東北出身アーティスト「天地人」が震災復興支援コンサートを7月3日に開催、東北伝統文化を取り入れた曲をこの日のために上梓

収益のすべてを青森県五所川原市を通じて寄付

東北出身アーティスト「天地人」が東日本大震災復興支援コンサートを7月3日に開催(左から大沢しのぶ(大館曲げわっぱ太鼓/和太鼓)、黒澤博幸(三絃/津軽三味線)、大間ジロー(ドラム/パーカッション))(写真:Japan Union)

五所川原--()--(ビジネスワイヤ) -- 来る7月3日(日)、東北出身アーティスト3人で構成される「天地人」が東日本大震災復興支援コンサート「やってまーれ!」を青森県五所川原において開催します。「やってまーれ!」とは、津軽弁で「みんなで一緒にやっていこう」という意味で、五所川原の伝統的お祭りである立佞武多(たちねぷた)の掛け声としても有名です。

天地人は、津軽三味線の正統的継承者である黒澤博幸(岩手県出身/在住)、女流和太鼓奏者の大沢しのぶ(秋田県出身/在住)、そして元オフコースのドラマー大間ジロー(秋田県出身/在住)の三氏により2003年に結成。日本伝統音楽とロックやジャズを果敢に融合した全く新しいタイプの音楽を発表しています。

復興支援コンサート「やってまーれ!」の開催にあたって、東北出身アーティストとして何かできないかという思いから、東北の伝統文化を取り入れた曲を新たに作り上げました。「雲漢」という曲では、コンサートの名前でもある「やってまーれ!やってまーれ!」という立佞武多のお囃子がこだまし、夏祭りで町中を駆け回る山車の情景が蘇ります。また、大海原への想いを和太鼓で綴る「海想」などの新曲も初披露されます。東北人なら音色を聴いただけで気分が和み、自然と元気が出てくるメロディーばかりです。

東北沿岸部をはじめとする被災地各所へは送迎バスを運行し、一泊二日の予定で五所川原へ無料招待することも決定しました。

津軽三味線会館・館長の伊藤一弘氏は次のメッセージを寄せています。「東日本を襲った大地震と大津波は、「生と死の現実」をまざまざと見せつけました。はからずも失われた尊い命、そして言い知れぬ絶望と不安の中で立ち上がろうとする人々を目の当たりにする時、金や物だけではなく奮い立つ力と希望の種が必要であると感じます。とりわけ東北人は逆境に際しても寡黙で忍耐強い気質だと言われています。津軽三味線は逆境から生まれた民族音楽であり、鳴り物は心の解放・魂の鼓動そのものです。」

 

■東日本大震災復興支援コンサート「やってまーれ!」の詳細

日時:  2011年7月3日(日)
 開演15時(開場14時)
 
場所:  ふるさと交流圏民センター オルテンシア ふるさと交流ホール
 青森県五所川原市字幾世森24-15
 
チケット:  3.800円(前売り)、4,300円(当日)
 
ウェブサイト:   

http://nitaboh.web.fc2.com/20110703.html

       

http://www.tenchijin.info/

 

今回の震災では、黒澤の弟子2名も被災し現在も岩手県大槌町で避難生活をしています。天地人のメンバーは、震災直後から被災地へ入り物資搬入を開始。また、慰問コンサートで各地を訪れて被災者からご要望の多い民謡を中心に演奏しています。4月後半からは、大阪や京都をはじめ、岡山、伊勢、長野などで三味線ライブを開催しながら被災地の現状報告と募金活動も行っています。7月17日には、ドイツ・ミュンヘンで行われる「日独交流150周年・第16回ミュンヘン日本祭り」へ出演し、ドイツ国民から寄せられた多大なる支援への御礼ライブを行う予定です。

なお、復興支援コンサート「やってまーれ!」の収益のすべては、五所川原市を通じて寄付されます。

写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください:http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=6775963&lang=ja

Contacts

音楽事務所ジャパン・ユニオン
名和 玲子, 03-3476-4422
mail@j-u.co.jp

Release Summary

収益のすべてを青森県五所川原市を通じて寄付。東北出身アーティスト3人で構成される「天地人」が東日本大震災復興支援コンサート「やってまーれ!」を青森県五所川原において開催します。

Contacts

音楽事務所ジャパン・ユニオン
名和 玲子, 03-3476-4422
mail@j-u.co.jp