アーサー・ディ・リトルがメディア企業に

コンテンツ制作の統合を推奨

グローバル・レポートから明らかになった

伝統的バリューチェーンへの圧力とオンラインセグメントの競争激化

英国ロンドン、--()--アーサー・ディ・リトル(ADL)は本日、グローバルなメディア市場における資金フローについて、今後5年間の見通しを発表しました。ADLは、オンライン上の広告収入と個人消費が伸びる一方、オフラインではそのいずれもが伸び悩むことから、伝統的なメディア企業の間で新設合併や垂直統合が今後、急増していくものと予想しています。今後も利益を確保していくためには、こうした統合の流れに乗って、隣接するセグメントに積極的に乗り出していくことがカギとなります。

ADLのTIME(通信・情報・メディア・エレクトロニクス)プラクティスがこのたび公表したレポート「Consolidate, Diversify, or Perish(統合・多角化なくして存続なし)」では、グローバル市場によるメディア業界のデジタル変革への対応を分析しています。米国企業はこれまで、動画への投資拡大によって欧州企業を上回る利益と収益の伸びを享受してきました。一方、欧州企業の多くは伝統的な報道・紙媒体の売上減少をカバーするために、オンラインセグメントに積極的に進出し、一部の企業はオンライン収入が総収入の50%を占めています。ADLでは米国企業よりも欧州企業の方が、中期的に収益が堅調に伸びるものと予測しています。

メディア業界のデジタル化を推進する主要なトレンドは、「ハイパーコネクテッド」な消費者の増大です。こうした消費者はコンテンツを所有するよりも、複数のスクリーンを介して提供されるサービスとしてコンテンツにアクセスすることを選好します。また、その多くがユーチューブやインスタグラムなどのプラットフォームを利用して提供するコンテンツのプロデューサーであり、エディターであり、アグリゲーターでもあります。このようにしてオンラインメディアとのつながりが深まることで、企業は消費者行動を分析し、対象を絞り込んだ収益性の高いコンテンツや広告を制作することができます。ADLでは、このような個別に対象を絞る手法が今後、オフライン広告のバリューチェーンにも入っていくものと見ています。

本レポートではこのほかに、オンラインセグメントへの進出を目指す企業の課題も明らかにしています。例えば、動画・音楽のストリーミング配信市場であれば、ネットフリックスやスポティファイなどの新規プレイヤーがすでに主要ポジションを抑えています。また、コンテンツのオーナーやプロデューサーも優位なポジションを確保しています。プレミアムコンテンツであれば競争の激化に伴い価格が高騰するため、魅力的な買収対象になります。

アーサー・ディ・リトルのTIMEプラクティスでメディア担当グローバルヘッドを務めるクレメンス・シュバイガーは、次のように述べています。「デジタル市場の拡大に伴い、伝統的なメディア企業には、コンテンツのクリエーター、アグリゲーター、ディストリビューターとして事業を見直す機会が訪れています。しかし、迅速に統合を進めることができなければ、長期的に競争面で不利な立場に置かれることになります」

レポート全文は、こちらからダウンロードできます。www.adl.com/mediaindustry

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Catalyst Communications
Cate Bonthuys
Tel:+447746546773
cate@catalystcomms.co.uk

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