プロトチップス、液体用In Situ電子顕微鏡で前進

ポセイドン・セレクトが加熱と電気化学に適した革命的なツールに

プロトチップスのポセイドン・セレクト(写真:ビジネスワイヤ)

米ノースカロライナ州モリスビル--()--(ビジネスワイヤ)--プロトチップスは、液体用in situシステムであるポセイドン・セレクト(Poseidon Select)のリリースを発表します。ポセイドンを強化した本バージョンを利用すれば、科学者やエンジニアは、加熱や電気化学のオプションがあるシングルホルダーを使用して、さまざまな環境で材料と生体試料を撮像できます。電気化学の研究でも、静止/流動/加熱液体の試料の単純な撮像でも、ポセイドン・セレクトはこれらの環境であらゆる試料の高画質画像を実現すると同時に、EDSなどの一般的な分析技術にも対応します。多彩な品揃えのE-チップ(E-chip)ファミリーやユーザー設定可能なシステムを併用すれば、液体研究の可能性は無限に広がります。

このスマートニュースリリースにはマルチメディアが含まれています。リリース全文は下記でご覧ください。http://www.businesswire.com/news/home/20160407006512/en/

電池や薬物送達などのアプリケーション向けナノ材料の開発において、電子顕微鏡は決定的に重要な機器となります。電子顕微鏡はこれまで、試料を真空状態で観察することが必要であったため、試料の種類は厳しく制限され、ごく限られた情報しか得ることができませんでした。ポセイドン・セレクトはこの根本的なハードルを克服し、科学者が電子顕微鏡で撮像しながら液体中にある材料をそのままで観察できるようにしました。

ウイルスのように小さな粒子から全細胞まで、生物学者は多種多様な水分含有試料を動的にナノスケールで追究することができます。材料科学者であれば触媒、化粧品、塗料などの試料を研究することができ、電気化学者であれば透過型電子顕微鏡(TEM)の解像能力を活用しながら、本当の意味でin situの定量的電気化学を実践することができます。

ポセイドン・セレクトは、安全・正確・均一な液体加熱を実現する加熱パッケージを搭載しており、使いやすいクラリティー・ソフトウエア(Clarity™ Software)パッケージで閉ループ温度制御が可能です。また、ユーザーがTEMホルダーを取り外すことなく液体ラインを変更できる交換式チューブも搭載しています。しかも、ポセイドン・セレクトは、FEI、JEOL、日立が自社製機器で使用しても安全であると認定した唯一の液体システムです。

プロトチップスについて

プロトチップスは、革新的なin situ電子顕微鏡製品の開発をリードしています。その革命的なシステムには、液体用のポセイドン・セレクト、加熱・電気用のフュージョン(Fusion)、加圧ガス・過熱用のアトモスフィア(Atmosphere)が含まれます。プロトチップスの幅広いEチップ・コンシューマブルと使いやすいクラリティー・ソフトウエア・スイートは、in situ顕微鏡の利用法を根本から変えました。米ノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パーク地域に位置するプロトチップスは、24カ国で250以上のシステムを導入済みです。詳細については、www.protochips.comをご覧ください。

businesswire.comのソースバージョン:http://www.businesswire.com/news/home/20160407006512/en/

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Contacts

Protochips
Michael Zapata, 001.919.696.7814
mz3@protochips.com

Release Summary

Poseidon Select gives scientists and engineers the ability to image materials and biological samples in a variety of environments using a single holder with options for heating and electrochemistry.

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