マイアミ マイアミ--(BUSINESS WIRE)--ソフトバンク子会社で、モバイル業界で世界最大の専門販売企業にして革新と多角化サービスのリーダー企業であるブライトスターと、モバイル／IoTバックエンドプラットフォームの大手プロバイダーKiiは本日、より適切にIoT市場を結び付けるための世界的エコシステムの構築で提携したと発表しました。このエコシステムは、IoT製品の開発だけでなく、モバイル通信事業者のチャネルや一般小売店への販売もサポートするものです。
この新しいエコシステムは「Space: The Infinity of Things™」と呼ばれ、メーカーやアプリケーションデベロッパ、小売業者やモバイル通信事業者に至るまで、IoT関連企業すべてに開かれています。世界にIoTデバイスを販売しようとするメーカーは、ブライトスターの世界的ネットワークを活用し、新しいエントリーポイントを確立することができます。メーカーやアプリケーションデベロッパはオープンなIoTプラットフォームで作業することにより、あらゆるデバイス、オペレーティングシステム、チップセットにアクセスできるようになり、IoTデバイスのための革新的な新アプリケーションや新サービスをより迅速に創り出すことができます。IoTデバイスを共同仕入れしようとするモバイル通信事業者や小売業者は、オープンなIoTエコシステムのスケールメリットを生かし、製品の市場投入を迅速化するとともに、新たなビジネスチャンスを得ることができます。
ブライトスターの最高経営企画責任者を務める大蘿淳司は、次のように語っています。「ブライトスターはモバイル分野の販売やサービス提供で他社を圧倒しており、モバイル業界のIoT市場で協業を促進するに当たり、理想的な立場にあります。当社の目標は、消費者にとって求めやすく適切な品揃えのIoTデバイスを通じて通信事業者と小売業者を結び付け、革新的製品での市場進出プロセスを加速することです。」
Kiiの最高経営責任者（CEO）を務める荒井真成は、次のように語っています。「当社はデバイスメーカー、サービスプロバイダー、開発企業に対して、IoT及びスマートフォンのバックエンドや開発ツール等のサービスをすべて提供しています。これらは、コンセプトデザインやプロトタイプ、開発に至るすべての段階で非常に重要なものであり、IoTソリューションを短期間かつ安価に構築する上で必要なものです。そしてブライトスターの世界的な流通網を通じて、様々な市場へのビジネスを展開を迅速に行えます。」
デバイスメーカーは過去にないペースでスマート製品を作り出していますが、それらの製品が顧客の手に渡るまでのプロセスはスピードが遅くしかも非効率的です。相互接続のIoT事業を行う上で基礎となるシステムやサービスを構築しようとすると、複雑で高コストとなり、時間もかかります。ブライトスターとKiiは、開発のための利用しやすいエコシステムとオープンプラットフォームを構築することにより、このプロセスを加速し、IoTの革新を推進します。
Kiiは中国アリババIoTクラウド部門にも採用されたため、このオープンなIoTプラットフォーム上で開発されるデバイスは、中国内でも大きな変更をすることなく、相互運用が可能となります。デバイスメーカーはSpaceエコシステムに参加することにより、中国を含む世界での販売の機会が開かれます。
大蘿は、次のように語っています。「スマートデバイスやIoTソリューションの成功は多くの場合、デバイス自体のみに依存するわけではなく、そのデバイスを適切な価格でで消費者に提供できるかにもかかっています。共通のクラウド、インターフェースで開発し、ブライトスターの流通網で各国のモバイル通信事業者や小売業者に大量に販売することにより、他では得られない価格での投入が可能になります。多くの市場でスマートフォンの販売が頭打ちとなっているため、通信事業者はスマートフォンやタブレットから、コネクテッドホームやモバイルヘルスデバイスなど、ライフスタイル向上製品へと拡大するよう、ポートフォリオの多様化に取り組んでいます。メーカー及びモバイル通信事業者双方にとって非常に有効なエコシステムであると考えています。」
ブライトスターは現在、このオープンなエコシステムのパートナー開拓を行っています。先のモバイルワールドコングレスにおいては、世界各国のモバイル通信事業者、小売業、IoTメーカーから参加表明を頂いており、ソフトバンクグループのソフトバンクモバイル、SBCK、ソフトバンク コマース＆サービスだけでなく、幅広く提携を行います。
また参加表明を頂いているメーカー企業は、東芝、YanKon、ThroughTek、Liquid Image、iFit®、Rooti, Fineck、Toymail、Haltian、Mozbii、Leeo、Astak、Kenzenwearなどをはじめ、ベンチャー企業から国際的なメーカーまで数多くの企業の賛同を頂いております。
詳細については、iotspace.orgをご覧ください。
ブライトスターについて
ブライトスターは、世界最大の無線専門販売代理企業であり、無線機器バリューチェーンの主な参加者であるメーカー、事業者、小売企業の業績向上を焦点とする多様なサービスを提供する大手企業です。2014年に世界で売上高100億ドル以上を計上したブライトスターは、6大陸に約9000人を雇用しています。詳細については、Brightstar.comをご覧ください。
Kiiについて
Kiiは、ネットワーク接続された世界の革新でハイパフォーマンスを求める需要への対処に傾注しており、モノのインターネット（IoT）やモバイルアプリケーションに最適化されたエンドツーエンドのバックエンドプラットフォームを提供しています。あらゆる規模の企業が1つの統合プラットフォームで構築、試験、投入、管理、最適化、ユーザー獲得を行うことで、市場投入を加速できるようにしています。NTTドコモなど、世界最大手のデバイスメーカーやモバイル通信事業者に信頼されるKiiは現在、世界で1億4000万人以上のエンドユーザーにサービスを提供しています。Kiiは世界的企業であり、米国、中国、日本にデータセンターがあります。詳細については、@KiiCorpをフォローするか、kii.comをご覧ください。
写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください：http://www.businesswire.com/multimedia/home/20150512006657/ja/
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