LINBITが高可用性ソリューションDRBDの新バージョンを発表

現在、DRBD9ベータ版を提供中

Copyright LINBIT Vienna DRBD Authors Lars Ellenberg, Philipp Reisner (Photo: LINBIT)

ウィーン&米オレゴン州ビーバートン--()--(ビジネスワイヤ) -- LINBITは公式Linuxカーネルの要素としてDRBDを開発し、10年以上にわたり、データおよびサービスの高可用性で専門企業の地位にあります。全面的に刷新したDRBD9はエンタープライズ高可用性を次のレベルに引き上げるものです。それはメッシュネットワークにおけるマルチノードの複製を実現することで可能となります。これは業界初の成果です。

事業に不可欠なデータの可用性は、企業の成功にとって重要な要素になっています。LINBITはDRBDによって、そうした信頼性を保証するための複製技術を提供しています。世界中から月に1万5000件のDRBDアクティベーションが任意にLINBITへと報告されています。

DRBD9ベータで新バージョンとなりました。30以上のノードないしサーバーを地域分散ネットワークで同期させることができます。DRBDオーサーのフィリップ・レイスネルは、次のように述べています。「従来のプロセスではプライマリーノードからセカンダリーノードへと複製し、セカンダリー以降では下位レベルノード1つのみの追加が可能でした。当社はDRBD9によってネットワーク全体の同期を維持するソリューションを創出しました。これはDRBD9ユーザーが理論的な可用性99.999%にさらにコンマ9を追加できることを意味します。」

DRBD9は「自動プロモート」機能など数多くの新機能を備えています。自動プロモート機能は、KVMやXenのような仮想マシンのライブマイグレーションとの統合を顕著に改善します。さらに、SSDを使用することで性能が確実に高まります。

修士論文が世界的な成功の発端

レイスネルはウィーン工科大学における自身の修士論文として1999年にDRBDの初バージョンを開発しました。それ以来、DRBDは世界的な成功を収めています。DRBDはGPL(GNU一般公衆利用許諾書)の下で入手でき、2010年2月からDRBDモジュールは公式Linuxカーネルの構成要素となっています。

LINBITは世界中にエンタープライズクラスのソフトウエアを提供

LINBITのビジネスモデルは企業向けサブスクリプションパッケージをDRBDのサポートおよびメンテナンスと共に提供するもので、このモデルによって将来のソフトウエア開発がサポートされます。

フィリップ・レイスネルは、次のように説明しています。「当社はDRBDで野心的な計画を持っています。コミュニティーからベータ版についてのフィードバックを同ソフトウエアに取り込み次第、公式バージョンをリリースし、さらなる機能を搭載していきます。」

LINBITについて

LINBITは2001年にオーストリアで設立されました。ウィーンと米国にオフィスを構える当社は、DRBDに関するメンテナンス、開発、年中無休24時間体制の電話・電子メールによるサポートを行っています。

www.linbit.com/drbd9

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

Contacts

LINBIT
Gerhard Sternath
Phone: +43-1-8178292-52
E-Mail: gerhard.sternath@linbit.com

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