シエラ・ワイヤレスの次世代組み込み型モジュールが、モノのインターネット向けにデバイス/クラウド間の統合型アーキテクチャーを提供

最新モジュールのAirPrime® WPシリーズが統合型アプリケーション処理、リナックスベースの組み込みプラットフォーム、クラウド接続、オープンハードウエア参照設計を提供し、開発者が試作から生産へと素早く進めるように支援

パリ--()---- (ビジネスワイヤ) -- シエラ・ワイヤレス(NASDAQ:SWIR)(TSX:SW)は本日、次世代スマートワイヤレスモジュールのAirPrime® WPシリーズを発表しました。システムの複雑性を低減し、モノのインターネット向けにネットワーク接続した製品やアプリケーションを迅速に開発できる設計となっています。

シエラ・ワイヤレス組み込みソリューション部門担当バイスプレジデントのダン・シーラーは、次のように述べています。「新モジュールのAirPrime WPシリーズのリリースで、強力に統合されたデバイス/クラウド間のアーキテクチャーを提供して、当社のお客さまがより簡単に革新できるようにしました。最新モジュールのWPシリーズは、オープンソースのLegato™プラットフォームで動作するアプリケーションプロセッサーを搭載し、機器とアプリケーションの管理にAirVantage®クラウドを利用できるほか、新しいオープンハードウエア参照設計を備えています。このため開発者は、単独モジュールを使って迅速に接続型製品を開発し、あらゆるアプリケーションを動作させることができます。」

WPシリーズは、AirPrime HLシリーズと交換可能で、サイズも完全に適合します。3Gと4G LTEタイプがあるほか、一部モジュールは2Gフォールバック機能を備えています。新モジュールのWPシリーズはHLシリーズ同様、半田付けで固定したり、ソケットと利用したりできるので、製造と在庫管理を柔軟に行なえます。シエラ・ワイヤレスはWPとHLの両シリーズの製品ラインで、CF3™(common flexible form factor)という名称のフォームファクターを複数世代にわたってサポートするため、数年かけて導入予定の顧客に安全な移行手段を提供しています。

次世代AirPrime WPシリーズは、常時接続よりも電力管理を優先する必要があるアプリケーション向けに、業界トップクラスの超低電力モードを提供しています。このディープスリープモードは、常時接続が不要な太陽電池式またはバッテリー式の産業アプリケーションに理想的で、これまで実用的でなかった新たなセルラー接続アプリケーションの可能性が開かれます。

OEMと開発者にとって、プロセッサーや機器ソフトウェアに無線機能を統合するのは、複雑で時間のかかる作業ですが、地域ごとや製品世代ごとに修正が必要な場合はなおさらです。位置ベースのサービスが必要な場合は、全地球航法衛星システム(GNSS)レシーバーも統合しなければなりません。さらに無線接続によるデータ、接続されている資産、その位置を集約し、企業アプリケーションに送信する必要があります。

次世代AirPrime WPシリーズは、こうしたすべての課題に対応できるように設計されています。プロセッサーとGNSSレシーバーを統合しているため、部品数を減らし、開発者が統合に要する時間とコストを削減できます。本モジュールのプロセッサーで動作するリナックスベースのLegatoプラットフォームは、セルラーネットワークでモジュールを通信可能にするためのモデムサービスに加え、アプリケーションフレームワークと安全な処理スペースを提供し、他社製アプリケーションを利用できるようにしています。AirPrime WPモジュールは、Legatoを通じてAirVantageクラウドと予め統合してあるため、導入後は機器および機器データの設定・管理をシンプルかつ安全に行なえます。

新しいAirPrime WPシリーズ、そしてパリのシエラ・ワイヤレス・インベーション・サミットで本日発表されたオープンハードウエア参照設計(プロジェクターmangOH™)、IoTコネクターオープンインターフェース標準についての詳細情報は、http://www.sierrawireless.com/WP_launchご覧ください。

シエラ・ワイヤレスの販売窓口へのお問合せは、+1-877-687-7795 までお電話いただくか、http://www.sierrawireless.com/salesをご覧ください。

編集者への注記:

シエラ・ワイヤレス製品の画像を閲覧・ダウンロードするには、http://www.sierrawireless.com/newsroom/productimages.aspxにアクセスしてください。

シエラ・ワイヤレスについて

シエラ・ワイヤレス(NASDAQ:SWIR)(TSX:SW)は、インテリジェントな無線ソリューションでモノのインターネットを作り出し、組織が接続された世界で革新を行えるように支援しています。当社は業界で最も包括的な2G、3G、4Gの組み込みモジュールとゲートウェイのポートフォリオを提供しており、これらの製品は当社のセキュアなクラウドサービスや接続サービスとシームレスに統合できます。世界中のOEMと企業は、ネットワーク接続した製品やサービスを市場に素早く投入するために、当社の革新的ソリューションに信頼を寄せています。シエラ・ワイヤレスは世界各地に950人以上の従業員を抱え、北米、欧州、アジアで研究開発センターを運営しています。詳しい情報については、www.sierrawireless.comをご覧ください。

AirPrime、Legato、AirVantage、CF3、mangOHはシエラ・ワイヤレスの商標です。本リリースで言及するその他の製品とサービス名は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。

将来見通しに関する記述

本プレスリリースには将来見通しに関する記述が含まれ、それらの記述にはリスクおよび不確定要素が含まれています。そうした将来見通しに関する記述に関連した内容として、特に当社のサービスや製品の導入および機能強化に関する計画や時期、将来の市場状況、供給状況、流通経路やエンドユーザーからの需要状況、売上高、粗利益率、営業費用、利益、その他の予想事項、意向、計画など、このプレスリリースには含まれながら歴史的事実ではない事項があります。将来の売上高と利益に関する当社の予想は、当社の能力として、現在のところ当社が製造しておらず、規定された仕様を満たす製品を当社が首尾よく開発・製造・供給する能力に一部依存しています。このプレスリリースの中で、「計画する」、「予想する」、「考える」、その他類似の表現が使われた場合、それらの表現は通常、将来見通しに関する記述を表しています。それらの記述は当社の現在の予想を反映しています。それらの記述は、技術の変化やワイヤレスデータ通信市場の変化など、多くのリスクや不確定要素の影響を受けますが、これらに限定されるわけではありません。ワイヤレスデータ通信市場を取り巻く多くのリスクや不確定要素を踏まえ、このプレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述が現実化すると、当社が確約できないことを読者は理解する必要があります。

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Contacts

Sierra Wireless
Sharlene Myers, +1-604-232-1445
pr@sierrawireless.com

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