米イリノイ州ローリングメドーズ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 世界のIT専門家9万5000人以上で構成される非営利団体のISACAは、新資格「公認リスク・情報システム管理者」（CRISC）認定の特例経過措置（グランドファザリング制度）への需要が高いことから、2011年6月30日まで期間を延長しました。この経過措置は、該当する経験を持つ人を無試験で認定する制度です。2010年4月にグランドファザリング制度が開始されて以来、9000人を超えるITおよびビジネス専門家がCRISC認定を申請しています。
ISACAのCRISC認定委員会のアース・フィッシャー委員長（CISA、CRISC）は、次のように語っています。「ビジネスの世界でリスク管理は急速に大きな問題になっています。CRISCの価値は既に雇用側に認められていますが、それはIT関連のビジネスリスクを有効に管理する能力を備えた人材を識別するためにCRISCが役立つからです。CRISCなどの世界的に通用する認定を取得することは、皆さん自身を市場で差別化する上でも素晴らしい方法です。」
専門家は、CRISC（「シーリスク」と発音）資格認定を得ることで、リスクに基づく効果的な情報システム管理の設計、実装、監視、保守に関する能力を実証することができます。CRISC認定の対象となる実務専門領域は以下の通りです。
- リスクの特定・査定・評価
- リスクへの対応
- リスクの監視
- 情報システム管理の設計と実装
- 情報システム管理の監視と保守
CRISCのグランドファザリング制度により、高度な経験を備えた専門家は8年間の関連業務経験を提示することでCRISC認定試験を受けずにCRISC資格を申請することができます。CRISC認定のグランドファザリング制度に関する詳細については、www.isaca.org/criscgfappをご覧ください。
第1回のCRISC認定試験は2011年6月11日に実施されます。詳細については、www.isaca.org/criscをご覧ください。
ISACAは以下の3種類の認定も行っており、これらの資格は世界の多くの業界、政府機関、専門家によって認められています。
- 公認情報システム監査人（CISA）。1978年以来、8万4000人を超える専門家が取得しています。
- 公認情報セキュリティーマネジャー（CISM）。2002年以来、1万6000人を超える専門家が取得しています。
- 公認企業ITガバナンス専門家（CGEIT）。2007年以来、4600人を超える専門家が取得しています。
ISACA認定資格に関する詳細については、www.isaca.org/certificationをご覧ください。
ISACAについて
160カ国、9万5000人の会員で構成されるISACA®（www.isaca.org）は、情報システム（IS）の保証とセキュリティー、企業ITのガバナンスと管理、IT関連リスクとコンプライアンスに関する知識、認定、コミュニティー、啓発、教育を提供する世界的な大手組織です。1969年に設立された非営利独立組織のISACAは、国際会議の開催、ISACAジャーナルの刊行、国際IS監査・統制基準の策定を行い、情報システムへの信頼感の向上や情報システムの価値の実現に努力する会員を支援しています。また、世界的に尊重されている公認情報システム監査人（CISA®）、公認情報セキュリティーマネジャー（CISM®）、公認企業ITガバナンス専門家（CGEIT®）、公認リスク・情報システム管理者（CRISC™）の認定を行い、ITスキルと知識の向上と証明に務めています。
ISACAは常にCOBIT®を更新しています。これは、保証、セキュリティー、リスク、統制の領域を中心に、IT専門家と企業経営者がITガバナンスと管理の責任を遂行する上で役立ち、企業にメリットをもたらします。
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