パナソニックとシュナイダーエレクトリックは、エネルギーマネジメントの開発・営業で戦略的に提携※①

ビルの効率とコストの最適化を容易に導入できる革新的ビルマネジメントシステムを実現

~パナソニックのVRFシステムとシュナイダーエレクトリックの「SmartStruxure™」ソリューションおよびインテリジェントルームコントローラーを統合し、革新的かつシームレスなエネルギーマネジメントを実現~

from left to right: Hiroshi Komatsubara, Chief Sales Officer Airconditioner Company, Appliance Company, Panasonic; Laurent Abadie, CEO and Chairmann, Panasonic Europe; Toshiyuki Takagi, President Air-Conditioner Company and VP Appliance Company, Panasonic; Jean Marc Zola, Commercial Senior VP, EcoBuilding Division, Schneider Electric; Jean de Kergorlay, VP Commercial Field Services & BMIS, EcoBuilding Division, Schneider Electric; Simon Le Blond, SmartSpace Commercial VP, EcoBuilding, Schneider Electric (Photo: Business Wire)

独ニュルンベルク--()--(ビジネスワイヤ) -- パナソニック株式会社(以下、パナソニック)と、シュナイダーエレクトリック株式会社※②(以下、シュナイダーエレクトリック)は、本日、HVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)設備とビルマネジメントにおける両社の専門性とリーダーシップによって戦略的に提携していくことを発表しました。

パナソニックのVRF(Variable Refrigerant Flow:ビル用マルチエアコン)が、無線通信規格ZigBee®経由でシュナイダーエレクトリックのビルマネジメントシステムおよびルームコントローラーにダイレクトで通信することで、革新的なワイヤレスソリューションを提供することが可能になります。これによりビルオーナーやビル管理者は、HVACや照明、セキュリティー、配電といったビルに関するあらゆる基幹システムを、一つのインターフェースで常時把握できるようになり、本質的な省エネ対策を採ることが可能となります。

パナソニックの役員兼エアコンカンパニー社長、高木俊幸は「私たちは、業務用および住宅用空調に重点的に投資を行い、お客様のニーズに全力でお応えしてまいりました。この度のシュナイダーエレクトリックとの提携を通じて、ビルのエネルギーマネジメントにさらなるベネフィットをお届けできることを大変うれしく思います。ビルマネジメントに最先端のVRF技術を組み合わせることで、お客さまの初期投資と運用コストの削減、そして次世代のサステイナビリティをサポートできるようになります。」 とコメント。

シュナイダーエレクトリックエコビルディング部門担当上級副社長、ローラン・バタイユ(Laurant Bataille)は「パナソニックと提携することによって、デバイスからクラウド、ビルの種類・サイズ・築年数を問わない、完全なビルマネジメントをご提供することができるようになります。この強力なデジタルバックボーンは、ビル環境の一層の可視化を実現するとともに、ビルに未来をもたらす重要な要素です。」とコメント。

パナソニックとシュナイダーエレクトリックとの共同ソリューションの特徴は、無線と有線のどちらでも導入が可能な点です。無線では、既存のインフラをそのまま利用でき、既築のビルを改良する場合に理想的です。一方、有線では、革新的なプラグアンドプレイ技術の優位性をフル活用し、広範囲にわたるVRFシステムを簡略化することや、スタンドアローンとしての導入も可能です。簡単に導入できるため、SI(システムインテグレーター)の作業時間やコストを削減できます。

パナソニックのVRFシステムは、インバーター技術でエネルギー効率を劇的に向上することで、最高のESEER(European Seasonal Energy Efficiency Ratio)を達成し、大幅な省エネに貢献。商業ビルでの普及が進んでいます。また、最低 -25°Cから最高52°Cまでの過酷な環境下でも運転できる強力な冷暖房性能を備え、高い信頼性を誇っています。

シュナイダーエレクトリックのビルマネジメントソリューション「SmartStruxure™」は、ハードウェア、ソフトウェア、エンジニアリング、導入、サービスをビルのライフサイクルに合わせカスタマイズすることで、効果的なエネルギー管理が可能。効率の最大化と運用コストの削減を実現します。このソリューションは、さまざまな情報から実行可能な解決策をリアルタイムで提供するため、ビル管理者は、エネルギーマネジメント最適化のための効率的な判断が可能になります。さらに「SmartStruxure™」は、SE8000シリーズルームコントローラーを組み込むことで、サーモスタット/温度センサーとの組み合わせが可能となり、HVACシステムのエネルギー使用量を最適化することで、運転コストの削減に貢献します。

※①:日本を除くグローバルでの提携。

※②:シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)について
Schneider Electricは世界におけるエネルギーマネジメントとオートメーションのスペシャリストです。
2015年の年間売上は270億ユーロ、グループ全体で16万人の従業員を擁し、100ヵ国以上で、安全で信頼性が高く、効率的で、持続可能な、エネルギーおよびプロセスのマネジメントソリューションを提供しています。 スイッチ一つから複雑な運用システムにいたる、テクノロジー、ソフトウェアおよびサービスは、お客様のより良い運用管理と自動化を実現します。Schneider Electricの繋ぐ技術は、業界を再編し、都市を変革し、人々の豊かな暮らしを実現します。Schneider Electricではこれを「Life Is On」と呼んでいます。
www.schneider-electric.com/jp

Contacts

Panasonic Corporation
Global Communications Department
TEL: +81-(0)3-3574-5729
FAX: +81-(0)3-3574-5691

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