Pharco Pharmaceuticals、Ravidasvirをソホスブビルと併用すると遺伝子型4型の非肝硬変HCV患者でこれまでに100%の治癒率を達成したと報告

Pharco社長「当社はエジプトにおけるC型肝炎ウイルスのまん延に対処するための最初の節目となる成果を達成」

エジプト・アレクサンドリア--()--(ビジネスワイヤ) -- エジプトの一流医薬品メーカーのPharco Pharmaceuticals,Inc.は本日、遺伝子型4型の慢性C型肝炎ウイルス患者のravidasvirおよびソホスブビルによる併用療法の第3相臨床試験の進行段階の結果を発表しました。この試験はこの種の世界的試験としては最大規模となるものです。

「Ravidasvir(PPI-668)およびソホスブビルによる治療を受けた遺伝子型4型のC型肝炎ウイルスのエジプト人患者における高いウイルス学的著効:大規模多施設第3相登録試験の結果」(High Virologic Response Rate in Egyptian HCV-Genotype 4 Patients Treated with Ravidasvir (PPI-668) and Sofosbuvir: Results of a Large Multicenter Phase 3 Registrational Trial)と題する最新演題の口頭発表は、治験責任医師のGamal Esmat医師(M.D.)が2015年11月16日に米国肝臓学会で行います。

患者300人が参加したこの第3相試験の結果から、ravidasvir 200 mgとソホスブビル400 mgの1日1回の併用治療を12週にわたって行うと、SVR12(治療後12週目のウイルス学的著効)率は全体として98%(患者261中255人)となることが示されました。非肝硬変患者の場合、これまでのパープロトコル解析の結果では100%のSVR12(患者163中163人)が達成されています。

Esmat教授は、次のように述べています。「私はこの発表がわずか6件の最新演題による口頭発表の1つとして受理されたことを光栄に思います。この試験は、治療を16週に延長した場合、代償性肝硬変患者でさえ高いSVR12をもたらす治療ができる可能性を示しています。治療が困難なインターフェロン治療の失敗経験のある肝硬変患者を16週にわたって治療した場合でも、これまで再発は起きていません。高いSVR12率は1日1回の併用療法を3カ月にわたって非肝硬変患者で行った場合、リバビリンとの併用を4カ月にわたって肝硬変患者で行った場合に達成されました。」

Imam Waked教授(M.D.)は、次のように述べています。「この試験は、患者が既にインターフェロン治療に失敗している場合でも、遺伝子型4型の非肝硬変患者の場合、ravidasvirとソホスブビルを併用すればリバビリンが必要ないことを示しています。」

治験責任医師3人の1人であるMaissa El Raziky教授(M.D.)は、次のように述べています。「この試験での治療は全体的に忍容性が良好で、1日1回の投与は患者の服薬順守を励ましました。さらに、高いウイルス学的著効は全治療群で明らかでした。」

Pharco Corporationは2014年8月、臨床段階の米国製薬会社Presidio Pharmaceuticals Inc.からravidasvir hydrochlorideのエジプトでの使用のライセンスを取得しました。2015年1月の正式スタートに向け、第3相試験に必要な承認すべてを取得済みです。

Presidioのチーフメディカルアドバイザーを務めるNathaniel A. Brown氏(M.D.)は、次のように述べています。「Pharcoのチームとエジプトの臨床専門家は、PresidioのHCV NS5A阻害薬ravidasvirとソホスブビルの併用を遺伝子型4型の大規模エジプト人患者集団で検討しており、このような方々と協力してきたことをPresidioの私たちはうれしく思います。」

Pharco Corporation社長のDr. Sherine Helmyは、次のように述べています。「この試験は当社が当国で実現することを約束している包括的科学プログラムの中で初めてとなるものです。私たちの目的は1つで、それはエジプトにおいて非常に受け入れやすいコストでHCVを効果的に根絶することにあります。ravidasvirとソホスブビルの併用は1日1回の有望な経口薬であり、忍容性が良好で、遺伝子型4型のC型肝炎ウイルスのエジプト人患者で高いウイルス学的著効を示すものです。」

PHARCOについて

Pharco Pharmaceuticals, Inc.はエジプト最大の医薬品メーカーとして、中東・北アフリカ地域で医薬製品の研究・製剤・製造・販売に専心しています。現在、Pharcoは8000人の従業員を擁し、製品の販売数は5億点を超え、エジプトの製薬市場で首位を占めています。またPharcoは世界47カ国にも製品を輸出しています。Pharcoは1つの目標に向かって努力しています。それは高い効果を持ち、安全な医薬製品を手ごろな価格で提供することです。Pharcoはravidasvir hydrochloride(従来PPI-668として知られていた)のライセンスをPresidio Pharmaceuticalsから受けています。Presidio Pharmaceuticalsはサンフランシスコを拠点とする臨床段階のスペシャルティ製薬会社です。

詳細情報については当社のウェブサイト(www.pharco.org)をご覧ください。

PRESIDIOについて

Presidio Pharmaceuticals, Inc.はサンフランシスコを拠点とする臨床段階の製薬会社として、低分子抗ウイルス薬の創薬・開発に専心しています。Presidioは現在、HCV感染に対する有効な治療薬に傾注しており、その中にはNS5AおよびNS5Bの汎遺伝子型阻害薬(それぞれravidasvirおよびPPI-383)が含まれます。

ravidasvirの詳細情報についてはwww.presidiopharma.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

EEPI – Pharco Corporation
Hanaa Abdel-Maguid
Medical Director
hepc@pharco.org
or
Pharco Pharmaceuticals, Inc.
Leo J. Redmond, 415-655-7560
Chief Financial Officer & Acting President
lredmond@presidiopharma.com

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