ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- クラバス・スウェイン・アンド・ムーア法律事務所は、元商務次官兼米特許商標局（USPTO）長官のデビッド・J・カッポス氏がパートナーとして加わったと発表しました。
カッポス氏は、世界の知的財産に関する規範・法律・実務の発展を含めて、知的財産分野における世界有数の指導者の1人として広く認められています。2009年に、カッポス氏はバラク・オバマ大統領から商務次官兼USPTO長官に任命され、この任命は米上院で承認されました。USPTO長官として、カッポス氏は2011年9月にオバマ大統領が署名した特許改革法案を受けて米特許制度の何十年来となる大規模な法制改革の達成に貢献しました。カッポス氏は法案の施行を主導し、その中でUSPTO史上最も包括的な規則策定と市民参加が実現しました。カッポス氏は、2013年2月1日付けでこの職を辞任しました。
クラバスのアレン・パーカー筆頭パートナーは、次のように述べています。「カッポス氏は、取引活動や訴訟・反トラスト問題を含む最も複雑な知的財産権問題の対処で当社の顧客を支援し、当事務所に多大な貢献をしてくれるでしょう。」
「カッポス氏の経験は、バイオ技術、消費者、一般産業、メディア、製薬、技術、電気通信にわたるクラバスの幅広い顧客と深い関連性があります。当社は、これら各分野の多くの企業の代理を務め、知的財産権問題で数十年にわたって当社が協力している企業が多数あります。」
2009年にUSPTOに入局する前は、カッポス氏は世界で最も多くの知的財産（IP）を所有するIBMの法務部門でいくつかの幹部職を歴任しました。IBMへの入社は1983年で、25年以上勤務しました。カッポス氏は、当初は開発エンジニアとして勤務し、その後弁護士として働きました。2003～2009年には、IBMでの最後の役職として、同社の知的財産部門の副社長兼アシスタントゼネラルカウンセルを務めました。その在任中に、カッポス氏は特許、商標、著作権、企業秘密保護のあらゆる側面を含むIBMの世界的な知的財産活動を管理していました。
カッポス氏は、次のように述べています。「クラバスへの入所を率直に喜んでいます。私は、IBM時代に顧客として長年にわたって多くの知的財産権問題でクラバスと緊密に協力するという幸運に恵まれました。その過程で、最も複雑で重要な企業IP問題の係争への対応に関して、可能な限り最良の結果を達成するクラバス独自の能力を非常に高く評価するようになりました。私にとって非常に重要なのは、クラバスが企業と訴訟の両領域で圧倒的な法律専門知識を持ち、顧客の事業目標に照らして知的財産を扱っている点です。」
カッポス氏は、知的財産分野の指導力で広く評価されています。2012年には、インテレクチュアル・アセットマネジメント誌によって知的財産の殿堂に加えられ、マネジングIP誌から知的財産分野で最も影響力のある50人の1人に選ばれました。2011年には、知的財産権者協会から年間最優秀知的財産専門家に選ばれました。
カッポス氏は、カリフォルニア大学デービス校から電気コンピューター工学の学士号を、カリフォルニア大学バークレー校から法学博士号を取得しています。
クラバスは、知的財産、M&A、企業財務、訴訟の各分野でリーダーとして認められています。2012年に、当事務所はUSニューズ＆ワールドリポート誌の2011～2012年最優秀法律事務所調査で知的財産権訴訟分野の「年間最優秀法律事務所」に選ばれました。さらに同年、当事務所はチェンバーズUSAとリーガル500の両誌で、M&A、証券、コマーシャルバンキング、訴訟の仕事が評価されて最上位にランクされました。
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