東芝:低消費電流の光伝送モジュールの発売について

ラインアップに4製品を追加

東芝:光伝送モジュール「トスリンク(R)」 (写真:ビジネスワイヤ)

東京--()--(ビジネスワイヤ) -- 東芝は低消費電流で、DC~10Mb/sまでの信号をプラスチック光ファイバー(APF) を使用して、最大100mまで通信を行うことができる光伝送モジュールを製品化し、4月から量産を開始します。

光伝送モジュール「トスリンク®」の新しいラインアップとなる新製品は、当社独自の高い信頼性を備えた高出力赤色LEDを搭載することにより、40m~100mの伝送距離を6mAの駆動電流で動作可能となりました。また、0.2m~50mの伝送距離では1.5mAの駆動電流で動作可能であり、従来製品注1と比べ約90%の消費電流を削減しています。光受信モジュールは、フォトダイオード、増幅回路、波形整形回路(ATC回路)を内蔵したワンチップ受光ICを採用し、20mA(最大)で動作させることができます。

パッケージは水平タイプと垂直タイプの2種類で展開し、水平タイプの光送信モジュール「TOTX1350(F)」と光受信モジュール「TORX1350(F)」、垂直タイプの光送信モジュール「TOTX1350(V,F)」と光受信モジュール「TORX1350(V,F)」の4製品をラインアップに追加します。

産業用機器や制御機器、風力発電・太陽光発電システム、アミューズメント機器等に新製品を使用することにより、高速・長距離かつ低消費電流の省エネ光通信の実現に貢献することが可能になります。

応用機器

風力発電システム・太陽光発電システム、制御機器、アミューズメント機器、バッテリー制御機器、産業機器などの制御信号の伝送

新製品の主な仕様

・送信側:IF=6mA(伝送距離40m~100m) / IF=1.5mA(伝送距離0.2m~50m)
・受信側:20mA(最大) / 9mA(標準)
・伝送速度:DC~10Mb/s(NRZ符号)
・伝送距離:0.2m~100m(APF使用時)
・水平/垂直タイプ:
    水平タイプ:TOTX1350(F)、TORX1350(F)
    垂直タイプ:TOTX1350(V,F)、TORX1350(V,F)
・JIS F05形光コネクタ対応
・動作温度:-40 - 85℃
・電源電圧:5±0.25V

注1:従来製品「TOTX1950(F)」
*トスリンク®は東芝の登録商標です。

光半導体製品については下記ページをご覧ください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/opto/index.html

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
オプトデバイス営業推進部
Tel: 03-3457-3431

*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
東芝 セミコンダクター&ストレージ社
高畑浩二
Tel: 03-3457-4963
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp

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