米メリーランド州ゲイザースバーグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パットン・エレクトロニクスは本日、米国製で産業用に設計された軽量のワイヤボンディング・イーサネットエクステンダーCopperLink™ CL2300Eの事前注文を間もなく開始すると発表しました。
CL2300Eは機器間(MTM)および産業用ネットワークの長距離イーサネット(LRE)セグメントの延長に理想的であり、ワイヤボンディング技術を使用して最大4対のツイストペアを1つのイーサネット接続に結合し、優れた速度・距離性能を発揮します。
パットンのCL2300Eはあらゆる既設銅線インフラで動作するため、産業用WiFiアクセスポイント(WAP)、IPカメラ、プログラマブルラインコントローラー(PLC)、流量計、磁気センサー、SCADAシステムや産業用リモートイーサネットLANを使用するその他類似のIP対応機器を相互接続する際、新しいケーブル設置のための経費や遅延を解消することができます。
各ツイストペアはあらゆる既設銅線インフラ(UTP、STP、CAT5e、電話線など)で最大2マイル(3.2キロメートル)までイーサネットを延長し、セグメント長に応じて5.7 Mbpsから15.3 Mbpsの帯域幅を実現することができます。
銅線ケーブルの品質に疑問があり、ノイズのある環境や状況でも、CL2300Eはポイントツーポイントのイーサネット接続のための優れたソリューションとなり、60 Mbps以上の帯域幅を実現します。
パットンのバートン・A・パットン執行副社長は、次のように語っています。「MTMや産業用モノのインターネットでは、イーサネットの距離の制約は大きな障害となり得ます。設計者にとって、産業用ネットワークにパットンの産業用イーサネットエクステンダーを使用することで、どこにでもイーサネット接続を実現することができます。CopperLinkは現在、油井、パイプライン、炭鉱、道路、交通信号など、あらゆる種類のセンサーネットワークアプリケーションに設置され、機能しています。こうした多くの民生インフラプロジェクトを長距離イーサネットソリューションで支援できることに、当社は感激しています。」
堅牢な筐体、 絶縁保護コーティングされたPCBアセンブリーにより、CL2300Eは摂氏-40oから+85oの温度範囲で安定に動作し、湿度、結露、腐食に対する保護機能を備えています。
CopperLinkは自動速度調整機能でネゴシエーションを行い、各ワイヤペアに可能な最高の速度と距離を判断します。1つのワイヤペアで障害が発生すると、CL2300Eは全体のラインレートを自動調整し、安定な接続を行います。
ユーザーによる選択が可能な6種類のラインレート・モードと、すべてのペア・ボンディング設定は設定可能なため、システム設計者は必要に応じて距離と速度の組み合わせを調整することができます。
昨年11月のセキュアード・シティーズ(Secured Cities)展示会において、パットンはメリーランド州高速道路管理局(SHA)向けにCopperLinkイーサネットエクステンダーをベースに開発したIPネットワーク交通制御ソリューションを展示しました。
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