ピラマル・エンタープライゼズが高活性原薬(HPAPI)の米国CDMOアッシュ・スティーブンスを買収する契約を締結

印ムンバイ--()--(ビジネスワイヤ) -- ピラマル・エンタープライゼズ・リミテッド (PEL、NSE: PEL、BSE: 500302)は本日、米国の当社完全子会社がアッシュ・スティーブンスの株式100%を取得する契約を締結したと発表しました。アッシュ・スティーブンスは米国に拠点を置く開発・製造受託会社(CDMO)で、株式取得は4295万ドルの対価に1000万ドルを上限とするアーンアウト対価を加えた全額現金取引にて行われます。将来性のある本取引は、8月末までに完了する見込みです。

ミシガン州リバービューに拠点を置くアッシュ・スティーブンスは、受託製造で50年以上の経験を持ち、世界各国のバイオテクノロジー企業、中規模および大規模の製薬企業数社にサービスを提供しています。

アッシュ・スティーブンスは6万平方フィートを超える施設、8カ所の化学薬品開発製造研究所、6カ所のフルスケール製造エリアを擁し、輝かしい評価を確立しています。それは科学主導の原理、オペレーショナルエクセレンスというモチベーション、文化として品質を重視するというものです。アッシュ・スティーブンスはHPAPIの製造を手掛けるリーダー企業の1つとして、高活性抗がん剤や他の高活性治療薬の取り扱いにおける安全性に関し、非の打ちどころのない実績を誇ります。ミシガン州にある最先端の当社製造施設は、職業曝露限界(OEL)が0.1µg/m3以下で、小規模および大規模のHPAPIの安全な取り扱いとcGMP準拠の製造に必要なエンジニアリング/封じ込め管理技術をすべて備えています。本施設は米国、EU、オーストラリア、日本、韓国、メキシコの規制当局から承認を取得しています。

ピラマル・ファーマ・ソリューションズの最高経営責任者(CEO)であるヴィヴェク・シャルマは、次のように述べています。「アッシュ・スティーブンスの買収は、提携先や協力企業に価値をもたらす資産プラットフォームを構築するという当社戦略とぴったり一致するものです。現時点で、臨床開発中の分子の約25%は強力な効果を持つものです。当社顧客は、これらプログラムの前進を支えることができるよう、信頼のおけるパートナーを探しています。北米は、当社が3カ所の現地施設でサービスを提供できる重要市場となります。すなわち、充填・最終製剤のニーズを満たすケンタッキー州のColdstream Labs、複雑な高価値のAPIを扱うトロントのTorcan工場、そして新たにHPAPIを扱うミシガン州のアッシュ・スティーブンスの3カ所です。差別化プラットフォームの保有と顧客との地理的な近接性は、戦略的提携関係を構築する上での鍵です。また本買収は、当社の抗体・薬物複合体(ADC)および注射剤の事業と相乗効果を持つと期待しています。高活性原薬と医薬品の両方を提供できるシングルソースという顧客のニーズを当社は満たすことができるようになりました。」

ピラマル・ファーマ・ソリューションズのAPI事業担当プレジデントであるマーク・キャシディー博士は、次のように述べています。「科学的卓越性の豊かな伝統と12製品の発売実績を持つアッシュ・スティーブンスは、初期開発から発売までのプログラム前進を望む顧客から選ばれるパートナーになる態勢が万全です。統合後の企業体が当社顧客にもたらすビジネス利益に加え、両社が同じ中核的価値を共有していることにも満足しています。両社とも成功している起業家が設立し、誠実さを尊重するとともに、顧客第一のアプローチで真剣に取り組んでいるのです。アッシュ・スティーブンスのチームをPiramalグループに迎えることができ、うれしく思います。このチームは当社の今後に向けた成長計画の不可欠な部分になると期待しています。」

アッシュ・スティーブンスのCEOであるスティーブン・ムンク博士は、次のように述べています。「Piramalの経営陣および管理チームと協力し、顧客に利益をもたらして患者の生活を改善するAPIソリューションを開発していきたいと思います。Piramalがそのヘルスケア事業の成長に向け示した誓約により、両社が持つ相互補完的な能力と相まって、今回の取引はアッシュ・スティーブンスと当社従業員にとって感激的なものとなっています。両社は共同で大きな価値を創出できる分野をすでに見極めており、それら目的の達成に向けて迅速に動いていきます。」

本取引は規制当局の承認を何ら前提とするものではありません。PEL関係者はいずれもアッシュ・スティーブンスといかなる利害関係も持っていません。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズがアッシュ・スティーブンスの独占財務顧問を務め、モリソン・フォースターが法律顧問を務めました。

財務面の詳細については、当社ウェブサイト(www.piramal.com)をご覧ください。

ピラマル・グループについて

アジャイ・ピラマルが率いるピラマル・グループは、インドで先頭を行く複合企業の一角を占め、世界規模で事業展開を行っています。当グループは30カ国で事業を展開し、ブランドを100カ国以上に持ち、2016会計年度には約13億ドルの売上高を上げました。当グループの多様なポートフォリオには、ヘルスケア、金融サービス、医療情報管理、ガラス包装、不動産などの業界におけるプレゼンスが含まれます。

当グループは知識・行動・ケアの中核的価値をモチベーションとしており、包括的な成長を断固として追求すると同時に、倫理および価値に基づく実務を固く守ります。慈善部門のピラマル・ファンデーションはインドの19州でヘルスケア、水、教育、女性のエンパワーメントの諸分野にわたりイニシアチブを展開しています。

ピラマル・エンタープライゼズ・リミテッドについて

ピラマル・エンタープライゼズ・リミテッド (PEL)はインドの大手多角化企業の1つで、ヘルスケア、医療情報管理、金融サービスの各分野で事業を展開しています。PELの2016会計年度の連結売上高は約10億ドルで、売上高の61%はインド国外のものです。

PELはヘルスケア分野で、CRAMS(研究製造業務受託サービス)と、吸入/注射麻酔薬の救命救急のセグメントで世界的に活躍している一流企業の一角を占めます。さらにインドのOTCセグメントでも強力なプレゼンスを有しています。

PELの医療情報管理事業部門であるディシジョン・リソーシズ・グループは、ヘルスケア業界に情報サービスを提供する市場調査組織として、米国の上位20社に含まれます。

PELは金融サービスの分野で、ピラマル・ファンド・マネジメント部門を通じ、不動産企業に包括的な金融ソリューションを提供しています。ストラクチャード・インベストメント・グループ(“SIG”)は、インドの成長ストーリーに不可欠な部分である資本集約型産業に対し、長期ペイシェント・メザニン・グロース・キャピタルを提供しています。これら企業が管理しているファンドの総額は33億ドルです。また当社は、CPPIB クレジット・インベストメントやAPG アセット・マネジメントなど、世界で冠たる年金ファンドと戦略的提携関係を築いています。PELはインドの大手金融複合体シュリラム・グループに7億ドルを超える長期エクイティ投資も行っています。

PELはBSEとインド・ナショナル証券取引所に上場しています。

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