される自信のサイクルを見直し、従業員が問題や失敗に直面した際に自信を「再始動」させることに苦労していることを、研究者は聞きました。自信のサイクルを再始動する方法には、インセンティブの付与から認知プログラムまで、いろいろなものがあり得ますが、研究者は、「許される失敗」という要因を見出し、それを詳細に分析しました。この場合、許される失敗とは、失敗や障害は熱心な仕事の好ましい副産物であるという考え方が従業員に伝えられる組織文化を作ることを意味しています。

フェーズIIでは、研究者は、ブラジル、南アフリカ、米国のタッパーウェアで、無作為統制試行的試験を実施しました。まず、参加者全員が、自分が持っていると感じる自信のレベルについての調査を受けました。次に、6週間の間に、従業員は事前に用意された2本のビデオのいずれかを視聴しました。1本は失敗が成功への道のりの一部であるという「試験用」メッセージを含み、もう1本は中立的な意欲喚起のメッセージを含んでいました。各グループが自分のビデオを複数回視聴した後、参加者は再度自分の自信のレベルについての調査を受けました。さらに、研究者は、6週間の期間の開始時と終了時における販売データと人材獲得データを分析しました。タッパーウェア以外では、主観的社会的地位尺度として妥当性が確認されているマッカーサー尺度を使用し、自信、失敗、成功に影響する心理的プロセスの一般性を試験するための調査が、職を持つ成人を対象に行われました。

タッパーウェアブランズコーポレーションについて

タッパーウェアブランズコーポレーションは、310万人の独立販売員が所属する世界をリードする販売会社です。ソーシャル・セリングを活用することで、多数のブランドにわたる革新的なプレミアム製品を販売しています。製品ブランドには、デザインを重視した台所・家庭用調理・保存・盛り付けソリューションの「タッパーウェア」、美容・パーソナルケア製品の「Avroy Shlain」、「BeautiControl」、「Fuller」、「NaturCare」、「Nutrimetics」、「Nuvo」があります。

ジョージタウン大学マクドノー経営大学院とジョージタウン大学女性リーダーシップ研究所について

ジョージタウン大学マクドノー経営大学院は、世界的なビジネス教育を受ける最高の場であり、教室学習と体験的学習を通じて学生を変容させる教育を提供し、ビジネスと社会に貢献できる規律あるリーダーとして学生を育て送り出しています。ジョージタウン大学女性リーダーシップ研究所(GUWLI)はマクドノー経営大学院の学術研究センターであり、職場および世界の経済成長におけるジェンダーの影響についての研究協力と科学的調査を行うプラットフォームとして機能しています。本研究所には、優れた教授陣、ビジネス・リーダー、学生が集まり、リーダーシップ、職場での成功、報酬におけるジェンダーのギャップを埋めるための証拠に基づいた独創的で協力的なアプローチについて、知識を拡大し、理解を深め、その進歩に努めています。詳細は、guwli.georgetown.eduでご覧ください。ツイッターでのフォローをお願いします:@GUWLI

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