レノボの2015/16年度第1四半期:厳しい市場で堅実な業績

課題に対処して事業の変容を加速させる断固とした行動を実施中

香港--()--(ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ(HKSE:992)(ADR:LNVGY):

  • 売上高は107億米ドルで3%の増加、為替の影響を除いた売上高は前年度比で10%増
  • PC市場のシェアはあらゆる地域で増加し、過去最高の20.6%を記録*
  • 非現金性M&A関連会計費用**を除いた税引き前利益は1億4300万米ドル、税引き前利益は5200万米ドル
  • 非現金性M&A関連会計費用**を除いた純利益は1億9600万米ドル、純利益は1億500万ドル
  • 1株当たり利益(基本)は0.95米セント(7.36香港セント)

レノボ・グループ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)は本日、2015年6月30日に終了した第1四半期の業績を発表しました。四半期の売上高は107億米ドルで、前年同期比で3%増加しました。第1四半期の税引き前利益は、前年同期比で80%減少して5200万米ドルになりました。純利益は、前年同期比で51%減少して1億500万米ドルになりました。

レノボは、主要市場で重大な課題に直面しました。世界のPCおよびタブレット市場が大きく縮小したことに加え、スマートフォンの成長が鈍化し、競争が激しくなりました(特に中国)。ブラジルと中南米ではマクロ経済上の課題も生じ、大きな為替変動と競争の激化によって特にモトローラの収益性が悪化しました。さらに、企業向け事業では技術面の需要環境が急速に変化しています。

このような厳しい環境にもかかわらず、レノボは引き続き堅調な業績を達成しました。PC事業の世界シェアは20.6%の過去最高を記録しました。あらゆる地域でシェアが拡大し、最も重要な米国市場では3位の位置を達成してシェアは過去最高の13%になりました。タブレット市場では、レノボは1%近くシェアを拡大し、第3位の立場を強化しました。非現金性M&A関連会計費用を除けば、企業向け事業の営業利益率は3四半期連続でプラスとなりました。スマートフォンでは、当社は中国の通信事業者中心の事業モデルから世界のその他の地域の公開市場への移行を加速させ、これにより中国以外でのレノボ・ブランドのスマートフォンの売上数量は前年同期比で68%増加しました。

それにもかかわらず、税務業績が予想未達となったことで、レノボは幅広い断固とした行動を取っています。例えば、各事業の整合性の改善や費用の大幅な削減が行われ、収益力の回復、持続可能な成長、長期的目標の達成を目指しています。

レノボの楊元慶会長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「直近の四半期は、おそらく近年で最も厳しい市場環境に直面しましたが、当社はそれでも堅実な業績を達成しました。当社のPC事業は9年連続で第1位を維持しました。スマートフォン事業では、中国から世界の他の地域への戦略的移行が功を奏しました。統合企業向け事業は3四半期連続で営業PTIを達成しました。しかし、長期的で持続可能な成長を構築するため、当社は事業のあらゆる部分で先見性のある断固とした行動を取る必要があります。当社はさらに、買収した事業の各部分をモバイルと企業向け事業の従来の部分と統合し、適切な事業モデルと費用構造を構築していきます。当社はPC事業で費用を削減して効率を向上させ、業界の統合を活用して売上高を伸ばし、収益性を改善していきます。当社は、素早く力強く整合性の高いグローバル企業としてこのような努力を進めていきます。」

成長を回復するためにレノボが実施している整合性調整活動は、具体的には次のとおりです。

  • モバイル事業グループ(MBG)を再編してスマートフォンの開発・生産・量産を調整し、レノボとモトローラの相互補完的能力の活用を改善します。製品ポートフォリオはシンプルでスリムなものになり、個性を明確にした少数のモデルで構成します。ビジネスモデルはスピードのあるスリムなものになり、レノボの世界的な営業力をさらに活用し、当社の世界のサプライチェーンですでに進行している効率改善活動を加速させます。MBGは引き続き全体的なモバイル・ビジネスを牽引しますが、スマートフォン製品の設計・開発・製造はモトローラに依存することになります。
  • 企業向け事業グループは集中度を高めて位置づけを変更し、最も重要で魅力的な市場セグメントに挑みながら全体的なスピードとコスト競争力を高めます。
  • 市場統合の動きをさらに活用することでPCシェア30%を目指す取り組みを加速させ、同時に効率をさらに高めて費用を削減し、持続可能で収益性のある成長を確保します。
  • レノボの全部門で効率向上を推進します。レノボは、テクノロジー、インターネット、革新的アプローチをあらゆる部門でさらに活用し、変容を推進し、スピードと顧客中心性をさらに高めます。

この努力によって、費用が今年度下半期には約6億5000万ドル、年間では約13億5000万ドルが削減されます。この行動には、世界各地での非製造部門の従業員3200人の削減も含まれます。これは、非製造部門の人員の約10%、当社総人員数6万人の約5%に相当します。当社は再編費用として約6億ドルを使用し、約3億ドルのスマートフォン在庫を一掃するために追加支出も行います。

第1四半期の粗利益は前年同期比で22%増加して16億米ドルとなり、粗利益率は15.4%でした。営業利益は前年同期比で67%増加し、9600万米ドルとなりました。第1四半期の1株当たり利益(基本)は0.95米セント(7.36香港セント)で、2015年6月30日現在の手元資金は5億米ドルでした。

事業グループ概要***

PCとウィンドウズ・タブレットを含むPCグループ(PCG)では、レノボの四半期売上高は73億米ドルとなり、税引き前利益は前年同期比8%減の3億6800万米ドルでした。税引き前利益率は好調で5.1%となり、前年同期比で0.3ポイント改善しました。レノボは9四半期連続で第1位を維持し、市場シェアは過去最高の20.6%を記録し、第2位のベンダーとの差を拡大しました。四半期中のPCの出荷数量は1350万個となり、前年同期比で7.1%減少しました。これに対し、市場全体は12.8%の減少となっています。レノボは、あらゆる地域でシェアが拡大し、米国では第3位の位置を達成して前年同期比1.6%増で過去最高となる13%のシェアを獲得しました。レノボの目標は3年間に世界のPC市場で30%のシェアを達成することです。

モトローラ製品、レノボ・ブランドの携帯電話、アンドロイド・タブレット、スマートテレビを含むモバイル事業グループ(MBG)では、レノボの四半期売上高は、モトローラの売上高が加わったことで前年同期比33%増の21億米ドルとなりました。レノボのMBGの売上高へのモトローラの貢献は12億米ドルでした。MBGの税引き前総損失は2億9200万米ドルで、税引き前損失率は13.8%でした。

四半期中に新興市場が堅調に拡大してスマートフォンの売上高は1620万個(前年同期比2.3%増)に達しましたが、厳しい競争と技術的環境の急速な変化により、世界のスマートフォン市場でのレノボのシェアは0.5ポイント低下して4.7%になり、スマートフォン・ベンダーとして世界第5位になりました。

レノボのスマートフォン出荷台数へのモトローラの貢献は590万台であり、前年同期比で31%減少しています。この業績は、競争の激化、長期にわたる製品開発サイクルと関係する在庫問題、ブラジル(モトローラにとって大きな市場)のマクロ経済問題、損失発生によって均衡の崩れた固定費用構造といった複数の要因を原因としています。再編活動についての本日の発表で、経営陣は買収完了から4~6四半期(現時点から2~3四半期)内にモトローラで利益を上げる決意を再度強調しました。ただし、この目標は現在、モトローラの業績が含まれるMBG事業部門を含むものになっています。

タブレット市場では、レノボは引き続き市場を上回る成長を遂げました。当社は世界第3位の位置を強化し、出荷台数は前年同期比で3.8%増加して250万台になり、シェアは1位と2位の企業から奪って5.6%となりました。

Lenovo ThinkServerブランドで販売されるサーバー、ストレージ、ソフトウエア、サービスとシステムx事業部門を含む企業向け事業グループ(EBG)では、今年システムxを含めたことで売上高が前年同期比5.8倍の11億米ドルとなりました。システムxを含めてから3番目の四半期に、EBGは税引き前で営業利益を上げましたが、標準的なPTI(非現金性M&A関連会計費用を含みます)は4000万米ドルのマイナスとなりました。中小企業を対象とするThinkServerブランドは、売上高が前年同期比40%以上の堅調な拡大を見せました。レノボは、システムx取引の完了から1年後に良好な利益率で50億ドルの売上高を達成できると引き続き確信しています。

地域別概要

中国では、第1四半期の連結売上高は前年同期比16%減の32億米ドルで、世界全体の売上高の30%を占めました。営業利益率は0.7ポイント低下して4.8%になりました。この減少は、モバイルでの業績の低調が主要因です。中国のモバイル事業は、激しい競争と通信事業への補助金削減によって厳しい状態になりました。PCではレノボは安定した市場シェアを維持し、利益率も良好であり、中国企業向け事業ではThinkServerの出荷台数が堅調となり、中国のx86サーバー市場で第1位の座を取り戻すことができました。

アジア太平洋地域では、この地域全体の売上高が16億米ドルを達成してレノボの世界全体の売上高の15%を占め、営業利益率は、モトローラの業績の低調を原因として1.9ポイント低下して2.2%になりました。レノボのアジア太平洋でのPC市場のシェアは前年同期比0.9ポイント減の15.9%となりました。企業向け事業では、レノボは販路活用の専門能力とエコシステムを活用して事業を加速しました。モバイル事業では、レノボ・ブランドの電話機が非常に好調な業績を上げ、出荷台数は81.7%増加しました。

レノボの欧州/中東/アフリカ(EMEA)での第1四半期の連結売上高は26億米ドルとなり、前年同期比で5%減少しました。これは、PCの売上高が市場全体の減速と共に減速したことが原因です。EMEAは、レノボの世界全体の売上高の25%を占めました。営業利益率は前年同期比で1.9ポイント低下し、1.5%となりました。レノボのPC市場のシェアは19.9%に上昇し、前年同期比では1.9%増となりました。モバイル事業では、レノボ・ブランドの商品を中心に、スマートフォンの出荷が非常に好調で153%の増加を記録しました。企業向け事業では、EMEAチームは統合チームによってより多くの機会に挑戦しています。

南北アメリカでは、2件の買収事業が含まれたことを要因として、レノボの第1四半期の連結売上高は前年同期比で46%増加して約33億米ドルになりました。これは、レノボの世界全体の売上高の30%に相当します。営業利益率は、ブラジルとモトローラの損失が重荷となり、マイナス4%となりました。PC事業では、シェアが前年同期比で0.6ポイント増加して13.1%になりました。レノボは米国で第3位となり、シェアは過去最高の13%、出荷台数の成長率は好調な8.8%となりました。モバイル事業では、モトローラ製品の移行が鈍化したことで、南北アメリカのスマートフォン出荷台数の成長率が減少しました。企業向け事業では、今後新たな機会を獲得できる状況にあります。

* 2015年第2四半期のIDC調査を参照

** 無形資産償却費、約束手形等の帰属支払利息などを含むこれらの数字は、透明性を高め、事業の詳細な分析を助けるために提供されています。

*** 当社は、2014/15年度第2四半期業績発表まで製品別の財務の内訳を示していました。レノボの2014/15年度第3四半期中に完了したモトローラとシステムxへの投資の後は、これらの事業の業績の理解を助けるため、レノボは事業グループごとの報告を開始しました。

レノボについて

レノボ(HKSE:992)(ADR:LNVGY)はフォーチュン・グローバル500社に選ばれている460億ドル規模のリーダー企業として、消費者、商 用、エンターテインメント向けの革新的技術を提供しています。 当社の高品質でセキュアな製品とサービスのポートフォリオには、PC(名高いThinkブランドやマルチモードのYOGAブランド他)、ワークステーショ ン、サーバー、ストレージ、スマートTV、そしてスマートフォン(モトローラ・ブランドを含む)、タブレット、アプリを含むモバイル製品ファミリーを網羅 しています。 リンクトインフェイスブック、ツイッター(@Lenovo)で当社をフォローするか、www.lenovo.comをご覧ください。

     
レノボ・グループ

財務概要

2015年6月30日締め第1四半期

(単位:百万米ドル、1株当たりデータを除く)

 

第1四半期
15/16

第1四半期
14/15

前年同期比
変化率
売上高 10,716 10,395 3%
粗利益 1,647 1,349 22%
粗利益率 15.4% 13.0% 2.4ポイント
営業経費 (1,551) (1,058) 47%
売上高経費率 14.5% 10.2% 4.3ポイント
営業利益 96 291 -67%
その他の営業外経費 (44) (27) 61%
税引き前利益 52 264 -80%
税金 50 (53) N/A
当該期間の利益 102 211 -52%
非支配持分 3 3 11%
株主帰属利益 105 214 -51%
1株当たり利益(米セント)
基本 0.95 2.06 -1.11
希薄化後 0.94 2.03 -1.09

原文はbusinesswire.comでご覧ください:http://www.businesswire.com/news/home/20150812006395/en/

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