TATSUNO CITY, Japan--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--株式会社JUICE DESIGNは、離れたところからフリーハンドで操作できる新たな操作方法(シルエット・ユーザインターフェイス)を開発した。
これまでのキネクト等を用いたジェスチャー操作では、空中に掲げた手の位置に対応して、画面上のカーソルを動かしていたが、利用者は、空中にある仮想的なタッチ面が分かりづらかったり、ボタン操作の実感が伴わなかったりと、必ずしも操作性のよいものではなかった。
新しく開発された「シルエット・ユーザインターフェイス」では、利用者の手のシルエットそのものが「カーソル」になる。原理はこうだ。まず、3Dカメラ(キネクトやインテル3Dカメラなど)が、利用者の手の動きを検出し、画面上に手のシルエットを映し出す。ここで、ボタンが、手のシルエットに対して動的に動くことがポイント。
つまり、利用者は、自分の手のシルエットを使って、ボタンをつまんだり、引っ張ったりすることができるのだ。今回開発されたシステムでは、ボタンを摘むことで、クリック相当のボタン操作が実行される。
指と指が接触するときに利用者はボタン操作を触感として実感することができるので、これまでよりも素早く正確な操作が可能となった。今後は、リモコンレスのスマートテレビや、スマートグラス、インタラクティブなデジタルサイネージ、車載ディスプレイなどにSUIが導入されていく見込み。日本発の新たなユーザインターフェイスSUIは、非接触操作の世界感を一変させることだろう。
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