ディジアが「ザQtカンパニー」を発表、統一ウェブサイトを立ち上げ、20ユーロのインディー・モバイル月額サブスクリプション・プランを発表

ヘルシンキ--()--(ビジネスワイヤ)-- ディジアは、Qt(キュート)の発展と市場拡大の推進を目指すために完全所有子会社の「ザQtカンパニー」を設立したと発表しました。ザQtカンパニーの下で、まったく新たにQt商品サイトのwww.qt.ioが開始され、商業ビジネスとオープンソースのコミュニティーを1つのオンライン・チャネルにまとめます。新たな20ユーロのインディー・モバイル月額サブスクリプション・プランも始まり、最も人気のあるストアに向けたアプリの開発と配布が可能な商用ライセンスの柔軟性と手頃さを備えたパッケージでモバイル・アプリの開発者に訴求します。

ディジアのJuha Varelius最高経営責任者(CEO)は、次のように語っています。「Qtはディジアの国際的な商品ビジネスの推進力となってきましたが、この2~3年は新たな顧客の数が莫大な増加を見せました。これは、業界リーダーが技術的ビジョンをQtで標準化したところでの現象ですが、世界的なダウンロード数に特に顕著に表れています。ザQtカンパニーは独立した組織であり、Qtの商品とビジネス開発、そして地理的拡大に100%集中して投資できる環境でQtには大きな成功と成長の可能性がまだまだあると感じています。」

Qtの開発者エコシステムは現在の推定で80万人を超え、2013年12月にQt 5.2をリリースしてQtのアンドロイドとiOSへのポートを導入して以来、指数的拡大を見せています。リリースからわずか6週間でQt 5.2は50万回ダウンロードされ、リリースの4カ月後には100万回のダウンロード数に達しました。その後7月にはQt 5.3のリリースが成功し、リリース後わずか1カ月間にさらに100万回のダウンロードが確認されました。

Qtの開発者と企業の躍動するエコシステムを1つの屋根の下にまとめるため、ザQtカンパニーが進める新たなウェブサイト(www.qt.io)がQt公式のデジタル・コミュニケーション・チャネルとなり、フリーなコミュニティーのパッケージと各種の商用パッケージがダウンロードできます。この新たなウェブサイトはQtのあらゆる側面のポータルとなり、Qtの学習、試用、購入に関心のある開発者と企業のために運営されます。

エコシステムの要求に対応するため、新たな20ユーロのインディー・モバイル・パッケージがホビー開発者や10万ユーロ未満の小規模企業のために設けられ、これにはアップルのApp Store、Google Play Store、Windows Marketplaceで公開できる商用ライセンスと完全な商用の開発・配布権が含まれます。

次のメジャー・リリースとなるQt 5.4はお待たせすることなくリリースされる予定であり、8月20日に発表されたように、Qtオープンソース・ライセンスは、GNU LGPLv3を含むように変更されました。

ザQtカンパニーについて

ザQtカンパニーはディジア(NASDAQ OMXヘルシンキ取引所-DIG1V)の子会社で、Qt商品の開発、商業化、商用およびオープンソースのライセンスによるライセンス供与を使命としています。世界で80万人以上の開発者に使用されているQtはC++ベースのライブラリーとツールのフレームワークであり、強力でインタラクティブなクロスプラットフォームのアプリケーションとデバイスの開発が可能です。Qtはデスクトップ、組み込み、モバイル用の複数のオペレーティングシステムをサポートし、1つのコードを単純に再利用できるため、アプリケーションやデバイスの開発に関わる時間を開発者は大きく節約することができます。 ナビコ、ABB、ピツニーボウズ、タレス、ミシュラン、マグネッティ・マレッリ、ゼンハイザーのような業界のリーダー企業が、車載デバイス、産業オートメーション用アプリケーション、基幹システムにQtを利用したシステムを使用しています。ザQtカンパニーは、中国、フィンランド、ドイツ、ノルウェー、ロシア、スウェーデン、米国で営業しています。Qtのモットーは「Code less. Create more. Deploy everywhere. 」です。詳細については、http://qt.ioをご覧ください。

ディジアについて

2011年3月以来、ヘルシンキのサービス・コンサルティング大手企業のディジアが、Qtの商用ライセンサーとなっています。2012年9月にディジアはQt事業のすべてと知的財産をノキアから取得し、2014年にはQt技術の一層の発展と拡大を目指してディジアの単独所有法人としてザQtカンパニーを設立しました。

2014年9月、Ref: DQ127/A

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