プリンス・スポーツ・インクと米国子会社が自己申告により連邦破産法第11条に基づく会社更生手続きを開始

米国以外の子会社は米国における申請の対象に含まれず、裁判所の監督下に置かれない

米ニュージャージー州ボーデンタウン--()--(ビジネスワイヤ)-- プリンス・スポーツ・インクとその米国子会社(以下「プリンス」または「当社」)は本日、米デラウェア地区連邦破産裁判所に連邦破産法第11条に基づく会社更生手続きの適用を申請しました。

プリンスは、同破産裁判所に再建計画の計画案と関連開示文書も提出しており、計画の確認に向けて迅速に進展することを期待しています。

プリンス・スポーツ・インクの社長兼最高経営責任者(CEO)であるゴードン・ボギズは、次のように述べています。「事業に関する選択肢を幾つか検討した結果、取締役会と経営幹部陣は、第11条の適用申請は、プリンスの安定した将来を保証するために必要なステップであるだけでなく、正しい対処策であると固く信じています。」

プリンスは、第11条の手続きを活用して、より競争力のあるビジネスモデルを確立するつもりです。プリンスは事業再生融資の確約を取り付けました。これで当社のベンダーやサプライヤーは、当社の第11条に基づく営業状態に信頼を寄せていただけるでしょう。この再建案によって、当社は6000万ドルを超える有担保債務の負担から解放されるはずです。

経済的な制約があるにもかかわらず、消費者からのプリンス製品に対する需要と当社ブランドに対する関心の高さは世界中で維持されています。プリンスは自社の事業分野において、一貫して世界中からリーダー企業として認識されています。

ボギズはさらに次のように述べています。「これまで以上に競争力のあるモデルで市場に臨み、ラケットスポーツブランドとして効率と業績を改善すると同時に、当社ブランドが潜在力を発揮する際の妨げとなっている経済的制約を排除しながら、この試練の時を切り抜けることができると期待しています。私は取締役会、経営幹部陣と共に、従業員による懸命の働きぶりと忠誠に対し、強く感謝の意を表したいと思います。プリンスはラケットスポーツ市場において、製品革新の定評ある重要な実績を明白な形で市場にもたらす世界的リーダーであり続けていますが、そこには従業員の大きな貢献があります」。プリンスは第11条の手続き中も、従業員への給与支払いおよび福利厚生と、顧客サービスを続ける計画です。米国以外の子会社(プリンス・ヨーロッパ、プリンス・イタリア、プリンス・フランス、プリンス・ベネルクス、プリンス台湾、プリンス中国など)は、手続きの対象にはならず、通常通りに営業する見込みです。

ボギズは次のようにまとめています。「プリンスは、ラケットスポーツ業界の偉大なグローバルブランドであり、将来においても同様です。今回の申請でこの事実が変わることはありません。私たちには長い歴史があり、今は素晴らしい未来に向けて、試合における選手の戦い方を次のレベルに引き上げるべく、市場を一変させる製品革新に専心する計画作りに取り組んでいます。破産法による保護を受けることで、これからもこのビジョンに全力を挙げ続けることができます。」

当社は、エキサイティングな新製品の開発プロセスを進めており、これらの革新的な製品を販売するための最善の方策を練っているところです。

プリンス・スポーツについて

プリンスは研究開発の研鑽を続け、市場を一変させる製品技術革新に専心することにより、過去40年間にわたって人々のニーズに最も良く適合した技術の多くを最初に市場投入したことで広く認知されています。オーバーサイズ技術、ロングボディー技術、EXO3技術、初のマルチフィラメント・ガット、初の「ナチュラル・フット・シェイプ」テニスシューズは、プリンスがテニス界に貢献した製品のほんの数例です。当社は今日、ラケット、フットウエア、テニスボール、ガット、グリップ、バッグ、マシン、アクセサリー、Play+Stayプログラム製品、ガット張り機を含め、テニスのあらゆるカテゴリーの製品を製造しています。プリンスの特許取得済み技術は、アーチェリー、野球、フィールドホッケー、ホッケー、ラクロスの一流パフォーマンスブランドでも使用されています。プリンス・スポーツのブランドには、プリンス(テニス、スカッシュ、バドミントン)、エクテロン(ラケットボール)、バイキング(プラットフォームテニス、パドルテニス)が含まれます。プリンスの製品は100カ国以上で販売されています。

プリンスの製品、アスリート、プログラムの詳細については、www.princetennis.comをご覧ください。

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