GSMAの新しい調査結果:世界のモバイル加入者は今年中に50億人を超える

2016年、モバイル・エコシステムは世界のGDPの4.4%を占める

スペイン・バルセロナ--()--(ビジネスワイヤ)GSMAの最新の調査によると、世界のモバイル通信のユニーク加入者数は今年中には50億人を超えると予想されます。GSMAの「モバイル・エコノミー」レポート2017年世界版では、2017年半ばには加入者数50億人の節目を達成し、2019年末には57億人にまで増えるとしています。この時点で、世界人口のほぼ4分の3がモバイル・サービスに加入していることになります。この期間の加入者増加を推進するのは、主にインドなどの大きなアジア市場であり、2020年までには、インドだけでも加入者のユニーク数はさらに3億1000万人増えると予想されます。

この調査ではまた、モバイル・ブロードバンド・ネットワークとスマートフォンへ移行が続くことで、5G時代への道が開かれ、世界経済、雇用創出、社会発展に対するモバイル産業の寄与度がますます大きくなっていることが明らかになりました。

GSMAのマッツ・グランリド事務局長は次のように述べています。「モバイルは世界的プラットフォームであり、現在、世界人口の3分の2をサポートしています。モバイルは新たなデジタル経済を強化する接続性とインフラを提供し、社会経済的課題に対処しています。GSMAの最新のモバイル・エコノミー・レポートでは、スマートフォンと高速接続がほぼ行き渡ることで、人工知能などのイノベーションが実現され、デジタル変革が促進される様子を明らかにしています。モバイル事業体は2010年より自社のネットワークに1兆ドル以上を投資しており、5G時代に突入する中で、2020年までにはさらに7000億ドルを投資するでしょう。」

4Gは世界各地に拡大 – 5G時代の始まり

2016年末には、世界のモバイル加入者のユニーク数は48億人に達し、SIM接続数は79億件に達しました。1 接続の半分以上(55%)は、モバイル・ブロードバンド(3G/4G)ネットワークを利用しており、2020年には接続のほぼ4分の3を占めることになると予想されます。事業体による4Gネットワークへの継続的な投資により、4G接続だけでも2019年末には23%から41%にほぼ倍増すると予想しています。2016年末には、188カ国で580の4G(LTE)ネットワークが始動し、4Gのサービス範囲は世界人口の約60%に広がりました。

今後について、この調査では、最初の商業5Gネットワーク(LTE Release 15に基づく)は2019年に始動し、2025年には世界人口の3分の1がこのサービスを利用できるようになると予想しています。その時点での5G接続数は11億に達すると予想されます。

経済成長をサポート – 世界的目標の達成

計算では、2016年には、モバイル技術とサービスは世界のGDPの4.4%を占めています。これは3兆3000億ドルの経済価値に相当します。2この数字は、2020年には4兆2000億ドルを超え、世界の予想GDPの4.9%を占めると予想されます。これは、モバイル技術によって生産性と効率が向上し、世界の国々がその恩恵を受け続けているためです。2016年、モバイル・エコシステムは直接的・間接的に2850万人の雇用をサポートしました。2020年までにはこの数字は3090万人まで増えると予想されます。

モバイル部門はまた、公共部門の資金面でも貢献度を増しています。昨年度、この業界は総合課税として4500億ドルを支払いましたが、2020年にはこの額は5000億ドルに増えると予想されます。これには周波数オークションによる歳入は含まれていません。2016年、オークションによる歳入は約190億ドルでした。

本レポートはまた、特に、金融包摂(SDG 1をサポート)、健康と福祉(SDG 3)、男女平等(SDG 5)、インフラ(SDG 9)などの分野において、国連持続可能な開発目標(SDG)を達成する上でモバイル産業が果たす主導的役割を明らかにしています。モバイル・ネットワークはまた、世界のできる限り多くの人達がインターネットを利用できるようにする上でも非常に重要な要素です。モバイル機器でインターネットにアクセスする人の数はこの5年で倍増して36億人になり、2020年までには世界人口の60%に相当する47億人まで増えるでしょう。

グランリド事務局長はさらに次のように述べています。「モバイル技術により、さまざまな社会経済的課題に対処するツールやアプリケーションを利用でき、より効率的で環境的に持続可能な社会を構築する新しい技術とイノベーションが実現されます。GSMAとその会員企業は、世界全体でSDGを達成するため協力して取り組んでおり、モバイル・ネットワークの力を活用して、他の技術では不可能な方法でこの活動を推し進めます。」

最新のレポート「モバイル・エコノミー2017」はGSMAの調査部門であるGSMAインテリジェンスが作成しました。レポート全文および関連するインフォグラフィックはhttp://www.gsma.com/mobileeconomy/でご覧ください。

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GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち約300社は携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、GSMAモバイル・ワールド・コングレス・アメリカズ、モバイル360シリーズのカンファレンスなど、業界を主導するイベントの開催も行っています。

詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA

1 モバイル加入者のユニーク数とは、同じ人が複数のSIM接続を契約している場合でも1人と数えた場合の加入者数です。

2 GDP への貢献には、モバイル事業体による直接的/間接的貢献(0.9%)、関連産業(例:機器製造業者、インフラ供給業者)(0.5%)、間接的貢献(0.6%)、生産性向上(2.5%)が含まれます。

3 国連加盟国は2015年9月、17件の持続可能な開発目標(SDG)を採択しました。SDGでは、貧困の撲滅、気候変動の停止、不正と不平等との闘いなど、2030年までの多くの目標を設定しています。http://www.gsma.com/betterfuture/

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