ポスコとランザテックが再生可能エネルギーで提携

ニュージーランド・オークランド--()--(ビジネスワイヤ) -- ランザテックは世界最大級の鉄鋼メーカー、ポスコとの間で、鉄鋼生産で生じる燃焼ガスをエタノールやその他の付加価値商品に変換するガス発酵技術の供与に関する了解覚書を締結したと発表した。

ポスコは、鉄鋼、電力、エネルギー、エンジニアリング、建設を手がける韓国のコングロマリットで、2010年の粗鋼生産量は3370万トンでした。

ランザテックは、エタノールと2,3-ブタンジオール(2,3-BD)の生産に非食糧系再生可能資源を使用します。2,3-ブタンジオールは、ポリマーやプラスチック、炭化水素燃料を製造する際の主要原料です。当社は、K1W1(ニュージーランド)、コースラ・ベンチャーズ(米国)、啓明創投(中国)からの投資を受け、ニュージーランドと米国の両政府から資金援助を受けています。

ランザテック最高責任者のジェニファー・ホルムグレン博士は、当社のチームがポスコと技術面で提携する機会を得たことは喜ばしいと述べています。ポスコは、連結売上高の1.7パーセント、2010年では281億米ドルのうち4億7600万米ドルを研究開発予算に計上しています。

ホルムグレン博士は、次のように述べています。「ポスコの環境配慮方針は、生産施設のエネルギー効率を高めながら温室効果ガス排出量を削減するというランザテックの技術的ビジョンに一致します。特許を取得している当社の微生物・発酵プロセスに関するライセンス契約をポスコからご提案いただいたことは、私たちのアジアでの成長戦略にも合っています。」

ポスコのチョ・ノイハ最高技術責任者(CTO)は、ガス発酵技術により鉄鋼生産の副産物からさらなる価値が生まれると述べています。

「この技術はグリーンエネルギーを生産する新しい方法を作りだし、製鉄工場での二酸化炭素の排出削減にも貢献するでしょう。」

ランザテックについて -

2005年に創業したランザテックは、ニュージーランド、米国、中国にオフィスを構えています。これらの国々やインド、韓国で、当社は鉄鋼、石炭、石油、化学、合成ガス業界のプロジェクトと提携しています。

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Media Relations for LanzaTech
Felicity Anderson, +64 21 22 40 520 (Tel or txt)
felicity@triocommunications.co.nz

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