サイバー犯罪捜査の新基準として、サイバー犯罪捜査ボディ・オブ・ナレッジが始動

ワシントン--()--(ビジネスワイヤ) -- CIBOK編集委員会は本日、その組織としての設立と「サイバー犯罪捜査ボディ・オブ・ナレッジ」(CIBOK)第1版の出版について発表しました。CIBOKは、世界各地の法執行組織と企業に新たな基準を提供できるように作られており、現代の複雑で高度化したサイバー犯罪の問題解決や防止に必要な知識、スキル、行動を提供します。CIBOKの第1版は、英語版と日本語版が用意されています。

CIBOK編集長およびサイバー犯罪捜査ボディ・オブ・ナレッジ編集委員会委員長のShane Shookは、このように語っています。「サイバー犯罪が注目を集めたり自分の能力をひけらかしたりすることを狙った個人の行動から、目標を定めた高度な関与者の組織的・協同的な活動へと変化していることで、犯罪の目的や動機を理解するために私たちの焦点を変えることが重要です。犯罪捜査では、手段、動機、機会の側面から侵害者を特定しますが、これまでのサイバー捜査では、ツール、技術、手順に重点が置かれていました。CIBOKは、従来型とサイバー領域での捜査アプローチを組み合わせて最良の効果を生み出し、サイバー犯罪活動についての社会および企業の理解が収斂していることを示す基準を提供することを意図しています。これは、世界的なサイバー犯罪に取り組む官民のアプローチをつなぐ協調・協力体制にしたいと私たちが考えているものの第一歩です。」

CIBOKには、セキュリティー研究者による法執行機関の支援、あるいは企業のリスク管理者によるサイバー犯罪の捜査におけるニーズ、背景、要件が記載されています。本書には、5つの目的があります。

1. サイバー犯罪捜査に対する常識としての一貫した世界的アプローチを普及・促進すること。

2. サイバー犯罪捜査の範囲を規定するための体系化された慣習の位置づけを図ること。

3. サイバー犯罪捜査において実践されるべき事柄の性質を実証を通じて明らかにすること。

4. サイバー犯罪捜査の計画、実行、見直しのための捜査資産としてCIBOKを活用するための構造化されたガイダンスを提供すること。

5. サイバー犯罪捜査のために開発が必要な組織と個人のスキルおよび知識を明らかにすること。

CIBOKの第1版は、トレンドマイクロが計画・調整し、スポンサーとなりました。また、法律事務所、法執行機関、学術関係者を含む多様な領域の専門家12人が協力者として執筆、レビュー、編集に携わりました。CIBOK編集委員会は、トレンドマイクロから著作権とCIBOKの管理を引き継ぎます。

CIBOKを公的財産として更新を継続していくために一般法人組織が設立され、この組織が認定プログラムや関係する研修プログラムの開発計画を立案します。

CIBOK第1版は、2017年5月から販売される予定です。書籍「CIBOK」の購入や関係組織の詳細情報については、CIBOKのウェブサイトをご覧ください。

www.cibok.org

CIBOK編集委員会について

CIBOK編集委員会は、経験豊富な法律、司法、業界のリーダー12人によって組織されており、2016年に設立された業界および法律専門家の運営委員会による付託を受け、情報通信技術(ICT)資産や社会の機能をサイバー犯罪から防衛するための支援を目的として活動しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

CIBOK Editorial Committee
Yasumoto Masakazu, +81-3-5334-3623
secretariat@cibok.org

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