米オレゴン州ビーバートン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- モノのインターネット（IoT）の有力な標準化団体であるオープン・コネクティビティー・ファンデーション（OCF）は、新規会員企業としてハイアールグループ、LGエレクトロニクス、ネットギアなど68社が加わり、会員総数が300社以上に増加したと発表しました。最大規模のIoTコンソーシアムの1つとして、OCFにおける会員企業の急増は、OCFとオールシーン・アライアンスが共通のIoT規格を策定するという共通目標を掲げて、OCFの名称と規約の下に合併すると先月発表したことを受けたものです。
アナリストらの予測では2020年までにデバイス数が250億台以上になる中で、相互運用性の確保のニーズは以前にも増して高まっています。OCFはその一端を担うため、業界を結束させ、スレッド・グループやインダストリアル・インターネット・コンソーシアムなど業界有数の15組織以上と戦略的に連携しています。またOCFは一貫して製品認証を容易化しており、最近は世界6カ所にラボを開設しています。
オープン・コネクティビティー・ファンデーションのプレジデントとして新たに任命されたマシュー・ペリー博士は、次のように語っています。「今回の合併に対する業界の反応に大変感激しています。この合併に促され70社近くが新規会員として加わり、IoTの共通規格策定に向けてOCFと協力することになったのです。これら新規会員の参加により、OCFは業界最大のコンソーシアムの1つとなり、無料のオープンIoT規格を策定するためのOCFの力が高まります。こうした規格により、企業は完全に相互運用可能な製品を消費者に提供できるようになります。」
新規会員には下記の企業が含まれます。
| • | Affinegy | • | イノピア・テクノロジーズ | |||||||
| • | Arçelik A.Ş. | • | ルグラン・フランス | |||||||
| • | ビーチウッズ・ソフトウエア | • | LGエレクトロニクス | |||||||
| • | Beijing Co-cloud Technology Ltd. | • | Midea Smart Technology Co., Ltd. | |||||||
| • | バッファロー | • | ネットギア | |||||||
| • | Fabita s.r.l. | • | ツー・ブルズ | |||||||
| • | ハイアールグループ | • | Xped Corporation |
新規会員企業の完全なリストはOCFのブログをご覧ください。
またOCFは、プラチナ会員企業の代表として選ばれた2人のディレクターを発表します。1人はコムキャストのXFINITY Homeで製品担当バイスプレジデントを務めるAnoop Mohan、もう1人はAwoXの営業開発担当ディレクターを務めるオリバー・カルモナです。2人の任期は2年間となります。
CES 2017
OCFは来年1月に開催されるCESに出展し、スマートホーム、自動車、ヘルスケアなど、多様な業界分野の製品のデモを行います。ブースには相互運用性ゾーンを設け、居間、キッチン、コネクテッドカーでIoTが実現している様子を披露します。詳細については、メールでocfpr@blancandotus.comにお問い合わせいただくか、またはスマートホームマーケットプレイスの40930番ブースにお越しください。
オープン・コネクティビティー・ファンデーションについて
何十億台ものコネクテッドデバイス（デバイス、電話、コンピューター、センサー）が、メーカー、オペレーティングシステム、チップセット、物理トランスポートに関係なく、相互通信できなければなりません。オープン・コネクティビティー・ファンデーション（OCF）は、それを実現すべく、仕様の策定と、オープンソースプロジェクトへの後援を行います。OCFは、IoT市場の膨大なチャンスを解き放ち、業界としての革新を加速し、単一のオープン仕様に基づくソリューションを創出できるよう開発者や企業を支援します。OCFは、消費者・企業・業界にとってセキュアな相互運用性を確保できるよう支援していきます。オールシーン・アライアンスはこれより、オープン・コネクティビティー・ファンデーションの下で活動することになります。詳細については、 www.openconnectivity.orgをご覧ください。
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