バハ・サン・エネルギーがArima EcoEnergyと提携し、メキシコ初となる統合ソーラー企業の設立を発表

シリコン・ボーダーのクリーンテック・パークで年内に着工

台湾・台北 & メキシコ・メヒカリ--()--(ビジネスワイヤ)-- バハ・サン・エネルギーは本日、バハカリフォルニア州のOsuna州知事が台北のArima事業所を訪問中に、メキシコ初となる統合ソーラー企業の設立について発表しました。当社は集光型ソーラーシステムの製造工場を建設し、工場で製造したパネルを発電事業規模の太陽光発電所で利用します。工場と太陽光発電所はいずれも、メキシコ・メヒカリにあるシリコン・ボーダーのクリーンテック・パークに位置することになります。この発表はバハ・サンとArima Solarが契約を交わすのと時を同じくしており、Arimaは契約締結によって出資者となるほか、バハ・サンに集光型PVソーラー技術、ガリウムヒ素半導体、その他の材料を供給するサプライヤーになります。州知事はArimaのスティーブン・リー会長や、バハ・サンおよびシリコン・ボーダーの幹部と会見しました。

初期計画には今後4年かけて行う5億ドル以上の投資が含まれます。建設する工場は、年間生産能力が100メガワット(MW)以上、直接的な雇用が4240人以上になる見通しです。当社は出力10MWのソーラーファームを手掛ける一流の顧客企業を獲得しており、年内にシリコン・ボーダーのクリーンテック・パークで新工場を着工します。工場はArimaが提供する集光型太陽光発電機器のターンキー製造ラインを装備し、セル、モジュール、2軸追尾システムを製造します。メキシコの従業員は台湾のArima Ecoで研修を受けます。最終的にはサプライチェーン全体で、サンディエゴ/バハカリフォルニア州メガ地域に8000件以上の雇用を生み出します。

バハ・サン・エネルギーは集光型太陽光発電の統合企業として、北米にも太陽エネルギーソリューションを最低コストで提供することができます。バハ・サンの製造工場はバハカリフォルニア州の境界に位置することになるため、カリフォルニア州サンディエゴにも販売・マーケティング拠点を設立します。新会社を所有するのはArima Eco、Grupo Maiz(メキシコ・モンテレイ)、シリコン・ボーダーです。

シリコン・ボーダーのD.J. Hill最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「シリコン・ボーダーのクリーンテック・パークは、再生可能エネルギー企業にとって最適な場所です。当社が最近発表したエネルギー貯蔵プロジェクトを含め、太陽光や風力、その他の再生可能エネルギーの巨大市場の中心にあるからです。当社のクリーンテック・パークから米国西部の大半の場所に、トラックで1日足らずで到達することができます。この場所は人材と税制上の優遇措置があるため、中国に対抗する上で大きな競争力を獲得できます。さらにここで製造される製品は北米自由貿易協定により、“バイ・アメリカン(米国製品優先購入)”などの景気刺激プロジェクトでも利用できます。私たちは水と廃棄物の処理施設、LED照明などのグリーンインフラも整備しているため、北米のどの場所よりも環境に配慮しています。」

Osuna州知事は次のように語っています。「メキシコのソーラー企業にとって、今が絶好のタイミングです。メキシコは世界の大半の国々と比べて1人当たりの日射量が多く、その日光を捉えて私たちが活用するためにバハカリフォルニア州にメキシコ企業を設立するのは理にかなっています。太陽エネルギー産業協会によれば、北米のソーラー市場は今後10年間に、2009年末時点の設置規模2.1GWから2020年には44GWへと拡大する見通しです。メキシコはコストと立地の優位性から、この市場拡大の過程で世界最大規模のソーラー大国になることができます。」

Arima Groupのスティーブン・リー会長は、次のように述べています。「私たちはこの新しいベンチャー事業により、当社製品を米大陸に広めると同時に、アジアを含む世界の他の地域にも手を伸ばすことができると楽観視しています。当社の支援の下、バハ・サンの経験豊かなチームが仕事をこなすと確信していますが、このプロジェクトに対する政府とArima Ecoの支援によって、この素晴らしいプロジェクトの成功は保証されることになります。今回初めてメキシコを訪問した際には、知事自らが応対してくださり、本日の契約締結の場にも臨席されています。またメヒカリ市長に加え、連邦政府のメキシコ貿易投資促進機関からは、台湾現地の貿易官と局長自身からも多大な支援を頂戴しています。メキシコは当社の決定を全面的にサポートしているのです。」

バハ・サン・エネルギーについて

メキシコ初の統合ソーラー企業となるバハ・サン・エネルギーは、ソーラーモジュール製造工場を建設し、製造したパネルを発電事業規模の太陽光発電施設で利用する計画です。工場は最終的に100MWの生産能力を提供するほか、出力150MWの発電事業規模の太陽光発電所を備えることになります。余剰電力はメキシコおよび米国の消費者と電力会社に販売します。当社はメキシコ・メヒカリにあるシリコン・ボーダーのサイエンスパークに設立されます。

Arima EcoEnergyについて

Arima EcoEnergyは台湾(Yingtao Road, Ying-Ge, New Taipei 239)に本拠を置いています。Arima EcoEnergyは1989年に台湾に設立された親会社のArima Groupから独立した企業です。Arima Groupはコンピューター、スマートフォンなどの通信機器、ディスプレー、LED照明と太陽光学製品を含むオプトエレクトロニクスの分野で成功してきた実績があります。Arima EcoEnergyは3次元追尾システムを含む集光型太陽光発電モジュールシステムに全精力を傾けています。詳しい情報については、www.arimaeco.comをご覧ください。

シリコン・ボーダーについて

シリコン・ボーダーは2000ヘクタールの「クリーンテック・パーク(CleanTECH Park)」として、風力、太陽光、藻類バイオ、スマートグリッドの分野で工場用地・エネルギー生産用地を求めている企業を含め、再生可能エネルギーセクターの専門的ニーズに応えています。シリコン・ボーダーは米国とメキシコの電力網の交差地点という戦略的な位置にあります。企業はシリコン・ボーダーに拠点を置くことで、アジアに対抗するコスト競争力を持つことができます。バハカリフォルニア自治大学(UABC)のキャンパスを含み、またカリフォルニア大学サンディエゴ校との協力により、シリコン・ボーダーは求人ニーズに十分対応することができます。詳しい情報については、www.siliconborder.comをご覧ください。

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Stacey Gaswirth, 972-239-5119 ext. 132
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